さて、松山行きの二日目。その前に、今回の行程で要した交通費について。通過料が椎田南~竜野西までが約11000円、竜野西~松山までが8000円、松山~大洲までが1500円、三崎港~佐賀関港(フェリー)が9000円、宮川内-宇佐までが2000円だった(金額は概算)。しめて合計32000程。ガソリン代が、約130リッターなのでリッター150円計算で概ね20000円。総交通費は全部で52000円程にもなった。出発時点で18400kmだった距離計が帰宅時には19400kmになってたから、概ね1000kmで130リッターとか、リッター8kmも走れてない(笑。ちょっとエボじゅうの洗礼浴びた感じ。
にしても、道路通行代高いよな~。複数同乗で行けば安い、単独だから高いって言えばそうなんだがね。いつだったか無料にするか否かって話が有ったけど、そもそも建設及び維持費という莫大な債務を、無料化前提で短期返済(額が莫大なので50年償還でも短期である)しようとするからどうしても高くなっちゃうんだから、無料にするんじゃ無くて端から永久に有料にすることにして、欧州の様に使いやすい料金体系にしてくれると良いんですがね。
さて、松山での二日目は早速に会議。初日の宿と二日目の会議場兼宿坊は別な場所なので、先ずは移動。現地の面々が用意した宿坊は、これまた道後温泉の旅館だった。この界隈は狭い道や曲がりくねった道が多く、貰った地図で「楽勝楽勝」と思ってたらマンマと迷った(笑
仕方ないので僅か数百メートルをカーナビに案内してもらったのだが、温泉旅館に紛れるように夜のファンタジーゾーンが乱立している界隈に紛れ込んだ。
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聞いた話だと、ここらは全部フーゾク店らしい。通常観光地では、こうした風俗店と観光名所や観光旅館が共存するのはよろしくないってんで、都市区画整理&当局生活安全課保安部の大なたで一掃されるのが定石だが、ここはコレも観光資源という位置付けなのか、中々豪快な立地である。オッサン15年くらい前にこんあとこの宿に泊まったら、二泊三日で廃人になれたかも(・∀・)
さて、仕事仕事っつーことで予定通り会議を終えて懇親会。要するに一次会ですが、どーでもイイ上に誰も聞いていないお偉いさんの挨拶もソコソコに、久々に会う面々も居たりしての中々の盛り上がりであった。若い連中は一次会の後に先述のファンタジーゾーンに繰り出したものも多数居たらしいが、アラサー&アラフォー辺りの我々一行は、前日に続いて二番町界隈へ。
↑最終的にこの建物の一階のガールズバーでペロンペロンになるまで飲んでこの日は終了となった。
最終日は仕事は無くて地元に帰還するだけだったので、折角だからと道後温泉周辺を探索。初日・二日目は良かったのに、この最終日はあいにくの雨模様だった。
超有名な「坊ちゃん湯」こと道後温泉本館。一緒に回った仲間の何人かがどうしても入りたいっつーて進撃したが、出てきた後の感想は「ん~、一回入ったらもういいね。」だった。私が初めて松山に来て本館入ったときの感想と異口同音であった(笑
温泉入った後はビールが飲みたくなるわけだが、今日は皆地元に帰還しなければならず、車で来てる者ばかりだったので、坊ちゃん湯に入った面々はビール代わりにポンジュース飲んでた。
再び一同揃ってから松山と言えば正岡子規って事で、道後温泉駅を横目に正岡子規記念館に行ってみた。
正岡子規記念館は、平日ということもあってか心配になるくらい閑散としていて、外観も何となくショボい田舎の記念館って風情だったのだが、中に入ってみると非常に多くの資料が展示されていて見応えがあった。単に正岡子規の生涯をなぞるのではなく、大政奉還以降の松山の歴史とリンクさせていて、35の若さで逝った有名な歌人としか知らない私にとっては、殊更有意義な訪問だった。ベースボールを「野球」と称したのが正岡子規が最初であり、読み方も「野球」ではなく子規の幼名「のぼる」になぞらえて「野球(のぼーる)」と読ませたんだとか。
35才の若さで逝った子規だが、35でポックリ死んだわけでは無く、20才を過ぎた頃から病に苛まれ、殊更29才のカリエス発症後は激痛と闘いながらの壮絶な日々だったそうだ。そんな中に在りながらも、歌人である事と新聞記者である事の誇りを捨てず、ストイックなまでに自分を磨き続けた最高の人生を生き抜いた事を知る。人生の価値は何年生きたとか、健康第一とかじゃ無いな~と改めて思わされたのであった。
正岡子規記念館で結構長い時間を費やしたこともあって、帰りのフェリーの都合もあるって事で、大分からの出向組はここで松山を離れることに。
フェリーは、愛媛の最西端の佐田岬ってとこにある三崎港から出るのだが、
松山からは大洲までしか自動車道が通ってないこと、概ねずっと片側一車線の道であることから、2時間程の所要時間が掛かる。
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ただ、この細長い半島の真ん中に国道が通っていて、天気が良いと道路の左右に海が見える面白そうな道だった。生憎この日は雨と霧で視界が悪く、絶景感は微塵も感じなかったが、佐賀関から僅か一時間で来れることを、恥ずかしながらこの歳になって知ったので、機会作ってまたドライブしに来てみたい。最西端の灯台や、半島上に原発の罪滅ぼしとばかりに多数立てられた風力発電用の風車なども、次回は是非近くで見てみたい。
三崎港からは一時間おきに佐賀関までフェリーが出ている。僅か1時間程の船旅だが、料金はランエボサイズだと片道8700円。移動距離を考えると高いんだが、他の臼杵-八幡浜とか別府-松山とかに比べると格段に安いとも言える。
佐賀関からは、大分中央界隈の連中と別れ、オッサンは一人で東九州道に乗り地元県北に漸く帰還。仕事とはいえ、移動そのものは中々楽しい旅立ったが、かえすがえすも
高速代高ぇよ!!
を憤りつつ改めて実感した旅でもあった。そら、車離れも加速するわ(´Д`)
帰還した翌日は流石に全OFF。午前中はすっかりくたばっていたが、車がデロンデロンになっちまてたので、放射冷却でクソ寒い中にエボじゅうを洗車。
この車には、一応クオーツのガラスコーティングを施工しているのだが、最近クオーツ本体からメンテナンス用のトップコートが小売りされるようになったので買ってみた。使い方は、ソフト99のタマゴやシュアラスターの0ウォーターなんかと同じ様な物だが、使いやすくてビックリ。あんまし褒めるとステマっぽくなるけど、ボディに水滴が付いてる状態でスプレーして塗り伸ばし、ザッとすすいで拭き取るという使用法で、これを塗布した直後の水滴は、通常の水洗い時の拭き取りに比べてメチャクチャ軽い。特に、拭き筋を残さず拭き取れてしまえるとこがイイ!しかも、乾燥するとツヤツヤスベスベになって良い感じの艶も出るので、これは今後の洗車の必需品になりそうだ。
おしまい。
Posted at 2015/02/28 18:28:02 | |
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