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スーパーGT第6戦鈴鹿700km。
伝統の1000kmレースの流れを組む真夏の過酷なレース。
ARTA NSXの火災などで荒れたレース展開の中、
ポールスタートの#35KRAFT SC430、石浦宏明・大嶋和也選手組が
磐石の走りを見せ、見事にGT500初優勝をポールtoウィンで飾りました！

GTでは通常若手とベテランでコンビを組むケースが多いんですが
この石浦・大嶋選手は、2人ともTDPに籍を置くヤングドライバー。
その若手コンビで、シリーズで最も厳しい鈴鹿700ｋｍを制したと
いうのは非常に高い評価を与えられると思います。

さて次はフォーミュラニッポンでの勝利を期待したいところかな？
TDPでは既に平手晃平選手が優勝を成し遂げているので
彼に続くのは、石浦・大嶋のどちらが先か楽しみなところです。

GT鈴鹿700kmで注目の#62R&DスポーツレガシィB4ですが、
予選Q1走行中にフロントデフトラブルから車両火災が発生し走行中断。

さいわい漏れたオイルに引火した程度の小火で済んだため
エンジンその他には影響なかったものの、当然マシンは走行不可。
ガレージに戻されたB4は、その後のセッションを全キャンセルして
マシンの修復に取り掛かっているとのことです。

この時点で、2ndドライバーの密山選手が予選基準タイムを
クリアしていなかったため、リザルト上は予選不通過扱い。
しかしながら#62号車はシード車両であることと
1stドライバー山野選手が基準タイムをクリアしていることから
マシン修復さえなれば、決勝出走は認められると思われます。

とはいえ、今朝のフリー走行もまだ作業中のため不出走。
15時の決勝スタートまでに修復完なるか、非常に気になるところですね。

※追記
　スタートリストに記載が無かったので残念ながら決勝不出走のようです

鈴鹿で行われているスーパーGT鈴鹿700kmレース。
昨日行われた予選にて、#35クラフトSC430を駆る
大嶋和也選手が初ポールを獲得しました！！

大嶋和也選手といえば、全日本ラリーに加勢eレーシングから
参戦している、ベテラン大嶋治夫選手の甥っ子さん。
その大嶋治夫選手に、06年の群サイで売り込まれたことと
同年の全日本F3＆GT300での活躍を見て、
個人的に強化応援選手に指定しているドライバーです（笑）

その大嶋和也選手、GT500には今年ステップアップしたばかりの
ルーキードライバー。
そして予選タイムアタッカーを務めたのは、なんと今回が初めて！
さらにこの鈴鹿700kmは、通常のスーパーラップ方式とは異なり
F1でおなじみのノックダウン方式の予選であったという
困難な条件がいくつも重なった状況でありながら、
並み居る強豪を退け見事にポールを獲得するあたり
大物ドライバーの片鱗を感じさせてくれますね！

決勝レースは700kmの長丁場ということで、正直予選順位は
あまり重要ではないんだけど、予選の好調さがマシンセットアップが
きっちり決まっていることの証であれば、トラブル・アクシデントに
見舞われなければ好成績が期待できますね。

※画像は昨年の群サイラリーフェスタにて