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かわねこのブログ一覧

2023年09月02日 イイね!

2023夏のぶらり旅 -中-

2023夏のぶらり旅 -中- 前日からの大風は、朝になっても吹き止まず、うるさくて実のところあまり眠れず。就寝が早かったこともあって、5時半には目を覚ましました。

 空は青空なのがありがたいですが、テントの外は風でTシャツだと寒いほど。なので、朝食はカフェラテをコンロで温めます。ウチのカセットコンロは「アウトドアでも使える」と銘打ったシリーズの初期モデルですが、さすがにこの風だと別に風除けを立てないと厳しい。

 天気が良いので、俄然やる気も湧いてきて、素早く撤収し、さらに北へ向かいました。

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 天塩の名物、風力発電塔群です。

 通常発電塔は、周りを柵で囲われて近寄れないことが多いのですが、ここは道も付いていて、すぐ横まで行くことができます。
 風力発電って、遠くから見るとゆるゆると優雅に回っているように見えますが、ここは風車としては、古い部類に入るためなのか、日本海の強風に耐え続けた経年劣化なのか、塔の直下では「ギリギリ…」「ガギガギ…」と言った、大丈夫なのか?という感じの、なにか金属同士が接触するような音も聞こえていましたが。

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 そしてやはり利尻富士。
 昨日から中腹に雲がかかったままだったので、全貌をとは言えませんでしたが、日本海に浮かぶその姿は、やはり雄大です。

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 この「オロロンライン」は、海沿いにどこまでも続くかのような直線で、晴天の夏は走っていて、ほんとうに気持ちの良い道なので、この時ばかりはやっぱりオートバイだったらなあ、という思いも少しありました。

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 と、前方になにか走っていて、先行車がみんな追い抜いているな、と思ったら、なんとトゥクトゥクでした!
 東京のナンバーだったので、フェリーに乗ってきたのでしょう。これで旅をするのはすごい。

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 が。
 晴れていたのはここまで。
 稚内が近づくに連れ、どんにょり天気になってしまい、気温も20℃を割り込むほど急降下。全開だった窓も閉めて走ります。
 こうなると、オートバイだったらさぞかし寒かったろうなあ、クルマで良かった、と現金に思ってしまうのでした。(笑

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 どんにょり天気で何も見えやしない、のはわかっているのに、ここまで来たらノシャップ岬に寄らずにおれないのは、ライダーあるあるの末端志向症です。混んでいたので、写真だけ撮って、とっとと退散。

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 稚内に来たついでなので、高台の森林公園にも行ってみました。
 晴れていれば、サハリンも見渡せたと思いますが、今日は残念ながらこの天気。でも仕方ありません。

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 むしろ振り返ると、空自の防空レーダー群が見えて、そっちでテンション上がったり。(笑

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 こんな天気で寒いので、宗谷岬もトイレに寄っただけですが、そもそもがなにか目的があって、ここまで来ているわけではないので、別にいいのです。(←馬鹿

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 今度は海沿いを南下。左手に見えている海は、日本海からオホーツク海に変わりましたが、天候どんにょりに波高し。浜辺で遊ぼうという気にもなりません。

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 国道をそのまま南下すると、内陸を走ってしまうので、猿払村道エサヌカ線を走ってみます。
 広大な牧草地帯を抜ける、気持ちの良い道ですが、晴れていればもっときれいだったのに…とは言いますまい。

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 末端志向性なので、小さいと言えども、岬に寄らずにおれません。てことで、北見神威岬へ寄り道。
 海の上には、前線が張り出しています。あれがもうちょっと西寄りだったら晴れていたのに…とも言いますまい。(笑 

 そうこうするうち、早朝から動いていたので、少し小腹が空いてきました。しかし、飲食店はおろか、この界隈コンビニすらもありません。
 そのまま枝幸まで南下して、やっとセイコーマートを見つけ、さすがにガッチリ食べたいわけではないので、シュークリームで糖分補給。

