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かわねこのブログ一覧

2023年07月25日 イイね!

きゅーあーる

きゅーあーる 先月の弾丸帰省と、今月はじめの緊急帰省のこぼれ話です。
 例によって、苫小牧から八戸行きの深夜フェリーに乗っての行程でしたが。

 弾丸帰省の際は、予約をするために、シルバーフェリーのHPに行ったら、HPががらっとリニューアル…は良いのだけれど、そのために登録しておいた顧客情報がすべて使えなくなってしまい、再登録を強要するのは、いかがなものか。
 しかもHPの構成、以前よりかなり見づらくなっているし。誰だこれ作ったのと承認したヤツ。
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 特に重要な項目であるはずの運航情報が、クリックしても情報が出てこず、NEWSページを辿ってやっと船舶点検のために、一部運休があるとわかる、ってのはかなりマズいと思う。

 ま、それ以外では、徒歩乗船であれば、乗船手続きも窓口ではなく、自動発券機になっていたあたりは進化しています。
 もっとも、新日本海フェリーだと、予約完了ページにQRコードが記載され、それをPDFでスマホに入れておけば、そのまま乗船できるシステムなので、もっと楽だけど。
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 弾丸は今回も深夜便だったので、船は現在のところ比較的新しい「シルバーティアラ」。
 残念ながらこのとき、風邪っぴきの体調不良だったので、舷門が閉まる様子をマニアックに見学したりする気力はなく、出港までベッドで休んでいました。この日は夜風がかなり冷たかったので、本当は乗船したら速攻で風呂に入って寝たかったのですが、乗船開始直後の風呂って激混みなので、出港まで待たなくてはいけないんですよね。
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 出港して港外に出てからのほうが、湯船のお湯が波打って、船のお風呂らしい気分になる、というのもあるとかないとか。(笑

 この時ちょっと失敗だったのは、船室に備え付けのサンダルがなかったこと。昨年秋の乗船時は、往きがカプセルホテル式の二段ベッドの2等寝台B、帰りは(船が違うので)個室二段ベッドの2等寝台Aだったのですが、B寝台にサンダルがないのは当然として、帰りのA寝台はサンダルがあったので、A寝台はサンダル付なのかと思っていたら、船によってあったりなかったりのよう。
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 帰路によく乗る「シルバーエイト」にはありますが、「シルバーティアラ」は船が新しいぶん、合理化されているのか装備されていなかったようです。
 トイレに行く時に、いちいち靴を履くのは面倒なので、フェリーで2等室に乗る際は、サンダルってけっこう必需品だったりします。
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 寝台室は個室ですが、1等室と違って、当然窓はなく狭いので閉塞感があり、寝る時以外は居心地がいいとは言えません。その代わり、特に「シルバーティアラ」は2~4人がけのテーブルと椅子を備えた、小ぶりなパーソナルスペースが数多く設けられていて、談笑する人が数多く居たあたり、現代らしい設計ですね。
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 特に最後尾の洗面スペース横には、テーブルとソファが備えられ、窓から航跡を眺めながら朝食を摂れるのは、嬉しい配慮。

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 そんなこんなで、八戸港へ入港すると、なにやら大きな足場が組まれて工事を行っています。最初は、これまで古く簡易的な屋根しか付いていなかった、ターミナルビルから船までのボーディングブリッジを造り直すのかと思っていたら、その横では、大規模な工事も行われています。
 これはもしや、と、通路に待機していた職員さんに尋ねると、やはりターミナルビルの建て替え工事で、この冬にも完成するとか。
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 思えば現在のターミナルビルって、もう数十年は経っており、初めてこの航路のフェリーに乗った、学生時代から変わっていないのです。
 
 そして帰路のこと。待合室の壁に「QRコード開始します」というポスターが貼ってあり、今後はルームキーをQRコード化する案内でした。
 現段階で、この航路の新造船の入れ替えは完了しているので、これから順次改修していくのだろう、と思っていたら、発券機で出てきたのはこれ。
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 右が往きに乗っティアラのカードキー。左が帰りのエイトのもの。
 レシートにQRコードが記載されていて、これがそのままルームキーになっているのです。

