
国産車から「3ドアハッチバック」というカテゴリーが消えたのは、いつのことなのでしょう。
わたしの記憶では、初代ヴィッツとか、先代マーチの初期、あるいはシビックタイプRあたり以降、消えてしまったような気がしますが、いずれにせよ、もう国産車には3ドアという選択技はなくなってしまったと思います。
あ、念のため言っときますが、ここで言う「3ドア」とは86/BRZとかCR-Zなどのクーペ系とかジムニーなどではなく、いわゆる「ハッチバック」の部類のことですよ。^^;
強いて言えば、現在新車で3ドアハッチバックを買おうと思えば「ミラバン」くらいですか。(笑
先日、ヴィッツGRMNターボが、限定の200台を完売した、と、ニュースになっていました。
これは限定車と言え、ヨーロッパ仕様の3ドアを採用しています。
WEBには「5ドアボディに比べ開口部の小さな3ドアボディは、高次元の剛性確保と軽量化にも寄与…」などとありますが、だったらノーマル車でも3ドアを設定すれば?などと思ってしまうのですが。^^;
まあ、わが初代スイスポがデビューした10年前でさえ、えっ?3ドアなの!という感じでしたので、利便性ゆえに5ドアが選ばれるのも、致し方ないかな、とも思いますが。
確かに3ドア車って、リアドアがないぶん、後席へのアクセスや大きめの荷物を放り込んだりするのには、シートバックを倒したり、と、ひと手間かかります。
しかし後席そのものがないわけではなく、そんなに実用性に劣るとも思えないし、このクラスのクルマに乗る人は、ふだんはひとりかふたり、という人も多いのではないでしょうか。
…などと屁理屈を並べても、コスト削減のためにボディバリエーションは統一した方が良いのもわかっています。
でも。
でもですね。うまく言い表せませんが、なんとなくいいのですよ。この3ドア、というカタチが。
わがかわねこ号を眺めるとき、斜め後からのスタイルがお気に入りなのも、3ドアゆえだと思っています。
むしろこの利便性に劣る、と言う部分になにか美学を感じるのはわたしだけでしょうか。
や、ただの変○、と言われれば、否定できないし、それまでなんでありますが。^^;
Posted at 2013/11/08 23:42:08 | |
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