 案の定、この後もお店が見つからず、お盆とあって道の駅の飲食スペースも行列。なので、並ぶのが苦手なかわねこはパス。
 結局、雄武町で食堂を見つけて入ってみたものの「すいません、今日はもう終わりなんです」と、昨日とは逆に断られてしまいました。残念。
 しかし、探すと近くで蕎麦屋さんを見つけたので、お昼にありつけました。
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 ここも店仕舞いが近く、天ぷらは終わっていましたが、隣の席の子供が食べていたおにぎりが美味しそうだったので、ざるそばとおにぎりを注文。
 蕎麦もまずまず、おにぎりが優しい味でした。

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 ここからも、岬があって気が向けば寄ったりしつつ、のんびり南下。どこも岬のキャンプ場は、賑わっていますね。

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 そしてここも寄らずにおれない、カニオブジェ。(笑

 そんなこんなで、天気が今ひとつだったこともあり、あまり遊ばずにひたすら走ったせいで、夕方には網走に着いてしまいました。
 網走ならば、昨年の5月に偶然泊まった、呼人のキャンプ場がロケーションが良かったので、さっそく食材を買い込み、行ってみたのですが。

 ま、夕方のこの時刻ならそうだろうな、とは予想していましたが、サイトは8割方埋まっています。それでもまだテントを張れそうなスペースは残っているのですが、駐車場が完全に満車。ここ、サイトの広さに対し、駐車スペースが圧倒的に少なすぎるのです。オートバイなら、そのままサイトに進入できますが、クルマではそうはいかず、残念ながらここは諦めました。

 さてどうするか。
 すぐ裏の天都山に登って、公園なども探してみましたが、オートキャンプ場はあったものの、そこもかなりの混みようだったので、これは住宅地も多い網走を、早々に離れたほうが良いと判断し、南下して小清水町へ向かいました。

 少し不思議だったのは、オロロンラインでは、ちょっとした駐車帯があれば必ずいた、キャンピングカーや車中泊車がまったくいなかったことですが、単に日本海側に集中していたのでしょうか。

 小清水町で思い当たる場所は、道の駅で車中泊か、その隣にある前浜キャンプ場。キャンプ場の方は、GPzで放浪していた時代と、30年くらい前の北海道に定住し始めた頃、先輩を訪ねて小清水に来た時に、泊まった記憶があります。

 果たしてキャンプ場に行ってみると、ちいさなサイトなので、さすがに混み合っていましたが、なんとかクルマ2台分くらいのスペースが空いているではありませんか。

 さっそく受付をすると、優しそうな管理人さんから「良かったね。昨日だったらいっぱいで泊まれなかったよ」と言われました。しかも、18時で管理人さんが帰ってしまうのですが、受付したのがその5分前。ここもまさに滑り込みだったのでした。
 ちなみにこのキャンプ場も小清水町の管理で、テントひと張り300円。この料金、30年前から変わっていないような気がします。

 サイト自体がかなりこぢんまりしており、クルマを停めた横のスペースにテントを張る方式ですが、7~8台でいっぱいになります。

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 かわねこは、エスクの横にテントを張ると狭く、前後に余裕があったことからエスクの後ろにテントを張りました。
 30年の歳月に、サイトの雰囲気の記憶はすっかり薄れていて、こんなに狭かったのだと驚きました。

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 風が少し涼しいものの、昨日の天塩より夏らしい気温だったので、車中泊だとちょっと暑かったかも。テントが張れて良かった。
 水場と水洗トイレもきれいで、水銀灯は1箇所だけありますが、運良くかわねこが展張した反対側だったので、うるさくありません。
 のんびりしていると、いきなり「カン・カン・カン…」と踏切の音がしてびっくりしましたが、実はJR小清水駅のすぐ横に位置しているのです。
 幸いなのが、ローカル線なので本数もわずかで、駅も近いことから、列車の走行音も「ご…っとん、ご…っとん…」と穏やかだったこと。

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 そして今日の夕食は、豪勢に寿司です。と言っても、写真の通り、スーパーで仕入れた、しかも値下げ品。(笑
 もともとが、オートバイツーリングの宿泊手段だったキャンプでは、日暮れ近くに展張して明け方撤収、が主だったことから、かわねこの場合、キャンプ場が目的地の年越しキャンプ以外では、行動食がメインだった名残です。
 今日も暑かったので、あまり火を使いたくなく、かと言って、冷たい弁当はさすがにちょっと悲しいので、冷えていても美味しいもの、という選択で寿司になりました。いちおうサラダと、味噌汁代わりにカップ麺ですが、天蕎麦も。
 いいんです。外で食べると、これでもじゅうぶん美味く感じます。^^

