こんばんは。
だいぶ体調も良くなってきましたので、きょうは12/15 に発売開始された C-HR の試乗に行ってきました。
場所は、熊本市流通情報会館で、11:30ごろ到着。
熊本トヨタ自動車(株)とネッツトヨタ熊本(株)の合同での試乗会でした。普段はこういう合同試乗会というのはなくて、各社の本店で行うことが多いようですが、プリウス (ZVW50) の試乗会もこのような形でおこなったそうです。
入場してすぐ、担当営業さんのT氏が、「SQUAREさん、こんにちは。」と来られました。
一昨日、ナビの GPS アンテナの件、納車日変更の件の連絡があったときに、試乗会にいって夕方店舗に行きますと段取ってましたが、営業さん側に予定が入ったようなので、店舗のスタッフに GPS アンテナを預けて、作業中の写真を撮って帰ります…などと話しをして早速試乗をしました。
T氏 「ガソリン車が空いてますし、オーリスと同じエンジンなので、まずはこっちから乗ってみましょうか?」
とガソリン車から乗ってみました。
最初に乗ったのは G-T ですね。
私は内装をそんなに気にする方じゃないですが、リッチですね。高級感あります。
ステアリングのかがり縫いが目を引きます。(ステアリングのこだわりについては
トヨタの C-HR 特設ページ を参照)
ナビは9インチですね。これはオーリスにも取り付けできますが…私は銭がないので。
T氏「この辺がですね~目を引きますね。」と教えてくれたのがステアリングのピアノブラックの部分。
言われてみると確かに。ステアリングスイッチまでの流れは良いですね。
パドルはないですが、クルーズコントロール (クルコン) は付いてました。たしかオーリスは普通のクルコンですが、C-HR は、TOYOTA Safety Sense P なので、レーダークルーズコントロールだったと思います。前方に割り込み車がくると認識して減速、車間、車速を調整するタイプです。オーリスのは、単純に設定速度で踏みっぱなしにしてくれるだけ、という違い。
内装色はリコリスブラウン。
ちなみに、ガソリン車のグレードは、G-T と S-T があり、どちらも 4WD Only の設定です。
メーター類はこんな感じ。(この写真だけスマホで撮影。適当さがにじむ写真…。(^^ゞ )
隠れている右側がスピードメーター、左側がタコメーターで2眼です。これは私のオーリスも同じ。円を竹の先のように斜めに切ったようなデザインで見た目はかっこいいのですが、ちょうど上辺の部分がステアリングに隠れるんですよね~。C-HR も同じでした。
表示される情報はすべて見えるのですが、できれば重ならないようにして欲しいです。個人的にはそこが残念。(ハンドルの高さ調整などで、変わるのかもしれませんがそこは試していません。)
あ、試乗の時に始めて気がつきましたが、クルコンはステアリングと一緒にまわるんですね。 以前、
トヨタのイベントで 2代目 WISH の Z に乗ったとき は、そうじゃなかったような…。あんまり意識していませんでした。
さて、公道を試乗。
最初の加速ですが、いたって普通でした。
どう普通かというと、この車体の大きさで、もたつくとかないんですよ。
話が少しそれるのですが、
クルマに詳しくない人は 1,200cc と聞くと、(ターボがあろうがなかろうが) そんなにパワーはなさそうだという先入観があるんですよ。最初は私もそうでした。1,200cc のターボなんて、無理矢理エンジンを回している…みたいな。
うちの職場の年上の方、昭和の車たちに乗ってきた人からみると、
1. 1200cc は非力だ。
2. ターボはドッカンターボのイメージがある。
ようで、
「え、1200cc!?」 で一度びっくりされて、「えっ、ターボ!?」でびっくりされて、「え、260万!?またえらく高いのを買ったね。」…といった感じです。
