およそクジ運というもの、いや運そのものがないと言われるかわねこですが、今回プロスタッフさんのユーザーインプレッション企画の「CCウォーターゴールド」に当選しました。これで、今年の運は使い果たしていますね。^^;
そもそもウチのエスクは、林道での勲章だらけなので、ツヤがどうの、仕上がりがこうの、というのはあまり気にしていなかったのですが。
これまでのコーティング剤を選んでいた基準は、施工性と持続性。はい、こういうボディケア作業が基本的に嫌いなのですよ。そんなわけで、持続効果が長めな石油系のコーティング剤をメインに、1~2ヶ月おきに安物のスプレーワックスで補完する、というのがこれまでの使い方でした。しかし、そのコーティング剤が販売終了してしまい、それに代わるものを探しているときに、この企画が目に止まったのです。
そんなわけで、あまりこだわりのないかわねこですが、
パーツレビューよりも、もうちょと細かく感じたことなど。
前提として、この「CCウォーターゴールド」、洗車後の拭き取り前、濡れた状態でスプレーしてもOKな上、樹脂部品やガラスにも使用可能という施工性と、深いツヤが特長です。
ボトルの他に、専用クロスも付属していて、至れり尽くせり。
なお今回は、より効果を発揮できるよう、鉄粉取りシャンプー洗車で下地を作り、拭き上げてから施工しました。
普通のスプレーワックス同様、スプレーして専用クロスで拭き取るだけ。実に簡単です。今までこういったスプレー施工のコーティング剤を使ったことがなかったので、本当にこれでコーティングされるのか、不安になるくらい。(笑
ただ、液状なだけに拭き上げクロスが湿ってくると、ムラになりやすいので、別に拭き上げ用のクロスを用意しておくといいかもしれません。
これまでの石油系コーティング剤の欠点は、塗り込んで、乾かしてから拭き上げなければならないので、拭き上げに力が必要で疲れることと、こまかなところにコーティング剤が、このように白く残ってしまうことでしたが。
「CCウォーターゴールド」の何が良いと言って、そんな心配がなく、拭き上げも軽くて残りづらく、ボディ以外の樹脂部品やガラスにもそのまま使え、なんなら、洗車後の拭き上げと同時に行ってもOKな、施工範囲の広さと簡単さ。これによって、施工が非常に楽になっています。
拭き上げるとこんなかんじで、見事なツヤになります。
一見で、これまでのコーティング剤や、当たり前ですが安物のスプレーワックスとは、レベルが違うのがわかります。
エンプラ製のヘッドライトもこんなふうにピカピカ。
ただ、ボディもそうですが、画像でもおわかりのように、あくまでもコーティング剤なので、当然キズ消し効果があるわけではなく、樹脂もツヤが出て綺麗にはなりますが、素材そのものの復活効果があるわけではありません。
なので、キズ等は予め消しておいたり、樹脂は復活剤を使った後の仕上げに使うのが良いのではと思います。
では、最大の特長である、ツヤをご覧に入れましょう。
このとおり、ボディへの白樺の街路樹や、フードへの景色の映り込みで、いかにツヤが出ているかおわかりいただけると思います。
施工後、雨が降らなかったので、一週間後に洗車してみました。
言うまでもなく、水弾きもすごく良いです。
水玉もこのように流れ落ちていきます。
雨もそうですが、北海道では冬期の雪落ち性が期待できそうです。
ただ、汚れ落ち性能が格段に良いわけではないようで、汚れは少し残ります。もっとも軽く拭くだけで、簡単に取れる程度ですが。
なんどか施工を繰り返して、コーティングが厚くなると、また違うのかもしれません。
数少ない気になった点としては、スプレーガンにロック機能がなく、はめ込み式なことで、これはたぶん輸送時用のロックで、すぐなくしてしまいそうなので、ガンにロック機構があると安心ですね。
もう一点は、持続性が約3ヶ月と言われており、石油系コーティング剤の約半分なこと。
ただしこれも、これまでのコーティング剤を持続性で選んでいたのは、施工が面倒だったからで、これだけ施工が簡単だと、こまめに施工するのも苦にならないので、さしたる欠点にはならないと思います。
価格もネット通販で\2,000弱と、リーズナブルな上に、詰替え用ボトルがあるのは良心的。
長いこと、石油系コーティング剤を使ってきましたが、昨今のコーティング剤の性能向上には、驚くばかりでした。
プロスタッフさま、ありがとうございました。