4月28日(土)・プロローグ
いつもは仕事終わりのAYAを待っての出発ですが、GWが9連休あるので渋滞回避やAYAの疲労回復を考え余裕を持ってGW初日の夕方出発にしてみました。
16時半に自宅を出発、首都高から東北道と順調!かと思いきや埼玉県内で事故渋滞、しかも3車線中2車線を塞ぐ大事故で1時間半ロスしてしまいました。
渋滞はしょうがないと思うものの、いつもの仕事終わりで時間をずらせない時とは違い何時出発でも良かったので、あと1時間早ければという後悔もありました。
この事故渋滞以外は順調で深夜日付が変わる前に岩手県に入って前沢SAで遅めの夕飯です。
夕飯は岩手県での初ラーメン♪
しかし丼物には岩手県の名産である前沢牛が使われているのに、ラーメンには何故かお隣の宮城県の名産である牛たんや仙台味噌を使った物しかなかったので、僕は一番人気の「しょうゆ醤油ラーメン」にしました。
「しょうゆラーメン」、美味しかったけどシンプル以外にコメントしずらい普通のラーメンでした。
AYAは「牛たんゆず塩ラーメン」、僕は柚子が苦手なので味見もさせてもらいませんでしたが、柚子の香りのスープも牛たんも美味しかったそうです!
4月28日(土)・プロローグ
自宅→東北道→岩手県→夕食・前沢SA(しょうゆラーメン、牛たんゆず塩ラーメン)
4月29日(日)・1日目
前沢SAから再び東北道を北上、休憩をしつつ盛岡南ICから国道106号で太平洋岸を目指し、日が昇り始めた頃に宮古市に着きました。
東北の太平洋岸といえばあの東日本大震災で大きな被害を受けた場所で、今も町のあちらこちらに震災の爪あと残っています。
道の駅みやこにもその時の恐怖体験を伝えるように、建物には津波到達点が示されいました。
宮古市の景勝地「浄土ヶ浜」、ここは僕の好きな2時間サスペンスに度々するので、昔から来てみたかった場所した!
浄土ヶ浜まではキレイな海を眺めながら遊歩道を歩いて15分です。
太平洋から昇る朝陽で逆光にはなっていますが、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられた絶景は、東日本大震災にも負けなかった絶景でした!
海岸にはたくさんの海鳥がいて人に慣れているというので、もしかしたら戯れるチャンスもと期待♪
しかしタイミングが悪かったのかほとんど岸から離れた場所にいて、写真を撮れたのもこの子だけでした。
津波遺構として残された「たろう観光ホテル」、あの東日本大震災で17mを超えたともいわれる津波で4階まで浸水、下2階は完全に津波に流されてしまったそうです。
宮古市は震災の甚大な被害の記憶を風化させないように、ありのままの姿を残すため保存工事を行ったそうです。
東日本大震災では津波の被害だけでなく地震そのものの被害も大きく、この辺りの地盤は2メートル以上ずれたので凄い大きな揺れが起こったんでしょうね。
宮古市から国道45号を北上して震災復興のシンボルとなった三陸鉄道の「陸中野田駅」へ
AYAはここから久慈駅まで三陸鉄道北リアス線に乗って小さな小さな復興支援のお手伝いです♪
久慈駅に向かう列車の入線です。
僕はホームでお見送りしてから急いで車に戻って列車VS愛車レースのスタート!?(笑)
AYAはしばしのんびりローカル線の旅♪
久慈駅に到着、レースの結果は引き分けという事で♪(笑)
合流して久慈駅構内&周辺を散策。
この辺りは大ヒットドラマ「あまちゃん」一色!
全てがロケに関する場所や物で溢れていたんですが、うちはドラマそのものは見ておらず、あまちゃんファンがロケ地を巡る的な番組を見た程度です。^^;
車両基地にはロケで使われたお座敷列車があるというので覗いてみました。
ローカル線にしては意外に車両数があって、その中左上にあってフロントに「座」と書かれた茶色の車両がお座敷列車ですね!