…3つめは、私も思いますが。安月給なのに無理したな~と。もうクルマ来ちゃったし。ただ、今の時代、軽でも200万超えですよ。
先日まで代車で 1,300cc のヴィッツをお借りしていたのですが、軽快で必要十分な加速はえられますが、もう少し欲しいな~という感覚はあったんです。CVT だからなのか、回転だけがえらく上がる。
その感覚は今回はなかったです。1,800cc ぐらいの車に乗った感覚。それはまさに前車 WISH と同じ。いや、WISH よりも良かったです。
クルマがすーっと出るんですよ。昨日職場のノアに乗りましたが、パワーはあるものの、その場にとどまろうとするもっさり感はあるんですよね。
書いていて思ったのですが、これは、4WD だからかもですね。フルタイム 4WD ではないのですが、スタート時はおそらくリアもまわっているはずです。
4WD と 1,200cc ターボのトルク。そして、ヴィッツよりも上級車だから遮音性能が良くてエンジンルームの音…回転音が聞こえにくい。だから良かったのだろうと思います。
駆動系に関してまとめると、十分な能力があります。足らないということはないと思います。
足腰についてですが、
プリウス (ZVW50) に試乗したときにも思ったのですが、振動が少ないと思います。
どちらも TNGA 車だからなのかもですね。
試乗コースが長くないことと、流通団地の道をまわる様な感じなのでスピードがあんまり出せなくて低速だったからロールについてなどはわかりづらかったですが、そこまで大きくロールはしなかったです。
堅さも、固くもなく、柔らかくもなくちょうど良い感じ。車いじりとは無縁の人ならば、快適だと思います。
ステアリングは、軽いですね。
この車に限らず、よく「切ったら切った分まがる」とか、「最初と最後の応答性がちがう」とか、評価をされる方がおられますが、自分にはそういう違いがよくわからない。
ですので、ステアリングの評価は苦手なので、許してください。
T氏「後ろが、見えないです。ピラーがでかいので。」というコメント。
降りた後、室内に展示されていた車で試しましたが、確かに見えない。これはオーリスも同じかな。
この写真は、左腕を助手席にのせて、振り向いて写真を撮ったものです。なので、ボケてますが腕を写しいれました。これはドアが開いていますので実際はもっと見えないと思います。リアドアの窓も小さく、そして、外側のドアハンドル部分がドアを閉めるとあるからです。
カメラやミラー類のオプションは充実させた方が安心を得られると思います。
次はハイブリッドの G に乗りましたが待ち時間の間に、内装やエンジンを見てみました。
内装は、ブラックですね。ちなみにオーリスの HYBRID “G パッケージ”が同じ黒です。
各ピラーやアシストハンドル、天井の部分も黒です。(天井はフラッシュの関係でそう見えませんが…。)
後席に座ってみましたが、ミニバンと比べると狭いのですが、足元がせまいな~とは感じませんでした。
頭上も、それなりに空いてます。圧迫感はそんなになかったですが、低いですね。WISH の後席と比べても低い印象です。 逆にオーリスよりはよかったかな~。これはシートの角度の違いなどもあるかもですね。
リアハッチです。
荷室は、左右のパネルが外れるようになってます。リアのホイールハウスの横あたりです。外すとゴルフバッグが横で載せられるとのこと。
また、両サイドには、小物入れが設定されていますが、これが堅めの発泡スチロールなんですよね。
イメージとしては、オーリスでいう、パンク修理キットを納めている部分と同じ材質のもの。
きっと、タイヤハウスがすぐ近くにあるため、音を吸収するためにそういう材質で作られているのではなかろうかと推測します。
荷室は狭いですが、4:6の分割で、リアシートを前に倒すことで広くすることはできます。
トノカバーは付いてくるようです。
こちらはエンジンです。
オーリス 120T と同じ 8NR-FTS ですが!