 船も昔はホテルと同じように、個室の場合はアクリルの角棒が付いたメカニカルキーを渡され、下船前に回収されたものですが、昨今は乗船時にカードキーが発行されるようになりました。これだと下船時の回収も不要なので、かわねこは記念に持ち帰り、本のしおり代わりにしていますが、おそらくは航海ごとにカード内の磁気情報も書き換えられて、その航海ごとにしか入室できないシステムなのだと思います。
 ただこのシステム、情報が磁気なだけに、スマホやタブレットなどと一緒に持つと、磁気情報が消えてしまうデメリットがあります。
 実際に、かわねこも何年か前に乗船した折、当時使っていたタブレットの上にうっかり置いてしまったところ、夜中にトイレに行くのに部屋を出たら、鍵が開かなくなってしまったトラブルがありました。
 カードサイズからも、ついスマホと一緒に持ち歩いてしまって、開かなくなるトラブルが多発したらしく、ティアラの船内放送でもカードキーはスマホと一緒に持たないよう、ずいぶんとしつこくアナウンスされていたので、その対策がQRコード化なのでしょう。

 これだと、キーはカードですらなく、レシートでOKなので、コスト的にも有利なことも、採用の理由かもしれません。
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 部屋の鍵には、このようなQRコード読み取り装置が付随していて。
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 コードをかざすと、青いランプが点灯して、ロック解除されます。もちろん、部屋が違うと赤いランプが点灯してロックは開きません。
 試しにQRコードをカメラで読み取って、表示したスマホをかざしても作動したので、レシートを持たず、スマホで開けてもいいわけです。

 QRコードは、日本人の発明ですが、これ考えたひと、すごい。(笑


 こぼれ話のこぼれ話。

 ちなみに空調は、船の建造年が新しいほど、エアコンシステムも改良されているので、船内が快適になります。
 その昔は、ビジネスホテルもそうでしたが、船室もやたらと暑く乾燥して、朝には喉ガラガラ、が普通でしたが、ティアラの場合、干しておいたタオルはみごとに乾きますが、喉がガラガラになることもないので、風邪っぴきにはありがたいものでした。
 が、帰りのエイトはやっぱりカラッカラになってしまい、翌週の緊急帰省時には1等個室を取りましたが、エアコンが20℃表示でも部屋が暑く、しかもそれ以上温度調整ができなかったのは、エアコンシステムの違いでしょう。
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 かわねこが船旅をする場合は、当面苫小牧~八戸航路で、どたばた帰省に限定されますが、いつかまたゆっくりゆったりとした船旅を楽しみたいものです。
 

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Posted at 2023/07/25 21:42:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 戯れ言 | 日記
2023年07月07日 イイね!

モノクロの時空

モノクロの時空 先週のことですが、6月29日に母が亡くなり、一週間ほど帰省しておりました。

 齢91歳で、4月半ば過ぎに発熱で入院するまで、この歳にして認知症以外の持病もないため医者通いもせず、事実上の老衰です。
 先々週の弾丸帰省も、まだ意識があり、認知が進む前に会っておこうと敢行したものでした。


 生前の本人の希望もあり、葬祭はかわねこ兄弟のほか、従兄弟たちのみの参列で、かわねこ家は神道ですが、実は神主すらも親戚のため、まさに近親者のみで執り行われました。

 希望したわけではなかったのですが、納棺が、納棺師による古式納棺で、まさにリアルおくりびと。その見事な手さばきに、思わず見入ってしまいました。
 持病がなかったためでしょう、ベテランらしい年配の納棺師さんが「90歳台と思えない肌艶で、ほとんどメイクが要りませんね」と褒めてくださりました。
 

 結局入院するまで介護施設にも入らなかったどころか、デイサービスすらも受けず、さして長患いすることもなく、望み通り葬儀も自宅で行えて、大往生と言って良い歳だったこともあり、かわいがっていた甥、姪たちに囲まれて、笑いの絶えない明るい葬儀で送り出せたのは、本人も喜んでいることと思います。

 
 葬儀後の直会で従兄弟たちと話題になったのは、今回遺品から発掘された、古いアルバム。
 かわねこ自身も初めて見る、父との結婚式の写真や、さらに古く女学生時代のものもあったのには、驚きました。

