こんばんは。
プリウスPHV 10days試乗モニターキャンペーンも残すところ2日となりました。
乗る時間が増えていくにつれ、新しい発見があったり、できの良さ、使い勝手などの魅力にひかれて『このままうちの車にならないかな~。』などと思ってしまいます。
きょうはそんなプリウスPHV の“やさしさ”について、試乗7日目ぐらいに気が付いた点を語っていきたいと思います。
※ タイトルがどこかのお薬のキャッチコピーに似ている気がしますが、気にしないでください。(^_^;)
---
プリウスPHV は環境へのやさしさはもちろん、低ランニングコストによるお財布へのやさしさなどもありますが、使っている最中、たくさんのやさしさにふれることができました。
【
G-BOOK mX Pro (Ver2.0)】
こちらは専用通信機“DCM”を利用し、ナビの自動更新や、道路情報(プローブコミュニケーション交通情報 / Gルート探索)、オペレーターサービスなど多彩なサービスを提供するカーナビのサービス(機能)です。内容は
前回のブログにてオペレーターサービスの一部を詳しく説明、感想を載せていますので、そちらを参考にしていただけたらと思います。
【インテリジェントパーキングアシスト (IPA)】
これは駐車が苦手な方向けに自動でなおかつ綺麗に駐車場へバックして駐車する機能です。プリウスPHV の機能というよりは、一部のメーカーオプションナビにて可能な機能でして、こちらも
前回のブログにて詳しく説明、感想を載せていますので、そちらを参考にしていただけたらと思います。
【パーキングブレーキ戻し忘れウォーニング(ブザー)】
私はたまにパーキングブレーキを戻さず走ってしまうことがあります。しかしプリウスPHV ではそんな状態だと、インパネ内のランプと警告音で教えてくれます。
【ヒルスタートアシストコントロール】
これはプリウスPHV だけの機能というわけではなく最近のトヨタ車には搭載されているものですが、坂道で後方に下がっていく場合に、ブレーキを強く踏み込むことでこの機能が発動(音とインパネ内のインジケーターで知らせてくれます)、約2秒間だけ車両側がブレーキングをしてくれて、その間にアクセルを踏むことで発進をサポートする機能です。(平地でも強く踏むとこの機能は働きますので、ちょっと足のポジションを変えたい場合もクリープ現象の抑制に利用できます (^_^)
家の入り口に写真のような坂があるので、ここで早速実験。
ヒルスタートアシストコントロール機能のない WISH では、アクセルをある程度踏み込むまで後に下がってしまいますが、おそらく 写真の WISH のようにバックで坂を上がる際(本当はこの写真、下っているのですが…)も調べていませんが OK だと思います。立体駐車場で対向車がきて仕方なくバックするシーン…でも使いそう?)