 今夜は日暮れから雲がかかってしまい、残念ながら星は見えず。なので、早々にテントに潜り込んで、読書です。メッシュスクリーンで風を通すと快適な温度。ここはテントサイトのすぐ下が海岸なので、、潮騒が聞こえるのが嬉しい。

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-つづく-

Posted at 2023/09/02 21:08:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2023年09月01日 イイね!

2023夏のぶらり旅 -前-

2023夏のぶらり旅 -前- 9月に入って、もうお盆の話なんて、記憶の彼方と言える昔のことになってしまい、まったくもっていまさらですが。(笑
 まあ気は心で、お盆のぶらり旅の話など記してみます。

 この何年か、北海道の盆休みと言えば「雨」がついて回っています。
 振り返ると、盆休み中に降られずに済んだことのほうが記憶になく、盆中ずっと雨、とか、そのため仕事に駆り出される、なんてことも多いここ近年。

 なので、もうあまりアテにはしなくなってしまいましたが、それでも基地でゴロゴロして、この連休を逃すのも耐えられないので、やっぱり旅に出ることにしました。

 かわねこは今回、11日から16日までお休みで、15~16日は千歳に行くことが決まっていたので、11日は上士幌町に、みん友さんとバルーンフェスティバルを見に行き、12日から出発。

 本来であれば、シェルパくんにテントを積んでツーリング、なのですが、とうとう盆前に修理から帰ってこなかったので、相棒がエスク一択なのがちょっと残念。(さすがにあ~るくんでは行かない)

 とは言え、出発時は小雨が降る中だったので、若い時ならさて、この雨の中なら、たとえシェルパくんがいたとしても、日和ってエスクで出かけていた、に3000点、なんですが。(笑

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 案の定、狩勝峠も濃霧です。まあ、今回天気は二の次、このところ出番が減ったエスクで、ロングドライブを楽しめればいいので、それでも良し。
 行き先は、ぶらり旅なのでいつものことですが、決めていません。ただ、なんとなく北へ向かい、稚内に行ければいいかな、くらいの漠然としたもの。ラゲッジルームにはテントを始め、野営ギア一式を積んであるし、車検後にベッドキットも復活させているので、宿泊の心配はないのです。

 その昔、GSFが現役だった頃は、盆休みによく稚内を目指していました。当時、仕事でほぼ全道を回っていたので、どこへ行っても仕事がらみの場所が多く、唯一仕事で行くことがなかったから、というのが、稚内を目指す理由でした。

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 今回は相棒がエスクなのと、ぶらり旅なので出発前にろくに天気予報をチェックしておらず、どうやら台風が北上しているらしい、くらいで、好天は期待していなかったのですが、北上するにつれ晴れ間が見えて、夏らしく暑くなってきたのは、やっぱり嬉しいものです。

 滝川から、かつてはエゾサマーラリーの開催地だった浜益を目指すと、懐かしい思いがこみ上げました。浜益時代のエゾサマーラリーは、ギャラリーのホスピタリティが地区戦と思えないほどの高さだったのに加え、海沿いで夏らしい雰囲気がたっぷりのラリーで、とても楽しかったですね。
 そう言えば11年前、エスクが就航して最初のドライブも、浜益から羽幌まで北上したのでした。

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 そう、日本海側に出ると、ここから稚内までは、ほぼ海沿い。水平線を眺めつつ、夏の雰囲気を楽しめるのも、ツーリングに出ていた理由のひとつでした。

 順調に北上して、留萌でお昼になりました。せっかくのお休み、ちょっとだけいいものを食べたいなと、知っている店を訪ねたものの、1軒は店外に10人以上の行列(この田舎ではふだんあり得ない)にびびり、もう1軒も、入り口の張り紙に「スタッフが休みのため、メニュー限定」とあり、ここもまたウエイティングだったので、パス。

