6月18日(土)・4日目
今日は本土最東端の「納沙布岬」を目指してドライブします♪
朝方まで雨が残る予報だったので、朝一番で納沙布岬を目指す予定を変更して、先に戻ってからの予定だった根室市内観光をする事にしました。
ホテルをチェックアウトして車は置いたまま、歩いて根室駅に向かいました。
ここ根室駅は有人駅として、そして始発・終着駅として最東端駅になります!
電車は1日6本しかないので、昨日しっかり調べて8時22分の電車に合わせてきました。
入場券を買ってホームに入ると釧路行きの電車がいました。昨日知った「ルパン三世電車」も見たかった様な気もしますが、、こっちの方が味があるかな?
出発進行♪
電車を見送ってから朝食を食べに行きました。
朝食は根室名物の「エスカロップ」を食べようと、発祥の店「モンブラン」さん(閉店)で働いていた方の店で、現在は元祖と言われている「ニューモンブラン」さんにしたのですが、9時になっても開店しなかったので電話をしてみると、今日は10時に開店するとの事でした。
1時間は待っていられないので、もう1軒調べてあった「どりあん」さんにしました。
こちらのお店はさっきのニューモンブランで修行した方のお店で、根室ではこちらのお店までを元祖とされているとか!?(笑)
これが「エスカロップ」です♪
バターライスの上に豚カツを載せてデミグラスソースをかけた物、バターライスにみじん切りのタケノコが入ってました。阿寒ポークを使用したカツは、サックりとした衣でお肉は薄めなんですが味はしっかり、一週間以上かけたというデミグラスソースはコクがあるのにしつこくなくて、この3つの相性はばっちりでめっちゃ美味しかったです!!
ホテルに戻って車で東根室駅へ、ここが正式に日本最東端駅です!
記念撮影♪
東根室駅までは案内看板などもなくカーナビの案内で向かっていくと、最後は住宅街の路面の荒れた細い路地でビックリでした。
無人駅なんで駅員さんもいませんし、観光客もお客さんも誰もいませんでした。ちなみに記念スタンプは根室駅にあるのでお忘れなく。
根室半島の北側を走って納沙布岬を目指します。北側は家が少なくほとんど誰も住んでいないのかな?と思ったら、帰りに走った南側に家が多くありました。
途中「オンネモトチャシ」に寄りました。
説明によると、チャシとはアイヌ語で柵や柵で囲われた砦という意味、砦というと戦のための施設という印象だが、チャシには防御施設(いわゆる砦)としての機能の他に祭祀場や倉庫,見張り場としての役割があったのではないかと考えられているそうです。チャシの成立時期は16世紀から18世紀ごろと言われており、本州以南では戦国時代から江戸時代にあたる.基本的に自然の地形を利用した造りとなっていたそうです。
何とここは日本100名城にも選ばれる場所なのです!しかし海に面した崖というか丘があるだけで、正直その価値がよく分かりませんでしたが、城マニアとしては日本100名城に寄れたという事に満足です♪
そして今回の北海道旅行最大の目的地「本土最東端 納沙布岬」に到着です!
って、実は食堂の駐車場にポツンと地味に木製の碑が立ってるだけで、最初は分からずに通り過ぎてしまうほどでしたが、ここで間違いないですね。(笑)
とにかくこれで本土の東西南北4端を制覇しました!!!
「
2011年6月17日 本土最北端宗谷岬」
「
2015年5月2日 本土最南端佐多岬」
「
2015年5月6日 本土最西端神崎鼻」
本土最東端碑をスルーして最初に着いたのが、こちらの本土最東端の灯台である納沙布岬灯台でした。場所的にも見た目にもこちらの方を最東端に感じる方が結構いると思いますよ♪
納沙布岬からは北方領土が間近です。
そんな北方領土について学べる北方館へ行ってみました。
択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島、思っていたよりも近くて、思っていたよりも大きな島なんですね。生まれる前から返還要求していて、2島だけならとか、4島一括でなければとか、色々あって未だに可決出来なくて大変な問題、生きているうちに解決した姿をみられますかね?
