今年3月に配備した多用途コンパクトカーのスプラッシュのお陰で、山間の狭い道を走りがちな趣味の城跡巡りやダム活動など様々な難所に行きやすくなりました。
今回は行動範囲を拡げて旧日本海軍遺構の魚雷庫や物資保管壕を初めて訪ねています。
まずは魚雷庫を訪ねてみました。
山肌に洞穴のようなものがあります。
登ってみて魚雷庫の中を覗き込む。 広そうですが、この中に入ってみる勇気は無い。
魚雷庫の地下壕は魚雷の調整場として使用されたとのことです。
続いて物資保管壕です。 住宅地を通る狭い道の途中にありました。
さっきの洞穴とは違ってコンクリートの立派な作りです。
物資保管壕は弾薬や燃料などの貯蔵庫として使用されてたとのことです。
さらに山のほうに入ってまた物資保管壕を発見。
こんな山の中にコンクリート作りの地下壕が。 入り口前は草が生い茂ってます。
離れた位置から壕の中をズーム撮影。 中に入るのは怖いので止めときます。
でもこの場所に来れて良かった♪ 旧海軍遺構の魚雷庫と物資保管壕を見れて満足しました♪
ところが、帰る道ですぐ看板が立ってるのを見つける。 旧日本海軍航空基地の大社基地配置図。
説明文もあります。 昭和20年3月に海軍航空隊の前進基地として造成することになり、
飛行場・兵舎・誘導路の建設、兵器・弾薬・燃料の整備、貯蔵壕の構築が昼夜行われ5月に開隊。
陸上爆撃機「銀河」を保有する海軍航空隊が布陣。 終戦(8月)まで沖縄周辺で敵軍に攻撃した。
旧日本海軍航空基地の大社基地配置図。 昭和20年3月から8月(終戦)と期間は短いです。
配置図の上のほうに飛行場の滑走路跡(1700m×100m)があります。
配置図の下のほうには壕跡や兵舎跡。 赤丸=現在地(看板)、○印=壕跡、◎印=現存壕
◎印の現存壕(物資保管壕と魚雷庫)が7箇所もあった。 このうち3箇所を見ました。
まだ見てない現存壕があるんだと分かり、ちょっと引き返して今度は本誓寺前の駐車場に。
配置図によるとこの向かい側にも現存壕が2箇所あるはず。
とりあえず、物資保管壕が1箇所すぐに見つかりました。
壕の中はこんな感じ。
他にも現存壕あるはずですが、恐らく似たような感じになるのでここで捜索は止めにしました。
ついでと言っては何ですが、旧海軍大社基地跡にも行ってみました。
なお、後方に見える山は過去に登山してる
仏径山です。
海軍航空隊大社基地の新鋭陸上爆撃機「銀河」は昭和20年8月終戦時の保有約30機なり。
こんな双発爆撃機がここにいたんだ! 「国滅びて銀河あり」悲運の名機。
旧海軍大社基地跡。 滑走路跡(1700m×100m)は長く国有地で開けた空き地でしたが、
昨年に国から法人が買って現在は宅地開発されています。 滑走路跡の面影は消えゆく。
No.3869
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スプラッシュ | 日記
Posted at
2023/06/20 20:39:51