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 しかたないので、小平までさらに走り、海沿いにあるお店へやってきました。駐車スペースには20台ほどもオートバイが並び、看板が置いてあったので、入れないのかと思ったら、お店利用者以外駐車禁止の看板でした。ここのすぐ裏の海側がビーチなのです。

 実はここ、以前、仕事関係の方に連れてきてもらったことがあるので、寄ってみたのでした。
 ラーメンが評判だそうですが、なぜか限定10食で、それ以前に30℃超えの気温に、エアコンのない店内では、ラーメンはもとより、カレーもちょっと遠慮したい。

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 なので、味噌カツ定食をオーダー。
 分厚いのに、柔らかくて味わい深いとんかつに、味噌ダレがよく合います。忘れていましたが、ごはんもデフォルトで大盛りなので、すっかりお腹いっぱいになってしまいました。
 ただ、食べ終わってからも汗が止まらず、今日イチ汗をかいたのがここ。(笑

 食べていると、後から来たお客さんに女将さんが、もう完売したので閉店なんですと告げていたので、どうやらラッキーにも滑り込みだったよう。

 お店を後にし、気分良く海沿いを北上していると、このあたりで昔、野宿したなあ、とか、冬にテラノで来たっけ、など、思い出がよみがえるのは、年なんでしょうね。

 ドライバーだけでなく、エスクにも給油したので、あとは走りを楽しんだせいか、気づくと天塩町に到着していました。

 時刻は16時過ぎ。夏の陽はまだ高く、もう少し走ることもできました。
 しかし町外れにある、鏡沼海浜公園キャンプ場がちょっと気になっていて、行ってみることに。

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 実はこの近くにも、以前仕事で年に2回ほど来ていたのですが、その時に、このキャンプ場の雰囲気が良さそうだなあと思っていたのです。

 すぐ横は天塩漁港なので、海沿いだけれどあまり海っぽくはありません。別に海水浴をするわけではないので、それよりもサイト内の雰囲気が良かったのと、広大なテントサイトは7割方埋まっている印象でしたが、それでもテントを張れそうなスペースはじゅうぶん残っていたので、ここに泊まることにしました。

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 町営のため、ひと張り500円とリーズナブル。管理人の老夫婦も親切に対応してくれました。
 管理棟のすぐ上は温泉ホテルで、歩いてお風呂にも行け、その気ならご飯を食べることもできます。 
 隣接ではありませんが、テントサイトと駐車スペースが比較的近いところも選べるのが嬉しい。
 水場もきれいで、水洗トイレがサイトに2箇所。管理棟近くの公共トイレを合わせると3箇所もあります。

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 そんなわけで、さっそく展張。
 昨年、車中泊でかなり暑い思いをしたので、雨さえ降らなければ、テント泊の方が快適です。

 今回、テントはオガワのクローカー12も考えましたが、積み込みスペースに余裕のあるクルマなので、いつものミシック・ツーリングテントを持ってきました。これをちょっとアップデートし、ポールとガイロープを準備してフライシートを上げ、簡易オーニングにしてみましたが、これが大正解でした。
 ここ、海沿いとあって風が強く、展張作業の際はTシャツでちょうどいいくらいだったのに、日が傾くと長袖を着ても寒いほどだったのです。
 最初はテントの横にローチェアを置いていましたが、寒いので少し狭いけれど、フライシート下に移動すると、ちょうどいい風よけになって快適でした。

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 ねぐら作りを終えたので、少し漁港を散歩。
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 ちょうど日本海に落ちる、夕日も堪能することができたのは、僥倖です。

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 散歩の続きついでに、丘の上の天塩温泉に行きました。今日は暑くて汗をかいたので、お風呂が嬉しい。
 ここの温泉は初めて入りましたが、アンモニア成分を多く含んでいるため、独特の匂いがする、全国的にも珍しい温泉だそうです。とろりとして、とてもいい泉質でした。

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 お風呂の後は、ちょっと遅めの夕ご飯。地元スーパーで調達してきた、ちいさめのたらこ高菜弁当とお茶が、今夜のメニュー。ケチったのではありません。お昼の味噌カツの破壊力が凄まじく、あまりお腹がすいていなかったので、夕食はこれくらいがちょうど良かったのです。(笑
 食べていたら遠雷のような音がするので、天候が崩れてきたのかと思ったら、隣の遠別町でやっていた、お祭りの花火の音だけが響いて来ていたようです。

