
先日、エアロ取り付けの時に通称 若者(推定20代前半) が乗ってきたエボXの音響。ヘッドユニットは私のと同じ2013年型楽ナビなのに、何故にこんなにも音が違うのかw。っつーか、この出会いが切っ掛けとなって、ちゃんとスピーカーをドライヴさせてやろうという、オッサンの重い腰が漸く上がったって話だ。
早速に諸々アンプを物色してみたのだが、キャリアスペース等を犠牲にしてまで積む気は流石に無いので、運転席シート下に置ける事を大前提に探した結果、パイオニアのGM-D7400というブリッジャブル4chパワーアンプってのが、色んな意味で後腐れ無い価格で買えそうなので、早速にアマゾンに発注。

連休中にも関わらず、ヤマトのニィちゃんが持ってきてくれたので、今日の午後から早速取り付け作業開始。どうせスピーカーケーブル引き直すなら、この際4ch分全部引き直そうとか安易に考えてアマゾンパッケージのスピーカーケーブル(15mで980円ww)まで買ったのがケチのつき始め

ぶっちゃけ、この引き直し作業だけで2時間使っちゃって時間は午後三時。デッドニングもユニット交換も2年前に済ませてんのにである。
御約束のボディーとドアの間のゴムグロメットの中をケーブル通すのが、予想外に面倒な作業になっちまって、オマケにテメェでツイーターとセパレートなスピーカー(JVCのXS1700)付けてるのに、スッカリ忘れてフルレンジ用の配線で引き回してゴソッとやり直すとか、諸々三歩進んで二歩下がる作業具合で時間だけ食ってしまった。オマケに、フロント2chだけならず、リアの2chもやったもんだから余計に手間取った。子供達が後席に乗る事も結構あるので、リアの2chも必要なのよ。
で、ここらのタイミングで助っ人登場。先日エアロ取り付けの際に場所を貸してくれて作業も手伝ってくれた白エボ乗りの友人ってのが居るんだが、3日ほど前に彼が新車購入したセカンドカーのekワゴンのデッドニングを手伝うなんていうイベントがあった際に、このアンプ購入の話をしていたのだが、面白そうだってんで遊び方々覗きに来てくれたので、オモックソ手伝って貰う事にした。
スピーカー関連の処理終了後、アンプの作業に行く前に、楽ナビはアンプ出力用のRCA用端子を装備していないので、スピーカー出力のハイレベルを低レベルのRCAに変換するコンバータの接続なんてのも追加になったので、友人のお助けが無かったら、「続きは明日~」って事にしてたかもしれない。

コンバーターはオーテクの4ch用ハイ/ローコンバータAT-HLC440。これを使わなくても、D7400付属の変換ケーブルを使えば、内蔵コンバータが自動で下げてくれるはずなのだが、どうも巷の先駆者の話では、この内蔵コンバータが曲者で仕事を忘れる事があるんだとか。一件二件のマイナートラブルならともかく、結構な頻度であるらしい事が解ったので、D7400に信号が入る前に処理しておく事にした。 結線用のギボシ装着は友人に丸投げ。
んで、私はって言うと、アンプの結線作業に勤しむ事に。先ずはドアから引き込んだスピーカーケーブルを運転席シート下のとこまで引き込む作業。ぶっちゃけ、シートを外して作業すりゃ良かったんだろうが、配線通しを使い倒してシートもカーペットも付けたマンマ作業したもんだから、逆に悪戦苦闘するハメになったのは言うまでもない。

バッテリーからの電源とアース、それとヘッドユニットから12Vを取り出すコントロール線の結線には、オーテクの配線キットを使用。
D7400はたかだか200W×4で30A程度のアンプなので、パイオニアやオーテクの上位キットはオーバースペックなのだが、田舎故に線材等の入手も困難なので、大人しくアマゾンで5kで出てたオーテクのTPK800というキットを使用。8AWGサイズのOFC線で60Aのヒューズ付なのでコレで充分。
RCAケーブルは、ヤ○ダ電機で買ってきたJVCのL-OFC赤白RCA2mを2セット使用して結線。自宅のオーディオならサエクやオヤイデのワンオフが自分のお気に入りなのだが、なんせロードノイズや排気音等のノイズの見本市みたいな車なのでこれで充分。ケーブルのせいでノイズが乗るとか有れば考えたとこだが、後の音出しの結果は全く問題無しだった。
っつーことで、何とか日暮れ直前に漸く全ての結線をして、内張やコンソールを装着する前に音出しをしてみた。ヘッドユニットの操作音が異様にデカいという問題は有ったが、一先ず4.1ch全てちゃんと音が出たのを確認。この時点で日暮れ近くとなり、辺りが薄暗くなってきた。
その後、アンプ周りの長すぎる線材を適度な長さにカットして改めてアンプに再度結線し、2人がかりでドタバタと内張やコンソールをはめ込んで、作業終了は投光器まで持ち出した午後8時前であった。

で、アンプとコンバータの調整が済んでない為、まだアンプをフロアに固定していなかったり、グローブボックス外しっぱでコンバータが丸見え状態ではあるが、一先ず音を出してみた。すると、先ず以て音量がデカい&歪んどる。とくに楽ナビの操作音がハンパなくデカい状態で何じゃこりゃ状態だったのだが、もうイイ時間なので取り敢えず友人に晩飯という名のバイト代を献上し、帰宅後改めてアレコレ調整。その結果、コンバータのゲイン調整とアンプのゲイン調整の問題が諸悪の根源であった事が判明。

先ずコンバータのゲインだが、インストでは「ゲインは全chMAXでご使用下さい」って書いてあったのでその通りにしたら、音楽もそれなりの爆音だが、楽ナビの操作音やアナウンスがスピーカがクリップするんじゃ無いかって位の爆音(笑。で、試しに一番下まで絞ったら、当然音なんか出やしない。コレは困ったと、何より基準がワカラン。ゲイン調整用のネジも各ch角度がバラバラで決め打ちも出来ない。
で、ふと思い付いたのが、コンバータもD7400も通してないサブウーハーの存在。楽ナビのボリュームとウーハーが連動してるので、コンバータのゲインを最小にして音が出ない状態にし、楽ナビのボリュームレベル"10"の位置でローパスを100hzまで上げ、この状態でウーハーの音量を調節。ここで出てきた音に合わせ込む形でコンバータのゲインを調整。この方法で先述の爆音問題は概ねカタが付きました。後は静音時の熱雑音をアンプのゲインを微妙に絞る事で極力抑えて、一応基本的な調整が済んだかと。スピーカー線をRCA変換してるので熱雑音(静音時ノイズ)は覚悟してたんだが、思ったより全然マシなレベルで拍子抜け。
それよりも、今までと同じボリュームレベルでも音の情報量が上がり中低音の薄さが覿面に解消されたのが、廉価版デジタルアンプって事で期待が小さかった分余計に嬉しい。
今日のところは一先ずコレにて終了。まだアンプの固定やコンバーターの固定に電源ケーブルのヒューズ位置の変更とか残ってるのだが、腰も痛くなったし明日以降に持ち越しにした。歳かな?
Posted at 2015/05/05 01:09:04 | |
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