てことで、
昨年に引き続き、砂川で開催されたオートテストに参加してきました。
オートテストって?という方のために、簡単に記しますと、パイロンで区切られた短めのコースを走る、ミニジムカーナのようなものです。
ジムカーナと違って、バックでの車庫入れなどもあり、速さだけではなく正確性も要求されます。
「コースを覚えられない」という方には、助手席にナビを乗せてもOKです。
特筆すべきは、JAFの公認競技でありながら、モータースポーツ登竜門の位置づけのため、競技ライセンスが不要なこと。しかも、オートテストに参加すると、Bライの申請資格も得られるというオマケ付き。
さらに車両規定もゆるいため、ふだん街乗りで使っている愛車でOK。ロールバーも消火器もフルハーネスも不要で、参加時にはレーシングスーツもヘルメットも要らず、長袖長ズボンにスニーカーでOKなのです。
今回、クラス分けは競技未経験(オートテスト参加は含まれません)のATクラス、同MTクラス。わたしはこのクラスにエントリー。
さらに競技経験者のAT、MTの各クラスと、レンタカークラス、の5クラスでした。
参加車種もバリバリのジムカーナ車両から、ラリー車、軽自動車のラパン、CX-7まで多種多様で、見ていても楽しめます。
エントリー料もかなり安めの設定で、ジムカーナ地区戦の半分以下、3,000円程度。愛車ではイヤだ、という方向けのためにレンタルカークラスが設定されていることも多く、プラス1,000円程度で参加出来る敷居の低さが魅力です。
かわねこは昨年、競技の雰囲気を気軽に楽しめるオートテストにハマっているので、今回1年ぶりに参加してきました。
何しろ始まったばかりの競技ゆえ、単独開催はエントリー料を抑える意味からもまだ難しく、今回もジムカーナ地区戦の後に行われました。
ジムカーナの進行が少し押してしまったため、オートテスト組は観戦しながら待っていましたが、雪風さんがサービステントを持ち込んでくれたので、日陰ができて助かりました。
…でもなんか、どう見てもラリーのサービス風景なんですが。(笑
さて、始まったオートテスト。昨年と違ったのは、コースの慣熟歩行とオフィシャルによる解説があったこと。ちなみに昨年はコース図だけでした。さらに、パイロンには矢印が貼られ、パイロンのどっち側を走行すべきか、指示が出ているのもわかりやすくなっています。
↑これが今回のコース図。
これも昨年にはなかった、本番前に練習走行ができたのも嬉しいところ。
ゼッケン順に練習に入りますが、なんかテンションがあがります。^^
が…テンションあがりすぎ?で、かわねこはやってしまいました。(汗
慣熟歩行や、コース脇で他の方の走りを見ていても、実際のフロントガラス越しでは、見え方が違うので、パイロンが近かったりすると、進行方向を見失ってしまうのです。
はいそうです。言い訳ですよまったく。コース図の13-14間と、17-18間のパイロンを見間違えて立ち往生。復帰できましたが危なかった…。(>_<)
↑これが13-14間のパイロン。
いやー本戦でなくて良かった…。
ま、今回の場合、2本走って良い方のタイムで競われるので、1本ミスっても2本目で取り返しはきくのですが。
このあとバックでの車庫入れが2本あるのですが、これがジムカーナ屋さんをはじめとする、競技車両や大柄な車両にはちょっと難しいところ。
パイロンの位置的に、運転席から見えづらく、特に競技経験者のMTクラスは、午前中のジムカーナ地区戦に参戦された選手も多く、フルバケの競技車ではバックはなかなかに勝手が違ったようです。
なお、ドアを開けてのバックは禁止。競技中は運転席側の窓も閉めなくてはいけません。
今回、コースがコンパクトで、だいたい40秒台での走行。速い方は30秒台で走っていました。
ちなみに、パイロンタッチは、触れただけならセーフですが、移動もしくは転倒すると、10秒加算なので、一挙に順位が落ちます。^^;
今回の競技中には、ちゃんとMCがありまして、その
スキージャンプ・ペア(←って知ってます?^^;)的なトークにみんな爆笑!いやああれは良かったですねえ!
さてかわねこは、練習走行時の失敗が功を奏してか、本番はミスなしで走れました。
360°ターンから直線区間などではアクセル全開も楽しめますし、ゲーム的要素が強いとは言え、競技の雰囲気も味わえます。
で、結果は…なんと…競技未経験MTクラスで、
優勝でした!
というのも。
意外なことに
このクラス
参加者がかわねこしかいなかった、
というのがオチ
でした。^^;
当初見学に来られたとらっちょ。さんを、クラス未成立を心配してお誘いしたのですが、残念ながらお時間がなく、結局かわねこ1台のまま。
で、ATクラスに編入かと思われましたが、そのままだったので、生まれて初めてのポディウム体験。(笑
しかし実際には、ミスコースしないように走るだけが精一杯で、パイロンギリギリを攻めるなんてこともできずに、ATクラスの久野っちとおうがさんをはじめ、チギられまくりで、総合では18台中11位と、情けない限り。(>_<)
とは言え、しっかり楯と、さらに副賞もこんなにたくさんいただきました!^^

半日しっかり競技気分を楽しんで(今回はたまたまですが)賞品ももらえて、エントリー料からするとかなりお得です。^^
オーガナイザーのみなさま、スポンサーさま、ありがとうございました。
さてオートテストチャレンジ2016 Rd.2は、同じ砂川で、7月10日に開催されます!
今回は、ラリーセミナーや北海道ハチマルカーミーティングと重なってしまったこともあり、ちょっと参加台数が寂しかったので、次回は盛り上がりたいですね。
いかがでしょう?愛車をさしたる準備もなく、コースで思い切り踏めて楽しめ、クラッシュの可能性もかなり低いので、気軽に参加出来ます。
しかもうまく行けば賞品までもらえるかも知れません。^^;
場所もあの砂川なので、午前中は例の喫茶室で甘モノをたっぷり味わい、午後はオートテストで楽しむのもアリだと思います。
日程の空いている方は、ぜひ検討してみてください!^^
今回、参加していたのでほとんど写真撮っていませんが、気は心のフォトギャラリー。^^;
↓
第2回オートテストチャレンジ2016 Rd.1 -1-
第2回オートテストチャレンジ2016 Rd.1 -2-