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 食後はすっかり暗くなり、でも晴れているので、腹ごなしに散歩して、星空を眺めてみたり。
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 漁港が近いことから、照明が明るいのがちょっと難点でしたが、砂を積んでいる作業場があり、そこは照明が少ないので天の川もよく見ることができました。

 戻っても、相変わらず風がごうごうと吹いていて、外にいると寒いほどなので、支度をして、とっととテントに潜り込みます。
 とは言え、テント内で風を避けるとやはり暑いので、フライシートは上げたまま、入り口をメッシュにすることで調整できたので、中は快適。車中泊ではなかなかこうはいきません。

 このキャンプ場のいいところは、サイト内に余計な照明がなく、水場とトイレにしか明かりがないこと。よく、場内を水銀灯で煌々と照らすキャンプ場もありますが、明るすぎるのも良くないのです。

 周りのテントはライダーが多いためか、早めの就寝なのと、クルマで来た人は横のコテージ利用者が多いようで、ぜんたいに静かなのですが、いかんせん、風の音がうるさい。
 と、言いながらも、横になったらすぐ寝てしまったのですが。

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-つづく-

Posted at 2023/09/01 21:47:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2023年08月30日 イイね!

祭の続報

祭の続報 先週の週末。厚真ではラリー地区戦も開催され、当地区では初開催、ラリホの前哨戦として、全日本選手も参戦、XCクラスの賑わいなど、トピックも多く、行きたい気持ちはありましたが、残念ながらギャラリーステージは設定されなかったことと、なんだかんだとやることも多かったため、今回は見送りました。

 そんな日曜日。天気予報は午前中は曇で、午後から晴れ間が見えるものの、最高気温は前日より少し低い30℃程度。それでもこの時期の十勝ではじゅうぶんに暑いのですが、34℃だった前日よりはマシだろうと、午後からのびのびになっていた庭草刈りをすることにしたので、午前中いっぱいの予定が空きました。

 ならば、基地でじっとしていられるわけもなく、さっそく出かけることに。
 エスクは前日走らせたので、今日はステアリング交換をした、あ~るくんのフィーリングチェック。…と言う言い訳のもとに、ドライブです。シェルパくんも未だ帰って来る見込みがないので、最近あ~るくんがオートバイの代用になっているような錯覚(実用車、という点はまさに)をするのですが。(汗

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 そんなわけで、夏の名残なら、と、十勝の海である浜大樹で海を眺めてみます。
 まあ、別に浜で遊ぶわけでも、釣りをするわけでもないので、本当にただ眺めただけですが。(笑

 海を見ながらふと思いついたのが、いよいよ来週に迫った、ラリホの池田SS。駐車場の公式案内も出たので、再度確認のためにちょっと足を向けてみました。

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 池田町内に入ると、ラリホの幟がさらに増えています。嬉しい。

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 ワイン城まで上がってみると、そこにも幟がはためいています。奥に少し見えるのは、池田町の市街地。

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 ワイン城から桜通りという、JR池田駅東側の道路に降りてゆく途中の、イベント広場から、池田駅東側の草地が一望にできます。
 画像正面の草地の向こうにJRの線路が走っており、案内図からも、ここが駐車場になると見て間違いないでしょう。

 ラリー当日は、写真を撮った背後の広場に出店が出るようです。この日は閉鎖中になっていましたが、トイレもあります。
 また、上のワイン城も営業しているので、こちらでも飲食やトイレの利用もできます。
 みなさん、なるべく池田町にお金を落として、来年以降も歓迎してもらいましょう。(笑

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 公式の案内図です。

 ただし、駐車場が広大なので、北側に駐車するか、南側へ駐車するかで、状況が変わる可能性があります。
 南側へ駐車した場合は、公式図の導線の通り、ワイン城まで上がって、北へ進む方が近いと思われます。

 しかし、確かめていませんが北側に駐車した場合は、「清見農村公園」から、上がれる山道があるような気がします。そちらのほうが近いかもしれません。(あくまで勝手な推測です)

