Z32の後継車、Z33フェアレディZが現れたのが10年前。
・・・2001年初頭に、デトロイトショーで発表されたプロトタイプ「Zコンセプト」が初お目見えの場☆ その後の東京モーターショーで量産型が公開され、翌2002年7月に販売開始☆
実は私、当初、Z33は好きではありませんでした・・・カッコイイんだか悪いんだかが判別しにくく、Zとして受け入れがたい、って印象(*_*) 「何なのコレ?」、って感じ(@_@;)
・・・無念にもZ32の生産終了と同時に途絶えてしまったZカーブランド。その復活となる新生Zカー、Z33。歴史がありファンも多くいる名スポーツカーブランドなので、過去のモデルを大いに意識したスタイルで登場するものだと自分勝手ながら期待していました(*^_^*)
・・・恐らくS30テイストか、Z32テイストかな♪、って(*^_^*)
そしていよいよデトロイトショーで発表された「Zコンセプト」を見てビックリ\(◎o◎)/!
・・・Z32にもS30にも似てねぇべよ! マジでコイツがニューZ?
まぁあくまでこの「Zコンセプト」」はプロトタイプ。市販時にはもっとカッコよく、過去のZっぽくなるんだろう・・・と、市販モデル発表を期待♪
そしてデトロイトショーから10カ月後の東京モーターショー☆ 市販型ニューフェアレディZ、通称Z33をお披露目!
・・・あの「Zコンセプト」の面影そのままじゃないか(@_@;) マジでこのままやるんだ(^_^;)
翌2002年7月、Z33フェアレディZ販売開始!
Z33のデザインを受け入れられずにいましたが、さっそくディーラーに見に行ったり、色んな雑誌を買ったりと、このニューZを勉強(^_^;)
・・・でもなお、33のデザインに抵抗アリ(@_@;)
一方、そんな私の感性に反するように、33特集を載せているどの雑誌にも、「カッコイイ」「美しい」の言葉が多く出ていました。開発陣のインタビューやジャーナリストらの言葉で。
・・・33って、玄人陣にはカッコよく見えるの? ZだったらS30かZ32テイストじゃなきゃダメだっぺよ!
S30やZ32らとは違うデザインの、Z33のデザインがカッコイイという言葉がどうにもひっかかってしまった私(@_@;) 33のどこがいいんだかよう分からん(*_*)
どこがカッコイイのか・・・と、とにかく33のデザインが気になってしまった私(^_^;) ジックリと33を見たくなりました。
ジックリ見るとなっても、いきなり実車買うほど気前もよくないし、カネもない・・・かといって、毎日毎日、ディーラーでただただ実車見学をジックリするなんてのもありえない事(*_*)
・・・とりあえず、タミヤからリリースされていた、1/24スケールのプラモデルを購入し、組立て(*^_^*) 小スケールながらも、これなら疑似実車ジックリ観察が出来ますし(^_^;)
・・・コチラがそのタミヤのZ33。当時、忙しい時期だったのもあって、塗装もせずにさっさと組み上げた、手抜き作品(^_^;)
ちなみにこのタミヤの1/24スケールのZ33って、実車販売のはるか前の2001年の東京モーターショーで市販モデルが発表された時に販売開始☆ 実車より前にプラモデルが販売されるのは異例です☆
・・・タミヤの1/24スケールのカーモデルといえば、エンジンや足回りも精密に再現した好キットが常でしたが、この33はエンジンなし、足回りは前後ともシャフトでステア不可、と呆気ないほどシンプルな内容(@_@;) おそらく初心者も組み立てやすいようにしたのでしょう・・・注目クルマでしたからね(*^_^*)
このタミヤZ33、完成させて部屋に飾りました(*^_^*) 部屋にあるのでもちろん毎日眺められます☆
毎日眺めていると、33のデザインに慣れてくるんですよね(*^_^*)
・・・抵抗があった33に徐々に慣れてきて、次第にカッコよく見えるようになってきました♪
デビュー時には感じ取れなかった33のカッコよさが、「慣れ」によってようやく分かったって感じです(*^_^*)
・・・33の開発陣やジャーナリストらがデビュー時にカッコイイと言っていたのは、デビュー前から33を見ていて慣れていたからなんでしょうね(*^_^*)
S30やZ32のように初対面でカッコイイと直感出来るスポーツカーだけでなく、Z33のようにジックリとカッコよさが分かってくるスポーツカーもあるモンなんだと、勉強になりましたね(*^_^*)
パッと見は、過去のZカーらとは違うようなデザインのZ33ですが、やはりZカーですもの、過去の先輩方への「オマージュ」があります♪
・・・Cピラー周りのデザインはZ32テイストですし、ヘッドライトを真正面から見ると、ライトカバーが付いている240ZGに似通っています(*^_^*)
Z33の少し後にデビューしたフォードマスタングは、初代のイメージそのままダイレクトなデザインで魅力を放ちました・・・マスタングの成功に続き、チャレンジャーやカマロも、昔のイメージそのままでデビュー☆
・・・Z33は、アメリカ勢とは逆のやり方なんですね(*^_^*) 昔のイメージは要所要所にちりばめて、デザイン全体は未来に向かっている、ってトコかな☆
そしてその、Z33の未来に向けたZカー像を受け継いでるのが現行Z34なのは、一目瞭然(*^_^*) Z33が放った新たなZカー像、もう確固たる存在となっています♪
2002年のデビューから10年がたち、普段目にするZ33にも変なモンでベテランの貫禄、ってのを感じるようになりました(*^_^*) デビュー時にはクールな、マシーン的なイメージが強かったのですがね(^_^;)
・・・人間味が付いてきた、のかな(*^_^*)
・・・Z32にも、かつて同じ事感じましたね(*^_^*)
ちなみに、かつて作ったタミヤのZ33、やはり手抜き作成だったのでリベンジをしたくなり、その後やりました(^_^;)
・・・リベンジを2度、敢行(^_^;) 左側の派手な33は、アメリカAMT社の1/25スケールの、映画「ワイルドスピード3」に出ていたZ33。劇中の33は日本のフェアレディZだったので、このキットも右ハンドルのフェアレディZ☆ ヴェルサイドエアロとボルクのアルミ、そしてエンジンも再現されています♪ アメリカのモデルらしく、デフォルメが大ざっぱですがね(^_^;)
そして右側の黒い33は、タミヤの1/24スケールのバージョンニスモ。とりあえずハンドルやシフトノブを赤にして「380RS」にしてみました♪ 「380RS」エンブレムはないんですがね(@_@;)
Z33と同じ頃デビューした、コチラのスポーツカー・・・
・・・コチラも、既に旧世代になりましたが、私、未だにカッコイイんだか悪いんだかが分からないんですよね、ホントに(@_@;)
「慣れ」が足らないから・・・いや、「慣れ」の機会がないから(^_^;)