 時折、市中で撮られたものもあり、その昭和20年代なかばの風景は、郷土資料館にでも展示されていそうなもので、興味津々でした。
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 中にはどういった経緯だったのか、ダム建設現場に集団で見学に行っていたものもあり、70年前のボンネットバスやノックダウン生産時代の、まだ左ハンドルのままであろうシビリアンジープや、建設用の大型ダンプなどが写っていたものもあり、規制線もヘルメットすらもないまま見学している姿は、古き良き時代を感じさせるものでした。

 現在主流のモニターで見るデジタル画像と違って、こういった時を経た、モノクロの紙焼き写真が貼られたアルバムは、趣もあっていいものですね。





Posted at 2023/07/07 20:01:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 戯れ言 | 日記
2023年02月26日 イイね!

空色の時計

空色の時計 2月に入ったこともあり、恒例のナントカ申告(何年やっても慣れない(泣)があるうえに、月のはじめには仕事上の大きな動きがあり、かなりドタバタしていました。
 未だドタバタは真っ最中ですが、申告は終わったので、ちょっとひと息に、ラジオを聴きながら、ひさびさ駄文を綴っています。


 すっかりびんぼーになってしまった、昨今はやめていますが、かわねこ、かつては仕事でストレスが溜まると、1諭吉前後クラスの安物クロノグラフを衝動買いする、悪癖がありました。さらにそれが高じて、国産の数諭吉クラスのものにも、手を出したりして。
 中でもカシオのGショックは、現場仕事の時に使っていた、クラス最安のプチGショックのほかに、そんな当時にしても珍しく、ちょっとお高めのGショックを1本買っていました。

 基地移転の際にある程度処分しましたが、それでもかわねこ的に、お気に入りの何本かは手元に取っておいてあります。 
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 左のが、今でも現場仕事で使っている、プチGショック。右のはこの時の
 で、今回の本題は真ん中のモデルです。

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 これ「スカイコクピット」というシリーズ名が付けられた、Gショックシリーズ初のパイロットウォッチで、そのデザインに惹かれたのと、ウレタンバンドが主流のGショックシリーズには珍しく、メタルバンドだったことも高級感があって、大きな魅力のひとつでした。
 まあ、実際にパイロットがこれを使うかは若干怪しいのですが、カッコ良いのでいいのです。(笑

 それまではモデル末期で、放出価格にならないと手を出さなかったかわねこですが、この時は、2010年に発売された直後にネットで見かけて即買いしてしまい、外遊び仲間から注目されたのを覚えています。

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 このスカイコクピットは、あの当時はカラーバリエーションが2~3種類あり、あれからモデルチェンジを経て、現在でもオレンジ色文字でウレタンバンドのモデルのみ、当時のデザインのまま販売されていますが、かわねこが持っている、空色文字でメタルバンドのモデルは何年か前に、販売終了してしまいました。

 他にシチズンのプロマスターも何本か持っているのですが、スカイコクピットは電波時計で正確なので、ラリー観戦でSSスタート時刻を見るのに重宝したり、何と言ってもゴツいことから、オートバイツーリングやキャンプなど、外遊びに行く時は、これの稼働率がいちばん高いかも。

 そんなこんなで気に入っているこの時計ですが、先月の糠平湖で、ガラス面の内側に曇りが発生しているのに気付いてしまいました。
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 どうやら経年劣化で、ケースのパッキンがダメになったらしい。ま、12年も使っていれば、それも当然ですね。
 しかし高い防水・防塵性が売りのGショックだけに、これを放置するわけにいきません。

 調べてみるとこのモデル、ソーラー発電なのですが、7~8年で二次電池が劣化するそうで、しかも街の時計屋さんでは交換ができず、全てメーカー送りになるのだとか。

 20年くらい前までは、札幌にカシオのサービスセンターがあり、当時もカシオの時計を使っていたので、札幌に出向いた折に、電池交換になんどか出していたものですが、現在では、サービスセンターは本州に集約されてしまいました。