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 と言うのも、旧野球場近くに山道入り口があったのです。
 鬱蒼としていますが、通行可ならおそらく案内板が立つのではと思います。

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 桜通りから駐車場を望みます。
 画像中央の白い建物が、JR池田駅の跨線橋。

 入り口は、現状3箇所ほどありましたが、一方通行の規制がかかり、南側1箇所のみになるもようですので、当日はオフィシャルの方の誘導に従いましょう。
 スペースはかなり広大で、幅約50m、南北に長さが約300m近くあるので、キャパは相当なものです。

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 さらに北にも歩行路があるようで、旧野球場前にこんな感じ出入り口がありましたが、下の市街地のどこから上がれるのかは、わかりませんでした。

 ただ、いずれも駐車場と旧野球場までは約1㎞、標高差も25mほどあり、ほぼ直登なのでそれなりの覚悟が必要です。足元はトレッキングシューズか、最低でもスニーカーをオススメします。
 
 この状況なので、クルマに忘れ物をしたりすると、なかなかに辛い思いをするので注意。

 ま、陸別のBエリアとかCエリアを歩き慣れている、プロギャラリーのみなさま(笑)なら、なんら問題はないかと。(個人差があります

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 ちなみに旧野球場内は、まだ工事は行われていませんでした。
 もう使われていない野球場なので、大きな工事等は行わず、パイロン設置くらいでコース作成するのでしょうか。

 トイレは旧野球場前の1箇所の他に、仮設トイレが設置されるようです。

 公式案内では、ここにはキッチンカーとか、出店が出る可能性は低そうで、飲食、買い物はワイン城近辺で行う流れのようです。

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 旧野球場横からワイン城に向かって、南へまっすぐ抜ける道がこんなかんじ。

 この先のワイン城手前に公衆トイレがあり、この日は閉鎖中となっていましたが、当日は開放されるようです。

 ラリー車はこの道を通らず、野球場を抜けたあと、南下はせずに左折して東進し、ぐるっとひと回りするコースになるため、当日ここは関係者車両の他には、歩行者専用になると思われます。


 なお、これらの情報は、公式案内からかわねこが判断したものですので、当日状況が変わることも予想されます。ご注意ください。

 
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 ということで、今回も池田町内の「お菓子の小松」で、ソフトなう、して〆ました。
 30℃近い気温だったので、すでにソフトが融け始め、撮影直後から大慌てで食べました。(笑

 ここのソフトは、コーンが3種類から選べ、今回はメープルにしてみました。なかなかに風味が良くて、ウマウマです。^^
 ワッフルコーンの350円以外は、330円というリーズナブルさも嬉しい。

 さあ、いよいよ祭が迫ってきました。
 今回、新コースとあって池田のことばかり書いていますが、これが成功して、陸別に続く、第2のラリーの聖地になってくれるといいですね。



Posted at 2023/08/30 21:31:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2023年08月26日 イイね!

十勝の夏空

十勝の夏空 この週末、思ったより天候は落ち着きそうで、曇り空のうちに、ここしばらくほったらかしにしていた、庭草を刈ろうと張り切ったのですが…あいにく夜露で庭はびっしょり。これでは作業できません。

 なので、洗濯と掃除など、ひととおりの家事をこなしてから、直売所へ野菜を買い出しに行くのに、エスクを出動させました。

 無事、野菜ととうきびをゲットして、せっかくなので、そのままドライブ。
 農道を気分良く流していると、運転席側窓の上を、なにか黒い影が飛んでいます。最初は鳥かと思いましたが、それにしては大きい。

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 ああ、飛行機か、と気づいた時には、機体は旋回して、前方へ出てきました。が。それにしてもずいぶん、低高度で飛んでいます。

 視界の隅に捉えた際にも、セスナにしてはちいさいな、パイパーカブかな。このあたりでは珍しいと思っていましたが。

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 このあたり、帯広空港に近いといえば近いので、操縦訓練かと思いましたが、機体はそのまま南下していきます。しかし、高度を上げる様子がありません。

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 それどころか、どんどん高度を下げています。
 ええ?このあたりに、農産物を運送するための、いわゆる農道空港なんてあったか?あれ、新得町にしかないはず…。

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 機体はそのまま着陸したようです。
 おいおい、まさかトラブルで不時着?!

