
DAY1
ゆっくり眠れたおかげで、翌朝は喉の痛みが残る以外は復調してきました。
やぽん師匠はひと足早く鬼久保に向かっており、わたしは近くの別のホテルへ宿泊していたアニキをピックアップして、今日はギャラリーSSがある、鬼久保へ向かいます。
事前の情報では、豊川から40分ほどで鬼久保へ到着するはずでした。が、なんか結構な山道を延々と走ります。北海道ではなかなかないような、狭いつづら折れは、たぶんSSのコースもこんな感じなのだろうなあ、という印象でした。
で、1時間ほどもかかって無事鬼久保到着。
後でかわねこ号に付けていたGPSのログを確認したところ、やはり豊川市を出る直前にミスコースし、東側の国道ではなく、西側の県道を走っていたことが判明。アテにならんな、ナ○タイム。(笑)
今回、我々は「プレミアム観戦プラン」を申し込んでいたので、駐車場も専用場所になります。と言っても、そう近い場所でもなかったのですが。^^;
鬼久保ギャラリーSSの、大まかな(かなり大まかですが)の配置はこんな感じ。

画面左端の白い建物の裏手が、プレミアム観戦プラン用駐車場です。一般駐車場は、中央の立木向こうの低くなった広場となります。
画面下の道がSSコースで、ラリーカーは画面右手中央から左折して、画面下のコースを駆け上っていきます。
人が集まっているところがギャラリーエリアですが、エリアはここだけではなく、画面右手の黄色いコーステープの向こう側や画面右手のさらに奥、そしてこの写真を撮影した場所もエリアのひとつなので、比較的エリアは広く取られています。
が、ナメていたのが観客の多さ。
到着した時、既に0カーも通過していて出遅れたこともあり、ご覧のように、けっこうな人垣なので、なかなか撮影ポイントを探すのが難しいです。
画像左手上の茶色い建物が、プレミアム観戦プラン参加者が宿泊と食事をする「ルシュール」という施設。プレミアムパスを持っていると、建物下のコーステープ内側まで入って観戦することができますが、我々は出遅れたので、画像真ん中のガードレールがSSコースのため、これを横断することができず、専用エリアに入ることができませんでした。
まあ出遅れたのは我々の責任なので、このあたりをウロウロして、撮影できそうなポイントを探していたのですが。
ここも公園の中とあって、立木がけっこう多く、こんな感じで邪魔をしてくれます。(泣)あまり撮影向きではないですね。
そんなこんなでSS3が終了し、コースオープンになりましたので、プレミアム観戦プラン参加者は、コースを横切って向かいの「ルシュール」に集合しました。
しかしここも道路から結構な登りで、運動不足のヲッサンにはなかなか厳しいものだったのでしたが。^^;
プレミアム観戦プランには、この日の昼食も含まれているのですが、その前にゲストを招いてのトークショーがあります。
ちなみに、昨年は卓麻選手だったとのやぽん師匠情報で、どうも今年は源樹選手らしいとの情報も飛び交っていました。
で、情報通り(笑)今年のゲストはクスコラリーチームの竹内源樹選手。…だけのはずだったのですが、ふと見ると、外のテラスになんかレーシングスーツを着た方が立っているではありませんか。^^;
そうです。この鬼久保SSで、先ほど通過直後にマシントラブルでデイリタイアとなってしまった、鎌田卓麻選手でした。(驚)
ちなみに、マイクを持った源樹選手の右がプレイドライブの伊吹編集長(通称まんもさん)、卓麻選手の左隣がラリープラスの平松編集長です。(ちなみに左端はやぽん師匠(笑))
卓麻選手は、予定になかったものの、デイリタイアのため急遽参加してくれたのでした。
このふたりによる、あんなことやこんなことのトークショーは大盛り上がり。昼食時間を超過しても話は尽きなかったのですが、これは参加したかいがありましたね~。
トークショーのあとは、昼食です。わたしはてっきり弁当でも配られるのだろうと思っていましたが、宿泊場所でもある、このルシュール特製のカレーでした。
卓麻選手が「ここのカレー美味いんですよ!」と言っていた通り、様々なスパイスの香りと、コクのある味で大変に美味でしたね。^^
カレーを堪能したあとは、続くSS7を観戦。こんどはちゃんとルシュール側で観戦です。なるほど、ここだと高台から見下ろすかたちで障害物もほとんどなく、観戦にはいいポイントですね。
それにしても、今回の新城ラリーは大荒れでした。ターマックラリーということもあり、そんなに荒れないのではないかと思っていましたが、SS1の雁峰で、いきなり奴田原選手がコースアウト、リタイアして残念ながらシリーズチャンプを逃してしまったことは、既報の通り。
先にも記したように、鎌田卓麻選手もメカニカルトラブルでデイリタイア(翌日復旧するも、再度メカニカルトラブルでリタイア)し、福永修選手もメカニカルトラブルでデイリタイア、と、JN6だけで半数の5台がリタイアするという荒れっぷり。