 今でも現場仕事で使っている、プチGショックはビス止め裏蓋で、ありふれた電池型式なので、自分で開けて電池と汎用品のパッキンに交換して、問題なく使っていますが、さすがにこのスカイコクピットを素人修理するのは手強く、ネットで自力交換したレポートも見かけましたが、使われている電池そのものが入手困難な上に価格も高いらしく、メーカーに送ったほうが得、との結論でした。

 そこで、カシオのサービスセンターに修理に出すことにしましたが、今の時代らしく、ネットで修理受付をしてくれています。
 しかも二次電池交換として修理に出すと、パッキンも換えて、さらに防水検査もしてくれ、修理費用も良心的なので、使わない手はありません。

 てなことで、修理申し込みをして、早速送ってみました。

 余談ですが、発送はGショックとは言え、封筒ではなく、エアキャップでくるんで箱で送るように、という指示があり、今回初めてクロネコヤマトのネコポス箱を使ってみましたが、コンビニで手に入るし、伝票もスマホで打ち込んで、発送店でQRコードを読み取ってもらうだけの簡単さ。時代は変わったものですね。^^; (←ヲッサン

 そして待つこと2週間弱。メンテナンスを終えたスカイコクピットが帰って来ました。
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 さすがにメーカーの梱包で、しっかりとクッション材に包まれ、ずいぶんと大げさにも見えますが、これはおそらく、他のモデルと梱包材が共用なのでしょう。

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 伝票には、しっかりと二次電池の交換、そして防水検査に合格した記述があります。

 修理金額は、わずか3900円ほど。フルオーバーホールだと、2諭吉弱ですが、今回そこまではいいかなと、お安目のコースにしました。わずか、とは書きましたが、時計に興味がない人にしてみれば、3900円出せば、新しい時計が買えるのでは、と思われそうですが、これはそういうものではないのです。(笑
 お金と愛情をかけて、旧車を維持する感覚に近い、と言えば理解されやすいでしょうか。

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 これでまた、しばらくはこのお気に入りのスカイコクピットを使えそうです。


 
Posted at 2023/02/26 15:07:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 戯れ言 | 日記
2023年01月04日 イイね!

お休みは光の速さで過ぎてゆく

お休みは光の速さで過ぎてゆく てなことで、正月休みも今日までのかわねこです。
 もっとも、今日から仕事始めの方も多いですし、そもそも年末年始も関係なくお仕事されている方もいらっしゃるので、ただのワガママなんですが。

 そんな今年の正月は、恒例の遠征に行かなかったので、基地でずっと過ごしていました。
 それまでにぜんぶ片付けを終えて、大晦日は朝からぐでぐでするぞーっ…っと、思っていたのですが、29日に1日遊んで走り回ったツケもあり、結局夕方まで、なんだかんだとどたばたしていました。

 夕方からはやっとのんびりし、年越しは窓を開けて、近所のお寺の除夜の鐘を聞きながらだったので、そう悪くはなかったかなと。^^;

 ヒマなんだろーなー、という意思が通じたのか?なんと2日には、遠路はるばる友人たちが駆けつけてくれ、ラリー新年会の開催となったのでした。

 まあ、いつものように、ラリーだ、クルマ関連だ、軍事ネタだ、の馬鹿話なのですが、これが楽しいのです。^^

 せっかくなので夕食は、3が日でも営業している店に行くことになりましたが、現在、12月半ばの大雪で、基地のお客様駐車場が埋まったうえ、さらに降った直後の寒波で、上に乗って沈まないほど凍りついてしまい、とても人力で除雪できる状態ではありません。
 そのため、今回ゲストの方には、近くの公共駐車場に停めていただいたので、移動はわがエスク。

 しかしそれならベッドキットを外しておけば良いものを、ものぐさなかわねこ、そのままにしてしまったので、4名乗車は、天板を外してなんとか乗っていただきました。ギュウギュウの狭さで、ホントすいません。m(_ _)m

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 行き先はここ、ランチョ・エルパソ。
 数少ない3が日営業している店なので、混んでいるのではと、予約の電話を入れてみたものの、既に予約枠はいっぱいで、来店順に案内するとの由。ただ、スタッフの方は、多少のウエイティングで済むのでは、というニュアンスだったので、少し早めの18時前に行ってみると、意外なほど人が少なく、むしろこんなに空いているランチョ・エルパソは初めてかも。

