取り出したるはカー&ドライバー1990年10/10日号・・・赤ラベルの方ですね(^_^;)
今号の主役はNSX・・・今号が発売されたのが90年の9/10日、そしてNSXが発売されたのが90年9/13日。NSX発売前夜のカー&ドライバー!
今の日本のスーパーカーと言えばR35GT-RとレクサスLFA・・・そして20年前の日本のスーパーカーがこのNSX(*^_^*)
NSX発売前夜という事で、今号ではNSX特集を2本立て・・・欧州仕様のNSXで詳細を紹介する「NEW HONDA NSX」、アメリカのカー&ドライバーが行った北米仕様アキュラNSXの比較テスト「アキュラNSX比較試乗inUSA」
つまり、今号では、欧州&北米、両方の輸出仕様NSXが見られます(*^_^*) ただし、肝心の日本仕様は載ってません(*_*)
「アキュラNSX比較試乗inUSA」はアメリカ色濃い企画(*^_^*)
アキュラNSXのライバルとして米カー&ドライバーがノミネートしたのがポルシェ964カレラ4カブリオレ、C4コルベットZR-1、フェラーリ348ts、ロータスエスプリターボSE・・・カレラ4カブリオレ、348tsとオープンモデルをノミネートしたのも、オープン大国アメリカらしい一面(*^_^*)
アメリカ人のクルマ批評には、辛口コメントが付き物。今号でも幾つかありましたね(^_^;)
「ゼリーのようなスタイリングだ」(カレラ4)
「インパネがあんなに不細工でさえなかったらなァ」(ZR-1)
「高速ドライブがすごく怖いクルマだよ」(348ts)
「メーター類は、ありあわせのパーツをそのままダッシュボードに取り付けたようにしか見えない」(エスプリ)
記事を一部出しましたが、オーナーやファンの方、気を悪くされてしまったならすいません。ホント、辛口です(*_*) 期待の新型アキュラNSXにはさすがに辛口コメはなかった(^_^;)
辛口なのは、表現がオーバーだから。よって絶賛もアリ(^_^;)
「シフトフィーリングが市内電話のようにクリアで直接的」(カレラ4)
「グッドイヤー・イーグルZRタイヤは、エキポシ系樹脂剤のように舗装路面へ吸いつき、強大なGを生み出す」(ZR-1)
「生き生きとした性格や妥協を受け付けない姿勢」(348ts)
「ブースト圧が高まって、外の景色が後方へ矢のように流れ出したときのエスプリには大きな魅力がある」(エスプリ)
そしてNSXには「ホンダは1960年代、バイクの市場に新しい生命を吹き込み、1970年代にはスモールカーのマーケットに新しいスタイルをもたらした。いまホンダは、世界に向けてスーパーカーの作り方を教えようとしている」
NSXの後、スーパーカーの世界にもオートマティックが普及し、NSXの影響を受けたフェラーリF355が出て、後の世代になってもやはりNSXのパッケージを参考にしたというロータスエヴォーラが出て、NSXに続けとR35GT-R、レクサスLFAの和製スーパーカー勢が出て・・・とNSXの影響力は強し(*^_^*)
噂が出れどなかなか出現しないNSX後継車。後釜がいない現在、NSXの魅力は増すばかりですね(^_-)
Posted at 2011/05/22 00:03:23 | |
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