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 と、頭がグルグルして気になったので、飛行機が着陸したあたりに行ってみると。
 道路脇の畑に、機体が置いてありました。
 意外にも、パイパーカブよりも、もっとちいさく、これ、ウルトラライトプレーンかなあ。

 ふと見ると「場外離着陸場」のちいさな看板がありました。不時着ではなく、ちゃんとした着陸だったようです。

 畑の中に勝手に入るわけにはいかないので、遠巻きに機体を眺めていると、農作業用のつなぎを着たおじさんが、フォークリフトに乗って現れました。

 お話を伺うと、この飛行機は趣味で飛ばしているそうで、この畑も、国の許可を受けているため「場外離着陸場」の看板を立てているのだとか。

 機体は販売されているもので、帰宅して調べてみると、カナダ・マーフィーエアクラフト社製のマーベリックという機体のようです。

 ウルトラライトプレーンと言うと、ハンググライダーに近いような、簡易な構造を想像してしまいますが、このような「飛行機」に近い形状のものは、「蛇面操縦型」と呼ぶのだそうです。

 この機体は尾輪式なので、操縦がそこそこにシビアで、むしろセスナの方がずっと乗りやすいのだと、伺いました。

 マフラーが機首下に突き出ているので、エンジンが気になり伺うと、オートバイやスノーモービル用のエンジンメーカーで有名な、ロータックス製だとのこと。

 これも後で調べたところ、ウルトラライトプレーンでは、ロータックスはかなりのシェアを持っているようです。そしてなんと、あのHKSも、現在は生産をやめてしまいましたが、近年までウルトラライトプレーン用エンジンを生産していて、かなり好評だったらしいことも知りました。

 オーナーさんによれば、このロータックスは「あまり良くない」そうで、「もっとウルトラライトプレーンが広まって、できればホンダなどの国産エンジンがあればいいのにねえ」と仰っていました。
 「仲間を増やそうと、周りの知り合いを誘うんだけどね、みんな死にたくないからと言って、乗りたがらないんだよ」と笑っておられました。

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 道路の反対側には、オーナーさんのご自宅があり、表札にもちゃんと、雷電?を模したオブジェが付いていたのが、微笑ましい。

 いやあ、いいものを見せてもらいました。

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 このあとは、せっかくなので、ウエモンズハートへ行ってみます。
 もちろん、ソフトなう。が目的。
 さすがの人気店で、駐車場はすでに9割方埋まっていました。

 日も差してきて、気温は既に30℃台ヘ突入。写真を撮っている場合ではありません。とっとと食べないと、どんどん融けてしまいます。(笑


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 ショートドライブでしたが、楽しめました。
 夕方には、雨も降っていないのに、空には虹が。どんだけ湿度高いんだ。雷も鳴っていましたが、結局降らなかったので、日が落ちても、蒸し暑いまま。

 まあでも、嫌でもすぐに「寒い」時期がやってきます。
 
 せっかくの夏の名残、まだ楽しみましょう。(笑








Posted at 2023/08/26 21:54:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひこーき | 日記
2023年08月25日 イイね!

やっぱり革

やっぱり革 あ~るくんが、かわねこ基地配属となってから、3ヶ月半を過ぎました。
 仕事はもとより、ちょい乗りにも大活躍なので、納車時から考えていた、内装をちょっとだけアップグレードすることにしました。

 それはステアリング。
 あ~るくんは、MH23SワゴンRの中でも、グレードが廉価版のFXです。と言うか、5MTの設定がFXにしかないのですが。
 余談ですが、MH23Sの初期モデルには、FXよりさらに下の「FA」というグレードがありましたが、違いは電格ミラーやプライバシーガラスのありなし程度のようです。
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 そんなわけでステアリングは、ウレタンのそれでした。もっとも、日頃仕事でウレタンステアリングのクルマに乗ることも多いのですが、それらに比べても、ワゴンRのステアリングは、リムの程良い太さと言い、適度な柔らかさと良い、軽自動車用としてはよくできているなあ、という印象。

