ライラックの軌跡①

こんばんは♪


先日、浜松市博物館で９月１９日土曜日から１０月１８日日曜日の期間で開催されているライラックの軌跡を見に行ってきました。


浜松市には昭和３０年代にオートバイ産業が盛んとなり現在のホンダ、スズキ、ヤマハを含め約４０社ものオートバイの会社がありました。

今回浜松市博物館で開催のライラックの軌跡のライラックとは約４０社があったうちの１社、伊藤正氏が設立した丸正自動車製造（株）で造られたオートバイがライラックです。

簡単に丸正自動車の歴史を…
１９３０年（昭和５年）　　伊藤正氏が本田宗一郎氏の経営するアート商会に入る。
１９４０年（昭和１５年）　独立し浜松に自動車修理と部品販売の丸正商会を設立。
１９４８年（昭和２３年）　丸正商会を再興（丸正自動車製造と社名変更）、オートバイの製造に乗り出す。
１９５１年（昭和２６年）　他のバイクにはないシャフトドライブのライラック号を発売。
１９６１年（昭和３６年）　丸正自動車倒産、会社存続のためホンダの下請けとして再建。
１９６７年（昭和４２年）　２度目の倒産により廃業。


浜松市博物館の駐車場に入る手前の赤信号では私のクルマの２台前に何やら２ストの音がする４輪車が停まっていて青に変わりそのクルマも博物館の駐車場に入って行きました。
停められたクルマを見るとジムニー、とても綺麗な状態ですね～。




同じ駐車場には…

ヤマハＴＤＲ８０


デュアルヘッドライトが特徴のホンダモンキーバハ




普段の浜松市博物館では考えられない駐車場に止められたバイクにクルマの濃さですね。（爆）

博物館の入り口で入場料３００円を支払い中に入ると…

ベビーライラックＪＦと


ライラックＬＳ３８が展示されていました。


実際のライラックの軌跡は少し奥の部屋に展示となっていました。







幻の名車と言われているＣ１０３




排気量１２５ｃｃ　４サイクルＯＨＣ　水平対向２気筒
１９６４年の東京モーターショーに試作車として展示、会社の倒産により市販がされなかったため幻の名車と言われています。
試作車が市場に出ることはありえない事、でもＣ１０３を見たという噂は絶えなかった。バイク誌の売買欄にＣ１０３の記事が載ったことがあったらしいということで調べたところ記事を発見、約２年をかけその所在を確認しライラック友の会で大事に保存したいとの申し出を快諾、譲渡いただいた個体だそうです。
６４年の東京モーターショーから５１年振りに一般に公開されたＣ１０３です。




つづく