 おそらく、来店するのは昼が中心で、夜にはわざわざ出かけないか、もう少し遅い時間帯なのかも。いずれにせよ、ラッキーでした。
 以前は、ラリホの後などに行っていたものですが、昨年までの3年は無観客だったこともあり、最近ご無沙汰になっていたので嬉しい。^^;

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 かわねこ的には、いつもなら焼き飯スペシャルか、ソーセージカレーが定番のオーダーですが、この日は限定メニューの「どろぶたベーコンのガーリックライス」に惹かれました。もちろん味わい深く、ウマウマでした♪

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 当然、デザートもだよね、と、パフェも。
 ショコラのパフェですが、載っている茶色いキューブはショコラケーキです。

 そもそもランチョ・エルパソは、盛りが良い店なので、すっかりお腹いっぱいになってしまいました。

 集まっていただいたみなさま、ありがとうございました。おかげさまで、とても楽しいお正月となりました。^^


 そんなこんなで、お休み最終日の本日。
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 なにせこの十勝晴れ。あまりにも天気が良いので、3が日、あまり動かしていなかったことから、バッテリー充電を言い訳に、エスクで走りに出ました。

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 12月にドカ雪があったせいで、例年に比べるとかなり雪が多く、畑がすっぽり覆われている十勝ですが、それでも峠の西側では、年始にもかなり降ったようなので、アスファルトが出ているだけで、秋のような景色、と言われたとか言われなかったとか。(笑
 個人的には、圧雪路を走りたい、のもちょっぴり本音だけど。

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 雪原に溝のようなものがあるのは、ここは畑で、雪融けを促進するための「雪割り」というもの。例年の十勝なら2月に見られる風景ですが、ここにも大雪の影響が出ていますね。

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 時刻はまだ14時過ぎだというのに、-9℃近い気温。陽は差しているけれど、風がないせいでしょうか。

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 山麓の川は、雪と氷で覆われ、冬らしくなっています。

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 山間部には、ちょっとだけ圧雪も。道幅が狭いのと、ところどころアスファルトも出ているので、遊べるほどではありませんでしたが。(笑

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 15時をまわると、早くも日は山陰に沈もうとし始め、こうなると、あっという間に暗くなってしまいます。

 さあ、帰りますか。


 それなりにのんびりできた、楽しい正月でしたが、お決まりなので、いつものを。


 「どおしてお休みって、ああっとゆうまなの!!」






Posted at 2023/01/04 22:20:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 戯れ言 | 日記
2022年12月23日 イイね!

ワイドボディの時代

ワイドボディの時代 唐突ですが、三代目エスクードの、競技車のようにグッと張り出したフロントフェンダーのデザインは、かわねこ的にかなりお気に入りポイントのひとつです。

 しかし10年前に、エスク導入を検討していた時期に、そのボディ幅が少し気になっていのも事実。
 当時はまだ、比較的珍しかった1810㎜というボディ幅は、あのクラスのクルマでは最大級の幅だったからです。

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 そのため、購入前にディーラーに試乗に赴き、その幅を体感してみましたが、いわゆる5ナンバーサイズだった先代のテラノに比べて、シート幅にかなりゆとりがあり、助手席も少し遠く感じたあたりは全幅の広さを体感しましたが、取り回しは意外なほど違和感がなく、これなら大丈夫だと思ったものです。

 そもそも三代目のデビュー時に、「エスクードってこんなに大きくなったんだ」という印象でしたが、このボディ幅は、三代目へのモデルチェンジに際し、当時、主力マーケットの北米とヨーロッパから、ボディ拡幅の要望があったそうですが、いざデビューしてみたら、当の海外市場から「ここまで広くなくていいのに」と言われたとか言われなかったとか。^^;
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 余談ですが、エスクードは海外では「ビターラ」の名で販売されていますが、三代目は「グランドビターラ」の名で販売され、「ビターラ」のアッパーグレード版の位置付けでした。
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 この後、現行の四代目エスクードは「ビターラ」で、ひと回りコンパクトになったのは、ご存知の通りです。