 とは言え、長年革巻のステアリングを握り続けているので、エスクに乗ったりすると、やっぱり革巻はいいなあ、と実感することも多く、なにしろ運転中常に触れている部分でもあり、質感は大事と考えているので、今回ステアリングの交換に踏み切りました。

 もっとも、予算的に新品は買えず、中古でも社外のナルディやモモは中古のボスが出ておらず、新品はかなり高価だったのと、ステアリング本体もやはり高値でした。しかし、ワゴンRは革巻を採用しているグレードも多く、スズキ純正は探してみると、販売台数が多かったためか、意外なほど数も多かったのです。

 安いものだと1000円代から、高いものだとその10倍くらいまで様々で、オクの出品はほとんどが解体業者のようでしたが、外した車両の走行距離を書いていたり、傷の詳細な写真を載せていたりと、わりと良心的なようです。
 ただ、さすがに最安値のものは革に破れが生じていたり、元車両の走行距離がやたらと長かったりとそれなりなのは、しょうがないところ。難しいのは、だからといって、高い=程度が良い、でもなさそうで、高値を付けられていても、明らかな傷があったり、汚れが目立つものもありました。

 ワゴンRは生産期間も長かっただけに、ステアリングもホーンパッドのデザインや、革の色など細かなバリエーションがあり、本当はスティングレー用に設定(限定車用かも)されていた、黒い革のステアリングが精悍なイメージなので欲しかったのですが、程度のいいものがなく、最も数が多く出ていたグレーの中で、比較的良さげなモノを無事ゲットしました。
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 これもスティングレー用なので、ホーンパッドが少し小さくなり、その左右にシルバーの飾りパネルが付くのが特徴です。
 このシルバーのパッド部には、モデルによってはステアリングスイッチが付いたものもありましたが、ウチはどっちにしろ社外オーディオなので、変換アダプタが必要なことと、軽自動車だけにオーディオ位置が近く、操作に不便を感じないことから、あえてスイッチなしを選びました。
 このデザインが、なんとなくエスクのステアリングに通じることもあって気に入ったこともあります。
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 届いたブツは、ステアリングカバーをかけて使われていたらしく、所々にカバーによる擦り傷やへこみがあるものの、カバーされていたぶん、全体はとてもきれいなものでした。飾りパネルにも、微細な傷があることが出品時から謳われていたので、何なら塗装してしまおうかと思っていましたが、現物のそれは気になるほどではないため、面倒なのでそのまま使用することにしました。


 ステアリング交換など、さしたる作業ではありませんが、気は心で整備手帳に上げてあります。


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 そして、ついでなので、エスクと同様センターマーカーを付けてみました。
 その昔、冬道講習を受けた際に、舵角がわかりやすいのは運転しやすいなあと感じて以来、エスクには付けていたものです。

 と言っても、単にビニールテープを巻いただけなんですが。そのまま貼り付けると、粘着剤でステアリングがベタベタになるので、裏側にはビニールを張り、止める部分だけ粘着剤を活かすようにしています。剥がれたら巻き直せばいいので、当面コレです。

 実際に握ってみると、第一印象はエクスのそれと違って、革の質感自体はそう良くはないなあ、というものでしたが、コスト制限が厳しい軽自動車用だけに、これは仕方ありません。それでも握り心地がいいのは、街乗り程度でも感じますし。

 ちなみに、最近の自動車用、ことにステアリング用としては、本革と言っても人工皮革、合成皮革がほとんどなのだそうです。理由はコストももちろんありますが、環境の厳しい車内であることから、耐久性の問題と、牛革は専用オイル等でのメンテナンスが必要なのに対し、人工皮革類は、汚れを拭き取る程度で済むこと、現在の製造技術では、質感も変わらないこと、品質が均一にできること、などが理由だそうです。

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 ところで、ステアリングって、外した単体だけを置いていると「生首」という単語を連想するのは、かわねこだけでしょうか。(笑


Posted at 2023/08/25 21:43:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ

プロフィール

「シェルパくんで走りに行ったついでに、池田に寄ってみた。いよいよラリーウィークを実感するなあ。」
何シテル?   08/31 18:24
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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