
道外から来道した方にとってみれば、思い切り積雪しているし、未だマイナスふたケタの気温も珍しくない、とあって、真冬の最中に見えるであろう、今の北海道(の、とあるど田舎)。
しかし、地元民歴が20年以上となると、もうすっかり感覚はネイティブ北海道民のそれでして、2月も末となると、なんとな~く、ごくわずかな春の香りを感じるようになります。
や、べつに匂いがするわけではなく、玄関前の雪が氷になっていたり、除雪の際に雪が重くなってきたなと感じるのがそうなんですが。
これ、2月半ばまでの厳冬期であれば、玄関前に溜まった雪は、凍ることはありません。もともとが厳寒の空気にさらされたここいらの雪は、いわゆるパウダースノーで、ぎゅっと手のひらで握っても固まらず、手の中からさらさらと崩れて落ちてゆくので、雪合戦ができない雪質なのです。
これが、冬も後半になり、日中の気温がわずかずつ上がっていくと、日光で屋根のひさしの雪などが融けて、水になってしたたり、それが夜になると気温が下がって凍ります。
真冬では日中であろうと、陽差しがあろうと、降った雪が融けたりはしないので、こういうことは起こらないんですね。
このあたりの違いに、長年生息していると気付いてきたりします。^^;
で、最近問題なのが、エスクードのカウルトップ。エスクに限ったことではありませんが、最近のクルマは空気抵抗の減少目的でしょう。フロントガラスとカウルトップに段差が付いていることが多くなりました。
昔々の高級車などは「フルコンシールドワイパー」と言って、ボンネットの後端下にワイパーそのものが隠れて見えないデザインもありましたね。
これが当然のことながら、露天駐車していると、フロントガラスを滑り落ちた雪がここに溜まります。溜まった雪が日中の気温で融けて、それが夜間の冷え込みで凍る…のを繰り返した結果が、タイトル画像の状況。^^;
エスクのデフロスターはわりと強力ですが、それでもぜんぶ融けるためにはかなりの時間を要するので、スノーブラシとかでカウルトップを叩いて氷を割って、除去しなくてはなりません。
目測を誤ってボンネットの端を叩いたりしているので、傷が入ってるだろうなあ…。
ちなみに熱線のガラスデアイサーも装備されてはいますが、北海道の極寒時には効きは今ひとつです。^^;
かわねこ的には、こーゆー中途半端な時期がいちばんイヤですね。がっちり冷え込むか、いっそのことがーっと暖かくなって、雪がぜんぶ消えてくれるのがいいんですが。(←ないものねだり
いまさらなんですが、昨年末エスクに取り付けた外気温計を、整備手帳とパーツレビューにアップしました。^^;
パーツレビュー Kashimura 車内外温度計
パーツレビュー スズキ(純正) スペアキー
整備手帳 外気温計取付
Posted at 2013/02/26 23:27:10 | |
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