コースアウトも多く、JN3の鷲尾選手も鬼久保SSの、まさにギャラリー目前でオーバーシュートしてしまい、コース復帰しようとして段差に引っかかり「亀の子状態」。
さらにJN3の五十嵐選手のフィットも、我々の目前でロールオーバー。
わたしは少し下に位置していたので、目撃はしましたが、追い切れずに撮影はできませんでした。
が、やぽん師匠がまさに直近に陣取られており、見事
撮影に成功しています。^^;
SS7が終了した後に、プレミアム観戦プラン参加者限定のじゃんけん大会も開催!海外ラリーのレアアイテムも含めての盛り上がりでした……が、クジ運ないわたしはなんにも当たりませんでした。(笑)
この日はもう1本、この鬼久保でSSがありますが、これまでに2本も見たので新城総合公園へ移動することにしました。
ありがたいことに、やぽん師匠がワゴンRに同乗させてくださることになり、3人で新城へ向かいます。新城でも、我々はプレミアム観戦プラン参加者専用の無料駐車場に停めることができます。一般駐車場ですと、1日1000円かかり、さらに場所が離れているので、シャトルバスでサービスパークに向かうことになるのです。もっとも、昨年まではプレミアム観戦プランだと、公園内に駐車可能だったそうですが。
駐車場からは、徒歩約15分。北海道の我々からすると、民家の軒先ではないのか?と思えるような細い路地を通って公園へ向かいます。
ほぼ中間地点には、こんな看板もありましたが、近道と言うより、実質これしかルートがありません。^^;
昨日のセレモニアルスタートで洗礼を受けていたので、まだマシだと思えたのが幸いか?昨日最初に来た、GAZOOブースのある広場へ出ました。
しかし試練はこれで終わりではありません。
その先にはなんと、更なる試練が待ち受けていたのです!
広場からラリーパークへは、この階段を登らねば行けないのです。どう見てもエスカレーターじゃないですよね、これ…。(汗)
ぜえはあ言いながらやっと階段を登り、さらに人混みを抜けてコースを横断すると、そこにラリーパークが広がっていました。
広い会場には、様々なテントが立ち並び、規模的にはラリホの2倍くらいありそうです。
画像正面がトヨタのラリーカー展示会場ですが、今年はセリカが中心で、期待していた他メーカーのラリー車がなかったのが残念。
幟の立っている場所は、各メーカーのブースなので、販売店も多かったですね。
しかもさらに、ここから離れた場所ではレプリカ展示も行われていたようですが、そこへ向かうのには、さらに階段を登らねばならず、軟弱にもリタイア。
さらにさらに、各チームのサービスパークへは、ここからさらに広大な陸上競技場を横切り、さらに階段を登った向こうになるのです。
広すぎます、新城総合公園。^^;
さて、先ほどの中心会場を周回する通路が、新城のSSコースとなります。
そしてそこではラリーカー以外にも、モンスター田嶋氏をはじめとするデモランが行われました。
デモラン終了後の日も落ちかけた頃、さらにサービスパークを観戦に向かうべく、長い通路をがんばって歩きました。
日が落ちるまで我々はパークに陣取りましたが、一般駐車場は18時でクローズだそうで、サービス風景の観戦が難しい、というのは、ラリーの魅力のひとつを捨てているようで、もったいない感じですね。
とは言え、我々3人もルシュールでの夕食を申し込んでいたので、あまり長居はできません。
そのルシュールでの夕食は、プレミアム観戦プランのオプションで、コース料理とあってちょっと高額だったので、当初は申し込まないつもりでした。
が、やぽん師匠が、ルシュールのある鬼久保近辺には飲食店がないこと、昼食同様ゲストも同席してトークを交えつつであることを教えてくださったので、それならばと、申し込んだのです。
昼食時と同様、源樹選手が同席して、これまた楽しいトークを展開してくれました。
料理の方も、しっかりしたコース料理で、味、量とも申し分なく、これならばかなりお得と思わせるものでした。
宿泊も、我々は男性限定の「大部屋プラン」だったのですが、これもホントの大部屋で雑魚寝かと思いきや、ログハウスのコテージ泊で、特に我々3人はコテージ本棟のロフトだったので、非常に快適でした。
もちろん、本館には個室もあり、ご夫妻で参加されている方もけっこうお見かけしました。
そんなこんなで、コテージでのラリー談義もしっかり楽しんで、鬼久保の夜は更けるのでした。
DAY2へ続きます。たぶん。(笑)
例によってヘタレ画像ですが、続きをアップしてあります。
お時間のある方はどうぞ。
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