プリウスPHVではこのサポート機能があるため、後に下がることなくラクに発進することができました。
---
リアの充電リッド部分が開いていると、このようにインパネのディスプレイで教えてくれます。
これをやらかすことはあまりないと思いますが、充電コネクタを接続したままシステムを起動するとこの警告が表示されます。
ちなみに余談ですが、これに少し関連した機能でプリウスPHVには、マイルーム機能というのがあります。
充電ケーブルを接続した状態で、Power スイッチを ON モードにする(ブレーキを踏まずに Power スイッチを押してください。ブレーキを踏んで押してしまうと先ほどの警告表示が表示されます。)と、エアコンやオーディオ、シートヒーターなどの電装品を使用することができます。
試しにこの機能を使ってみましたが、うちは 100V でしたのでエアコンの動作は厳しかったですね~。(バッテリーの充電量にもよりますが…。)
カーナビの HDD に CD の音楽を取り込むときにはこの機能は便利ですよね~。私の場合、
WISH に取り付けたカーナビの HDD に上限まで曲を入れる際、アイドリングだけでガソリンを空にしたり、バッテリーを上げてしまった人間です。(^^ゞ
充電時間の短縮にもつながりますし、こういった使用も検討されている場合の充電設備は 200V がおすすめです。
システムを起動した後、キーをポケットやバッグに入れたまま車から離れると、この表示がされます。(プリウス以外のスマートエントリー搭載車ではインパネ内のインジケーターランプが点滅することが多いです。)
たとえば、助手席の同乗者がキーを持っていって立ち去った場合でも、そのまま走ることはできますが、到着した先でキーがないため、再起動(エンジン車の場合エンジンを掛けること)ができなくなります。シチュエーション的には親が子どもを子どもの車でバス停や空港まで送って行ったとき、子のバッグにキーが入っていた場合などです。親は途中で買い物…。買い物が終わって帰ろうとしたら…。これが自宅なら他にも方法がありそうなのでまだいいのですが…。
Pレンジに入れずにドアを開け車を離れようとした場合に表示されます。(表示条件はPレンジボタンを押さずにドアを開けたとき。) ※ちなみに表示されても、車を動かすことはできます。
クリープ現象や子どもやなんらかのものがアクセル踏んで、車が暴走する危険を防止します。
ただ私がこの表示を出たときは、ドアを開けて後方や周辺を確認しながらバックしているときに表示されました。
充電をしている途中で充電コネクタを外した場合に表示されます。急な用事で仕方なくはずしたときなどでしょうね~。
【ライト消灯機能】
皆さんもうっかり、ヘッドライトやポジション灯を付けっぱなしにして車を離れてバッテリーを上げてしまったって事はありませんか。
プリウスPHV の場合、システムが停止中で付けっぱなしの状態だった場合、ドアを開けたところで消灯されます。消し忘れが自動で防止されます。
逆にこの状態のようにライトをひねったまま(ONのまま)だった場合、再搭乗時のシステム起動でふたたびライトは点灯します。スイッチはオンの状態のままですからね~。(ちなみに私の WISH でもコンライト(オートライト)の時は消し忘れも無くなるのですが、プリウスPHVの場合、コンライトにしなくても消えるのでうれしい機能でした。)
【バニティーミラーランプ、カーテシランプ、ウエルカムランプ】
サンバイザーの裏側にミラーが付いている車種が最近はほとんどですが、さらにプリウスPHVにはランプも付いています。私の WISH にはない機能でしたのでこれは魅力的に見えてしまう部分です。
また、カーテシランプも、同じく 私の WISH にはありません。雨の日の駐車場で水たまりがあるときなどにはとても重宝しそうです。
それと、スマートキーを持っている人が検知エリアに入った場合、室内のランプが点灯します。これも個人的には欲しいと思ううれしい機能です。
【独立して燃費を計算できるトリップメーター】
最近の車はそうなのかもしれませんが、私の WISH では、TRIP A のみ燃費計算に使われるため、私はガソリンを給油したときにかならずクリアするようにしています。TRIP B は旅行の際に、家から出発して今どのくらい走ったのか? 出発 → 帰宅まででどのくらい走ったのか?…といった使い方をしています。
でも、プリウスPHV の場合、TRIP A、B と個別に燃費計算結果が表示されますので、TRIP A は給油までの燃費、TIRP B は毎日の燃費、今回の旅行で…といったように使い分けることもできます。
---
さて最後に、皆さんは走っている最中に、R(リバース、バック)に入れた場合や、Pレンジボタンを押した場合、プリウスPHVの場合ではどのような状態になるか?
想像できますか?
エンスト? トランスミッションの故障を起こす?
正解は…
N(ニュートラル)に移行します。
また N のまま惰性で走っている場合などにも別の警告灯が点灯、音でお知らせします。
他にも、こんな機能が…。(写真はマニュアルより抜粋)
プリウスPHV って、いろんなことを想定されて作られているんですね。おかげで安心して乗ることができました。
設計者の優しさも見えてきたような気がしました。