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 平成の、当時はRVと呼ばれていた4駆の多くにも、3ナンバーのワイドボディが設定されていましたが、ボディ本体は5ナンバーサイズで設計され、オーバーフェンダーが付くことによってワイド化されたものだったので、さすがに1800㎜越えは珍しいものでした。

 ちなみにエスクの購入当時も、ボディの幅は既に3ナンバーサイズへ移行が主流となり、検討していた比較車種では、T31(二代目)エクストレイルが1790㎜、SH5(三代目)フォレスターも1780㎜、デビュー間もないCX-5(初代)が1820㎜だったので、三代目エスクード=ワイドなのだ、というイメージでしたが。

 しかし時代は移り変わり、いつしかこのクラスは、1800㎜越えが当たり前になっていたようです。
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 エクストレイルも三代目のT32では、1820㎜に拡大され、現行のT33ではさらに広い1840㎜。フォレスターも四代目SJ5までは1795㎜でしたが、五代目SK5になると1815㎜に拡幅。
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 かわねこ的には、ミドルコンパクトのイメージがあった、RAV4もいまやすっかり大きくなり、1855㎜もあるようです。これらはもちろん、ボディそのものがワイド化された設計になっていますが。

 もっとも、当時のかわねこの比較検討車種に入っていなかっただけで、改めて調べてみると、同年代の初代アウトランダーや二代目CR-Vなども既に1800㎜越えだったようです。

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 これに気付いたのは、たまに仕事で乗ることがある、T32エクストレイルが、車内はそう広く感じないのですが、運転していてボディ幅の広さを感じることがあったので、車検証を確認して初めて1820㎜もあることに気付きました。これってうちのエスクより(わずか10㎜だけど)広いじゃん。^^;

 まごうかたなきヲッサンなので、臆面もなく昭和~平成初期の話を書きますが。

 昭和の時代、一般的な国産乗用車は、ほとんどが全長4700㎜、全幅1700㎜以内の、いわゆる5ナンバーサイズでした。
 現在では3ナンバーは当たり前になりましたが、平成元年に税制が変わるまで、5ナンバーと3ナンバーで、車税が2倍以上の差額だったこともあって、3ナンバーはごく一部のお金持ちしか所有できなかったものです。
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 トレッド幅による走行性能面でも、デザイン面でも、昔の日本車は5ナンバーサイズ縛りの影響で、車幅が1690㎜程度しかない「細長い」設計なので、当時は気づいていませんでしたが、今、昭和のクルマを見ると、やたらとちいさく見えたり、バブル期のハイソカーなどは、はっきりと「細長さ」が際立ちます。
 もっともあれはあれで、5ナンバー幅の中で、いかにワイドに見せるか、デザイナーの創意工夫も見えて面白いのですが。

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 ご存知のように昨今では、カローラすら3ナンバーとなっていて、少しナローなセダンのボディは日本国内専用だそう。もうこうなると、3ナンバーの意味がないというか、5ナンバーの幅基準を変えたほうが良いのでは?と、すら思えますね。(笑

 もちろん、日本独自の細い道での使い勝手を考えると、広ければいいというものではありませんが、ナンバー区分の見直しって、なぜか議論されません。これは税金額が排気量区分だからだと思いますが、これを言い出すと車輌基準から道路交通法も昭和20年代に設定されたままだから…と、長くなるので割愛。(笑

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 かわねこの場合、比較的道幅に余裕のある北海道在住のためか、これまであまりこの車幅でも困ったことはなく、たまにスーパーの駐車場区分けが「狭いな」と思う程度ですが、11月の帰省で、久しぶりに乗った軽とか、先日の代車ノートのコンパクトさも、(たまになら)あれはあれでいいものだな、と思ったり。

 てことで、オチはありません。^^;

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Posted at 2022/12/23 22:22:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 戯れ言 | クルマ

プロフィール

「ちょいと野暮用があって寄り道をしたので、遅くなりましたが、先程無事帰投完了。現地でお世話になったみなさま、ありがとうございました。」
何シテル?   08/24 20:33
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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