
当港における今年(2018年)のクルーズ客船寄港回数は、昨年(2017年)の当港史上最多61回よりも大幅に減って、最終的に36回となりました。
というのも、そもそも昨年来の北朝鮮情勢により年初に予定された寄港が減ったのと、度重なる台風ラッシュにより寄港キャンセルが相次いだためです。
北朝鮮と台風は本当に迷惑。
今年も総力を注いだクルーズ客船活動の最後36回目を飾るのは初寄港のウエステルダムです。

初寄港のウエステルダムは、当港に寄港するのは珍しいオランダ船籍(初?)のクルーズ客船。
本来だと、注目する初寄港であれば朝の入港時から出迎えたかったのですが、入港が早朝過ぎた都合により早々に諦めました。 夕方の出港お見送りのみで港に出掛けています。

いつもの対岸から愛車カマロと距離を越えた2ショット撮影です。
今年最後の寄港岸壁イン。
ウエステルダム

船籍:オランダ、全長:285.24m、総トン数:82,862トン、乗客定員:2,503名、乗組員数:810名
今回のクルーズ:上海(中国)~(洋上)~境港~長崎~(洋上)~那覇~石垣~基隆(台湾)

乗客:約1,800名(多国籍)
ウエステルダムの船名は「西」の方位を意味するそうです。

ホーランド・アメリカラインは、アメリカシアトルに本拠を置くクルーズ会社。
2本あるファンネル(煙突)にホーランド・アメリカライン社のロゴマーク。
船のアートテーマというのがあって「新大陸におけるオランダの遺産」だそうで。

「洋上の美術館」の異名をもつ芸術的な内装で、船内には歴史的な船の絵画が飾られてるとか。
海側に面してガラス張りのエレベーターがありました。

このような特徴を持つ客船を見るのは初めてです。
岸壁上に設営されたテントの中には、乗客向けに飲食やお土産品の露店が並びます。

上海から来たから乗客は中国人が多いかと思いきや、多国籍な感じで人種のるつぼ状態でした。
テント内では4つの酒蔵が並び、地酒の無料試飲の振る舞いとお酒の販売をされてました。

自分は車で来てて飲めないから、外国人乗客が試飲するその表情をウオッチングして楽しむ。
出港前のお見送り行事は、花笠おどりのパフォーマンスでした。
だいぶ日が傾き夕陽を浴びて赤く染まるウエステルダム。
そして出港時間を迎える。 色とりどりたくさんの風船が空に放たれた。
ゆっくりと離岸。 出港場面を盛り上げるBGMにはピアノの生演奏。

自分たちも岸壁上ぎりぎりまで近寄り、手を振ってのお見送りをしています。
岸壁からずっと離れたところでようやくウエステルダムの全体像がカメラに収まる。
真横を向いたところでパチリ。
今年最後のクルーズ客船お見送りということで、少々エモーショナルな気持ちに・・。

今年も地域の発展のため足繁く港に通い、この客船を見送るぷちボランティア活動を頑張りました。
夕暮れ時、ウエステルダムの後ろ姿が小さくなるまで見送りまして・・

本年2018年のクルーズ客船活動は全て終了です。 ありがとうございました。
暫くオフシーズンの後、来年の活動はまた春から?
Posted at 2018/12/12 18:09:28 | |
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