お座敷列車にのって記念撮影♪
久慈駅の名物といえば「うに弁当」、しかし限定数が少ないうえにGWでもちろん売り切れでした。
駅前にある「あまちゃんハウス」にも寄ってみました。
展示されているのは「あまちゃん」のロケで実際に使われた小道具など。
ドラマを見ていなくても結構「あまちゃん」を楽しんじゃいました!
道の駅くじに移動。
昼食は「レストラン山海里」さんで、人気の「琥珀丼(海鮮丼)」と「開運丼(海鮮天丼)」を頂きます♪
「琥珀丼(海鮮丼)」、マグロ、タコ、イクラ、ホタテ、サーモン、etcと魚介たっぷりの海鮮丼、そして食べ進めていくとご飯の下からは久慈名産の琥珀(宝石)に見た立てた蒸しウニと甘辛く煮た牛肉が埋まっていて発掘体験も楽しめるメニューでした!!
「開運丼(海鮮天丼)」、エビやブリ(?)に玉ネギなどの材料を一纏めしたドーム型天丼!箸では解体できないので料理バサミが付いてました。美味しかったけど結構ボリュームがあって、うちは琥珀丼とシェアで良かったけど一人だと飽きてしまいそうです。
「まめぶ玉入り味噌汁」、まめぶ汁はクルミと黒砂糖を包んだ団子が入った久慈名物の汁物、これはそのまめぶが入ったお味噌です。それでも雰囲気は味わえて、クルミと黒砂糖でめっちゃ甘そうなイメージと違い、意外に食べやすかったです♪
琥珀丼には久慈原産の琥珀を使ったストラップ、開運丼にはおみくじととんぼ玉付きスラップがお土産についてます。
おみくじは「中吉」で特に可もなく不可もなくな感じ?琥珀ストラップの裏は本物である証明書になっていました。
「久慈大神宮」を参拝。
今回の北東北ドライブの安全を祈願しました。
久慈を出発して九戸ICから八戸道を経由して秋田県へ、そして東北道の小坂ICで下車して「小坂鉄道レールパーク」に到着!
小坂鉄道レールパークは小坂駅と大館駅を結んでいた旧小坂鉄道が廃線になった後、小坂駅跡地を利用して2014年にオープンした「観て・学んで・体験できる」鉄道複合施設です!
今日はここにある「寝台特急あけぼの」の寝台車に宿泊します!
訳あって17時までチェックインできないので、それまで全国でもめずらしい貴重な車両などを見学します♪
「DD13」、鉱山鉄道時代から活躍していた車両で、長い貨車を引く時の3重連や4重連の走行はその迫力で大人気だったそうです!2009年4月の小坂鉄道廃止とともに40年以上の使命を終えたものの、2014年の小坂レールパークオープンのために再整備され再びエンジン音を響かせることに成功して現在も動態保存されているそうです。
「キ115ラッセル車」、昭和30年代初頭にかけて製造された国鉄初の単線用鋼製ラッセル除雪車、車両本体には動力がなく、機関車に後押しされて走行、車両の前頭がラッセル部で左右側面には大型の除雪翼(ウィング)を持ち、これを左右に開くことでラッセル部がかき分けた雪を線路脇に押し退けることができるそうです。
「エボルタ電池鉄道」、こんあ車両もありました。
「11号蒸気機関車」+「ハ1貴賓客車」、1921年(大正10年)に秩父宮、高松宮両殿下が小坂鉱山を見学した際に使用された客車だそうです。
車両以外にも鉄道関係の貴重品がたくさん展示されていました。
16時半、本日のメインイベントのため車庫からDD13機関車が発車。
そして寝台特急あけぼのと連結、そして支線にある客車を引いて本線に入線させます!この移動の間、宿泊者のみ乗車体験できるので、僕は車内からでAYAホームから撮影する事にしました。
出発進行!!!
