
井上尚弥選手の活躍の影で、比嘉大吾さんが引退を決めました。
世界の頂点に立ちながら、彼ほど奈落に落とされた選手はいないのではと思います。
15試合連続KO勝利を収め、連続KO勝利数の日本記録に並ぶと共に、デビュー戦からの連続KO勝利数で日本新記録を樹立。
2017年5月20日 世界王座獲得
2017年10月22日 初防衛戦
2018年2月4日 沖縄凱旋世界戦
2018年4月15日 世界戦を体重超過で王座剥奪
プロ16戦目での初黒星を喫し、連続KO勝ちの記録も途絶え、ボクサーライセンス無期停止処分。
これを20代前半の若者が背負いました。
ボクシングに詳しい方であればこのスケジュールが無茶苦茶なのはわかると思いますが、なぜこんなことになったのかは当然理由があります。
たまたま大吾さんと近い方が知り合いなので「なぜ?」と聞いたら事情を詳しく教えていただきました。
悪いのはアイツなのか。悪人は日本人にとって格闘界のスーパースターなので、悪くいわれることはないと思います。
格闘技で体重調整が間に合わないって、本人の問題ではなく調整側の問題です。
大吾さんは体重超過の罪をずっと背負ってました。数年前に全く話題にならないところで彼がリング復帰したことを嬉しく思い、時間を掛けて世界戦に戻ってきたことを尊敬します。
いい記事がありました↓
https://the-ans.jp/column/460281/
ブログ一覧
Posted at
2024/09/07 12:21:55