
かわねこでございます。
「整備手帳」や「パーツレビュー」に載せるほどでもなく、「小技」と呼ぶのも恥ずかしく、むしろ「小枝」くらいのちょっとした小細工を不定期に紹介するこのコーナー(?)ひさびさに書いているようですので、今日はブログのネタに困ったらしいです。たぶん。
第三回の本日は、「リアシートに小細工」。
スイスポのリアシートは、背もたれは可倒式ですが、クッションは固定されています。
以前、フルハーネスを付ける時に外してみたのですが、この固定方法は、クッションを背もたれの下に差し込んで、下側に付いているステーをボルト2本で固定するだけ。
なるほどこれなら工数も少ないし、こんなちいさな工夫の積み重ねが、スイフトの価格の安さにつながっているのだな、と感心したものです。
さて、このリアシートのクッション。まあ通常は外すことはないでしょうが、どうしても高さのある荷物を積みたいとか、クッション下にスペースがあるので、そこを有効活用したい時とか、簡単に外せると便利だな、と思い立ちまして。
で、純正のボルトに換えて「ノブボルト」と呼ばれるものを、資材屋さんで購入。
プラスチックの「ノブ」部分だけが売っていて、それに好きな長さのボルトを入れると、工具を使わなくてもボルトを締めたりゆるめたりできるものです。
・・・が、これが失敗。シートクッションのステーは、強度を出すためかリブ状になっていて、意外とボルトの長さが必要なのと、ノブが引っかかって回しきれないのです。
さあ困った。より長いボルトを入れて、いっそのことリブを削ろうかと思ったその時。ありました。
職場に転がっていた、これまた規格品のノブボルト。これはボルトとノブが一体のものです。
これを
かっぱらっていただいてきました。既成品ゆえに、ボルトピッチが1.5なので、自動車規格の1.25にタップを切り直し、ねじ込んで、はい完成。
これでシートクッションを、ノンツールで外せます。
ま、クッション外すことって、そう無いんだけど。さらに、サーキットを走ったり、ジムカーナをされている方は、とっくにやっておられると思うのですが。
以上、ネタまで手を抜いた「猫の小枝」でした。m(_ _)m
Posted at 2005/04/24 00:14:45 | |
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猫の小枝 | 日記