ポイントを切換え本線に入線!!!
寝台特急あけぼのは無事に小坂駅のホームに停車しました。
寝台特急あけぼの」は1970年(昭和45年)に、東北本線・奥羽本線経由で上野駅-青森駅間の運行を開始した定期寝台特急列車。
最盛期には毎日3往復(上野駅-青森駅間2往復、上野駅-秋田駅間1往復)が運行されていましたが、1988年(昭和63年)青函トンネル開業や1990年(平成2年)山形新幹線着工や1997年(平成9年)秋田新幹線開業などで1往復だけの定期運行となりました。
しかし乗客の減少や車両の老朽化を理由に2014年(平成26年)のダイヤ改正で「あけぼの」の定期運行は終了となりました。 「あけぼの」は、秋田県北と東京とを直結する列車として、小坂町民にとって東京出張などで利用する大切な交通機関だったので、小坂町では定期運行終了後にJR東日本に「あけぼの」に使用された客車の譲渡を申し入れ、2015年(平成27年)に小坂鉄道レールパークに搬入され、動態保存の寝台客車を利用した日本初の宿泊施設なったそうです!
ここでやっと乗車手続き(チェックイン)です。
うちはA寝台の3号車に乗車。
「4号室」
2014年に北斗星に乗車した時は僕の希望でB寝台だったので、今回は寝台特急の個室初体験です。
室内はうちら2人だと身動き取るのがちょっと大変かも?でもベットは十分な大きさでした。
初日のメインイベントを終え、秋田名物の「ババヘラアイス」で一息。
シャワーや洗面台は駅舎内にあり、広くてキレイで快適でした。
夕飯は「伊勢屋大昌園」さんで焼肉です♪
こちらで秋田県のブランド豚肉「十和田湖高原ポーク 桃豚」を頂くんですが、この写真は無い方が良かったのでは?^^;
「桃豚サガリ(塩)」、希少部位のハラミ、脂が少なくしっかりとした歯応えで、肉の旨み味わう感じのお肉で美味しかったです!!
「豚ホルモン」と「桃豚カルビ」、カルビは脂の甘みに甘辛いタレがマッチ、ご飯欲しくなる美味しさでAYAは直ぐにライスを注文していました!
「サンチュサラダ」♪
「自家製キムチ盛り合わせ」、僕は食べられないのでAYAだけ♪
「桃豚 トントロ」、焼肉定番の部位で程好い脂と独特の食感で間違いない美味しさでした!!
「桃豚 ロース」、桃豚はどの部位も美味しく、久々の焼肉を堪能しました!!
シメは「たたらかつ麺」、秋田県の初ラーメンです♪
「かつラーメン」はこの辺りの名物という事でシメに注文、醤油、味噌、塩の3種類あった中から、店員さんオススメの味噌にしました!トウガラシ入りのピリ辛いとあったので、辛い物がそんなに得意ではないので心配しましたが、程好い辛さが味噌味とマッチしてめっちゃ美味しい!!!
トッピングのカツも薄めなので、邪魔にならなくて良い感じでした♪
小坂駅に戻ると暗闇に浮かぶ電車の明かりが、何とも寝台特急らしく良い雰囲気を味わいながら、寝台車のベットで就寝しました♪
4月29日(日)・1日目
宮古市→道の駅みやこ→浄土ヶ浜→津波遺構たろう観光ホテル→陸中野田駅→AYA@三陸鉄道北リアス線→久慈駅→あまちゃんハウス→道の駅くじ→昼食・レストラン山海里(琥珀丼、開運丼)→久慈大神宮→小坂鉄道レールパーク→寝台特急あけぼの宿泊→夕食・伊勢屋大昌園(桃豚サガリ、桃豚カルビ、桃豚トントロ、たたらかつ麺味噌味、他)