微力ながら返還要求の署名をしました。
北方4島をイメージした「四島の架け橋」、その中に灯る火は早期に復帰を果たした沖縄で灯された「祈りの火」だそうです。
本土最東端神社の「納沙布金比羅神社」へ
戦前、千島列島に69社の神社があったそうですが、昭和20年の終戦直後、北方四島はソ連(現ロシア)の不法占拠され、島の方々が身を挺して奉遷された11社の御神体をこちらの神社でお預かりしているそうです。
しかしお参りにいくと扉が閉まっていて賽銭箱などもなく、外から手を合わせるだけしか出来ませんでした。
昼食は本土最東端食堂の「鈴木食堂」さんです♪
お店の看板メニューの「さんま丼」、この時期さんまは獲れないからどうするのかなと思ったら、刺身用冷凍さんまを使用しているそうです。刺身用冷凍さんまでも名物だから食べたいと注文しました。
「つぶ煮」♪
これが「さんま丼」です♪
一口サイズにカットされたさんまはヅケになっているので、そのまま口に入れるとめっちゃ美味しい!脂は少なくてもパサついたりせず、むしろ魚の旨みが感じられ、ヅケのタレも程好く、これはこれで食べて間違いない味でした!!!これだけ美味しいと生のさんま丼も是非食べてみたいです!
「花咲ガニ鉄砲汁」、この辺りの名物なのでセットで注文しました。花咲ガニでダシをとったカニ汁、花咲ガニの優しい旨みが出ていて美味しかったです!
最後にこちらで「本土最東端到達証明書」をゲットして最東端を巡る根室半島ドライブは終了です♪
この後は納沙布岬から帯広まで250キロを走って「ふく井ホテル」にチェックインしました。
朝方の雨のせいで2、3時間ロスしていたので、到着がかなり遅くなりました。それ以前に納沙布岬から帯広までこんなに距離があるとは思っていませんでした。北海道ドライブでは毎回この距離感のミスが起こるので、事前のチェックは大事ですね。(笑)
夕飯前あまり時間は無かったのですが、有名なお菓子屋「六花亭」さんの本店がるというので、ここだけ寄って食後のお茶菓子を購入しました。
夕飯は「十勝ジンギスカン倶楽部 北とうがらし」さんです♪
北海道といえばジンギスカンは外せないという事で今回AYAが見つけてくれたのが、こちらの十勝ジンギスカン倶楽部北とうがらしさんでした。
選んだ理由の1つ目は「ラムタン(数量限定)」♪
色々なお店でジンギスカンは食べましたがラムタンは初めて、牛タンとも豚タンとも違う味と食感、表現は難しいけど美味しかった!!そして普段は使わないレモンも試してみたら意外に口に合いました。
選んだ理由の2つ目は「生ラムステーキ」♪
通常と同じ肩ロースを厚切りして塩、コショウ、ニンニクで味付けした物、焼き加減が難しいので店員さんが焼いてくれます。
じっくりと焼かれた生ラムステーキ、塩、コショウ、ニンニクの味付けで生ラムを食べるのが初めてだけどめっちゃ美味しい!更に厚切りでなので肉の味もしっかりと味わえました!!!
あと写真では分かり難いかもかもですが鍋の淵にあるのが「長ネギ1本焼き」、糖度の高い北海道産軟白ネギを使用したお店の名物です。
「トマトサラダ」♪
北海道産生乳100%の美味しいモッツァレラチーズを使ったサラダ、でも絶品だったのはこのトマト!甘さ、酸味、香り、久しぶりにこんない美味しいトマトを食べたと感じました!!!
「生ラムジンギスカン」♪
新鮮なので両面をサッと焼いて食べると、もう間違いのない美味しさです!!お店のオススメなのでタレにとうがらしも入れてみました。本当にそれほど辛くなかったので、味を変化させたい時にはありかもです。
シメはジンギスカン茶漬け、ご飯にたっぷりとほうじ茶を掛けて、取っておいた生ラムを焼いてササッと食べるともう最高にシメですね♪
今日も大満足でした♪
ホテルに戻って六花亭さんのどら焼きでお茶しました♪
6月18日(土)・4日目
根室駅→東根室駅(本土最東端駅)→朝食・喫茶どりあん(エスカロップ)→オンネモトチャシ→本土最東端納沙布岬→北方館→納沙布金比羅神社→昼食・鈴木食堂(さんま丼セット、つぶ煮)→ふく井ホテル→夕食・十勝ジンギスカン倶楽部北とうがらし(ラムタン、生ラムステーキ、生ラムジンギスカン、トマトサラダ、他)