私のような80、90年代クルマ好きにはうってつけの「ハチマルヒーロー」。創刊号から購入し続けています。赤ハチロクの表紙の創刊号が出たのが2005年・・・結構経っているんですネ(^_^;)
そんな現在発売中のハチマルヒーローVol.15、表紙の240RSをはじめとした限定車特集。240RSやセリカGT-TS、ギャランVR-4 RS、U12ブルーバードSSS-Rなどといった、少々マニアックな限定車をピックアップしているのがそそられます(^_^;)
80年代のカー・オブ・ザ・イヤー受賞車を取り上げるコーナー、「今だから語る80日本カー・オブ・ザ・イヤー」では、AW10系MR2をピックアップ。
MR2の「MR」って、「ミッドシップ・レーシング」と思うがちだが、実は「ミッドシップ・ランナバウト」・・・まだ未知の、日本初の市販ミッドシップカーなので、親しみやすさを狙ってとの理由で「ランナバウト」。
ミッドシップカーといえばスポーツ性だが、スポーツ性というものはマニア好みで、ユーザーが限られてしまう・・・ミッドシップカーとはいえ、大量生産車のMR2にはスポーツ性より親しみやすさ。大量生産車の宿命かもしれませんね(^_^;)
外見はバリバリミッドシップカーしてるMR2。でも車高は特別低くなく1250mm。私のZ32が1255mm・・・ほとんど変わらないですネ(^_^;) バンパーノーズもあまり低くなく、前方の感覚がつかめやすそう(*^_^*)
インテリアもバリバリスポーツしてるMR2。でも灰皿やライトのスイッチが使いやすかったり、扱いやすさと居心地の良さの為にシートのヒップポイントを高めにしたりと、トヨタ流おもてなし。
AW10系MR2のコンセプトは、コミューター。現代だとiQやスマート、10年位前に出たスズキツインのような感じですかね(*^_^*)
正直なところ、私、今までこのAW10系って、スッキリしない、詰まり感のあるデザインだと思っていました。ミッドシップなんだから、フェラーリみたいに堂々とスマートになれなっかたもんかと(*_*) スポーツカーとしてでなく、実用性のあるコミューターとして出たから、あのデザインなんですね(*^_^*) 納得しました!
コミューターである一方、運転の楽しさにもこだわったAW10系MR2。トヨタの車両開発時の、マスタードライバー制度を最初に取り入れたのが、AW10系。結果、軽快なハンドリングとなり、運動性能も高く評価されました。
そして、現在・・・マスタードライバーによって生み出されたレクサスLFA、シティコミューターとして生み出されたiQ。AW10系が築いたモノとAW10系のコンセプトは、今もトヨタのクルマ作りで健在です。
Posted at 2011/05/03 22:10:56 | |
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