連日の長雨に気分も萎えちゃってるんですが、先日の日曜に友人に誘われて、GGY&BBAのお茶会に急遽参戦。良い気分転換になった。
大分県は中津市耶馬溪の下郷っていう超が就くほどド田舎なとこに、最近古民家を改装して喫茶店やオーガニック食材によるレストラン等を開店させる人が増えてきてるらしく、今回訪ねた「豆岳珈琲」ってとこもその手のお店。9月には第三回となる
「下郷映画祭&オーガニックマーケット」
なるイベントも開催されたりして、ちょっとした村おこしになってるみたい。どのお店も、元々地元の人っていうよりは、都会暮らしをリタイアした職人さんが本気でやってる店が増えてきていて、口コミで話が広まり、今では土日ともなると県外からわざわざ訪ねてくる人も多くなったんだとか。
元々この辺りは数年前の丁度今頃の時期に、川の氾濫によって大洪水が発生して、既に深刻になっていた過疎化に拍車を掛ける形で空き家が増えていたのだが、先述のような自然愛好家達の目にとまり、今じゃ空き家に需要が増えてきていて、元々世帯数が少なかったこともあって、逆に空きや不足になりそうなほどって話も有ったり無かったり。
距離的には言うほど遠くないのでアルトバンで行こうかと思ってたのだが、誘ってくれた友人が言うには「仙人しか住んでないような山の中にある珈琲ショップだぞ」って言うので、偶々この日は朝から雨も降らずボディーカバーも乾いていたので、AWDのエボ10を持ち出してみた。
結果、舗装はされてるけど細めの山道で、尚且つここんとこの雨で路面状態も悪く、AWDで悪路大好物のエボ10で行って正解だった。今更だけど、この車に乗り始めて多分一番の傾斜角度の坂路(尚且つ悪路)だったのだが、まるで平地を走るかのようにグイグイ登ってしまうのに、我ながら驚かされたのであった。
午前中に外せない仕事があった為、友人達から遅れること1時間くらいで辿り着いたのだが、笑っちゃうほどのリアル山中で、スマホの電波も圏外になってるところまで登ってきて漸くお店に到着。
ウッカリ通り過ぎるほどに何の脈絡も無くカフェが登場したのだが、友人がルノーのキャプチャーっていうランドマークになりそうな目立つ車で乗り付けてくれていたお陰で無事通り過ぎること無く到着。
私も珈琲は結構好きで飲むのだが、此処の珈琲はシチュエーションの演出効果も相まって頗る美味かった。ストレート豆、所謂有名なブランド豆も置いてるんだけど、此処のオススメは自家焙煎オリジナルブレンドの珈琲。東京の焙煎屋で働いていた主の奥方が、主の故郷であるこの地を気に入ってオープンさせたのが約6年前。自家焙煎深入り豆なのに、苦みはそれほどなくて香りは凄く芳醇。まだ二種類しか飲んでないので、これはまた来なければと思ったのであった。リピーターが多いのもよう解る。
お茶会が終わって解散となったのだが、折角こんな耶馬溪の奥まで来たので、山越えて玖珠まで行って、以前から気になっていた豊後の森機関庫にも立ち寄ってみた。
廃墟好きには、この廃墟感がタマランのですが、最近福岡県の志免町で粗大ゴミ状態だった蒸気機関車を貰い受けて、見てくれだけレストアして展示したり、ミニSLの線路を作ったりして、アホな行政がこの場所を観光資源として活用したいという思惑が見え隠れ。
廃墟化してるところに魅力が有って、日々カメラ持った廃墟好きが集まってきてるのに、アレコレ人の手を入れたりしたら魅力を喪失してしまうことになるって事が、金勘定しか頭に無い人達にはワカランらしい。今後はどうなるやら。
そうこうしてると、スマホのアラームと共に雨雲が近付いてるとの情報が入り、雨が降っちゃうと洗車とかカバーとか面倒くさくなっちゃうので、雨降る前に自宅に帰還。良い息抜きになりました。
さて、話変わって一昨日、アマゾンに発注していたETCユニットが到着。
エボ10にはシルビアの遺品だったETCが既に装着されているのだが、あの国土交通省天下りの財団法人「道路高度化推進機構」にセットアップ料名目の「みかじめ料」を払うのがイヤで、3ナンバー普通車(シルビアはトレッド広げて○改受けてたから3ナンバーだった)で車格も排気量も同じだからってんで再セットアップせずに使い回していたのだが、ここ最近のETC割引の度重なる中止や制度変更の煽りで、高速道での移動が多いエボ10の交通費がバカにならなくなってきた。ETCをエボ10の車番で正式登録し、ETCマイレージに登録すると多頻度利用者向けの還元制度を受けることが出来るって事で、ムチャクチャ腹立つ制度だけど仕方無しって事で登録する事にした。
この制度、ホントふざけた制度で、そこいらの小学生でもパソコンがあれば出来ちゃう作業を、財団指定の「特約店契約」を結んだショップで無いと出来ない様にしてて、しかも特約店には適当な名目の「みかじめ料」をユーザー負担分(500円程度)とは別に徴収していて、これも結局はユーザーに手数料名目で負担させることで、椅子に座って屁をこきながら金稼ぐというヤクザ顔負けの制度になってるのは解りきってる為、誰が再セットアップなんかするもんかと思っていたのだが、割引を止めるという或る種の兵糧攻めに陥落したのであった。
シルビア時代から使い続けてるって事で、もう10年以上使ってたETCユニットが、再セットアップした途端に壊れたりしたら悲しいって事も有り、今回アマゾンで5000円位で新しいユニットを入手したという訳です。
ホント、この国は、どれだけ自動車ユーザーから金を巻き上げれば済むんだろう。金巻き上げまくっておいて「自動車ユーザーが減った」とか「免許保有者が減少傾向」とか言ってるんだから、お目出度い頭の中の人しか行政側には居ないのかもしれんですな。
Posted at 2015/07/10 00:36:46 | |
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