エンジンカバーがない…。
ちなみに先日撮った私のオーリスの写真。
もしかしたら、流用したい!と思われる方もおられると思いますので品番を掲載しておきます。
※価格は 2020/06/06 現在のモノタロウ価格
・エンジンカバー SUB-ASSY No.1 品番:12601-47020 (旧品番 12601-0Y010) \11,660円 昔は税別 3,910円ぐらいだったようですが…
・90480-16049 税別110円×3個必要。 ※エンジンカバーを支える支柱が差し込まれるゴム製の部品です。もしかしたら、エンジンカバー SUB-ASSY No.1 に含まれているかもしれません。
・90109-06385 ボルト (カバージョイント) 税別70円×2個 ※エンジンカバーを支える支柱みたいなもの?たぶん合計3個必要と思いますが、残りは別の品番のものなのかも。そこは未確認です。
締め付けトルク 10 N・m (102 kgf・cm)
※実車での目視確認、比較ではないため、足りない部品があるかも知れません。その場合ご了承ください。
あと、バッテリーと吸気側が入れ替わってます。
ぱっと見、タワーバーが入りそうな空間はあります。プリウス (ZVW50) 用があれば、使えるのかも。もし付けるときは、自己責任でお願いします。
エンジン関係のラベルも同じようです。
館内放送で、「ハイブリッド試乗 ○○番をお持ちのSQUARE様…」
T氏「SQUAREさん、順番が来ましたよ~。」
呼ばれましたので、次はハイブリッドに。
こちらはグレードが G ですね。ハイブリッドは ガソリン車と逆で 2WD Only です。
加速だけ書かせてもらいますが、さすがハイブリッド!モーターの力でグイグイ加速します。
特に今回は、ガソリン車に乗った直後なので、違いがわかりやすかったです。なるほど~。
ガソリン車は回転がある程度上がって、遅れる形で加速が追いかけてくるようなイメージですけれども、ガソリン車と違いリニアに加速する感じですね。音も静かです。
メーターはこちらも2眼。左側が針でECO、パワー、チャージを表します。これもオーリスのハイブリッドと同じです。
プリウスと違い、アナログ的なところが或る意味スポーティーですね。
先入観があるからかもしれませんが、軽快感はガソリン車かな~。やっぱり、バッテリーはおもりですね。
走行中、特に曲がっている間の車の姿勢、そして、エンジン音や 4WD のすーっと走り出すところなど、走りの観点から考えると、ガソリン車が楽しいような気がします。
ハイブリッドの試乗を終えたら、今度はハイブリッドを見学。
そうそう、話題になっているヘッドライトも撮ってきました。
VIDEO
動画も撮ってきました。シーケンシャルウインカーはフロントのみです。リアは LED みたいですが点滅。
ヘッドライトにロゴ。これにも
こだわり があるんだそうです。(写真は G-T の写真。)
リアドアのノブは引きにくいとは感じませんでしたが、すこし独特な感じですね。
エンジンはこちら。ちゃんとトヨタ CI マークだけはある。
エンジンオイルは、0W-16 が使えるようです。
ラベルとか、カバーとか流用できそうなものはそれなりに見て帰りました。
ここで、いったんT氏とお別れして、実は職場のプリウスαを熊本トヨタで購入しているので、案内状が来ていたんです。
それを利用して、熊本トヨタの接客を受けてきました。
そちらは法人担当なので、どういう仕事なのか聞いてみましたが、うちのような会社での購入、リース会社経由、パトカー、救急車、自動車学校などの大量導入などが担当ということでした。
その営業さんと一緒に再度ガソリン車に試乗 (笑)
こっちは、ホイールから考えて、S-T のようです。
若干スピードを出してみましたが、やっぱりすーぅと加速する。4,000回転ぐらいまで、回しましたが「これがトルクのある走りということなのか、だとすればオーリスはどうかな?納車後比較してみよう」と、楽しみになりました。
ちなみに、ネッツ営業 T氏の話だと、ハイブリッド9:ガソリン1、トヨタ店の営業さんの話だと、ハイブリッド7:ガソリン3 の販売比率とのこと。
ハイブリッド車優勢のようです。
トヨタ店の方にお礼をいい席を離れ、ネッツのT氏にも挨拶をして会場を後にしました。
(後編に続く)