4月29日(日)・2日目
昨日松江駅で買っておいた駅弁で朝食です♪
僕のは2011年駅弁祭り1位の「島根牛みそ玉丼」、牛肉を使ったお弁当は色々食べましたがこれはかなり上位の味で美味しかった!味噌感は無いんですが独特の味付けに味噌が効いてるんだと思います。そして中央の真ん丸玉子の半熟加減も良い感じで、黄身を絡めて食べるもグッドでした!
松江のホテルを出発して2時間の移動で島根県西部にある世界遺産「石見銀山」へ
石見銀山へは一般車の立ち入りが制限されていると聞いていたので、世界遺産センターからバスに乗ったのですが、実際にはかなり近い場所に駐車場があったみたいです…
石見銀山には「銀山地区」と「古い町並み地区」の2ヵ所があって、「古い町並み地区」はバスを降りて直ぐですが、
「銀山地区」は片道3km歩いて45分、見学を含めると往復で2時間半ぐらい掛かると…時間的には余裕がありますが、体力的に無理なのでレンタサイクルを借りる予定にしていたんですが、GWは大混雑で既に全車貸し出し中で「銀山地区」はまたの機会にしました。
まずは入り口にある羅漢寺でお参り、この日は降三世明王(秘仏)と大元帥明王(秘仏)が公開されてました。
参拝を終えて銭洗い弁天でお金を…ご利益がありますように…
この後は向かいにある五百羅漢を見にいきました。羅漢像は石工・坪内兵七及びその子と一門の人々が約20年の歳月をかけ、彫像したもので、それぞれ背面又は裏面に寄進した人の名と年月日が刻まれているそうです。
さまざまな表情と姿勢をされていますが当時の人々はここにお参りすれば亡くなった父や母わが子の面影に会えると言って善男善女が近郷近在から集まったと言われています。なお、五百羅漢とは、お釈迦様に従っていた五百人の弟子の事で、世間一般の感情や欲望等は全て超越している仏、菩薩の境地には未だ到達せず、我々人間と仏との間の存在なんだとか…
石窟の中にある五百羅漢は写真撮影が出来ないので外のお地蔵様を…
石窟の前を流れる銀山川の支流に架かる三つの石の反り橋は、15枚の石を組み合わせて造ったもので当時のままだとか…保全の為1度に3人までとありましたが…とりあえず僕が渡っても大丈夫でした♪(笑)
のんびりと「古い町並み地区」を散策♪
お昼になって昼食は「朝日屋」さんで頂く事にしました。島根県の三瓶高原でそば粉が採れる事で昔から蕎麦が有名な場所のようです。
僕は地元名物の三種割子、出雲そばと同じスタイル?と思ったら山陰地方ではこの食べ方が普通だったみたいです。香りとコシがあってなかなか美味しい蕎麦でした♪
AYAはきつねうどん!って蕎麦じゃないの?^^;
蕎麦と同じく三瓶高原で採れた地元米「天領米」を使ったおにぎりを一つ…美味しかったです♪
再び散策…石城山と呼ばれる岩山に立つ真言宗の寺院「観世音寺」へ、岩盤を刻んだ階段を上ると、カッと目を見開いた仁王像があってびっくりしました…
この岩山を上ると「古い町並み地区」を上から見渡せ、展望台の代わりにもなります♪
最後にカフェ「CAGLIARI(カリアーリ)」で一休み♪本当はご当地ソフトを探していたんですが見つからず、こちらのカフェに入ったんですが、こちら以前テレビでも紹介されていた拘りのコーヒーを取り扱うお店でした。
イタリアで100年以上愛される「カリアーリ家のコーヒー」を日本で唯一輸入許可を得たお店でした!店長さんによると「製造元のイタリアの会社がとにかく職人気質らしく、たとえば東京銀座に店を出したら、有名なコーヒーを飲もうと人が押し掛け儲かるだろうが、高く売っては絶対駄目」だと言われたそうです。この場所にお店を出したのは日本各地の写真見てカリアーリ家の方がここが気にいったからだとか!?
世界中の有名人、著名人にもファンが多いというコーヒーを頂きました♪香りは豊かで渋みや酸味もなくすっきりとしてめっちゃ美味しい!!これで350円は安い…東京なら倍でも…(笑)
若い店長さんはお話好きで色々お喋りしていたら「コーヒーはお好きですか?」聞かれて、思わず「はい、毎晩飲んでます」と答えたんですが…最近飲んでるのはインスタントなんですよね…以前はドリップ式を飲んでたんですが面倒になって…^^;
すると「裏メニューでエスプレッソがありますが如何ですか?」とススメてくれたので頂いてみました。エスプレッソは濃過ぎて苦いよな…と思っていると「スティック砂糖を1本入れて飲んで見てください」と…こんな小さなカップに砂糖1本って今度は甘過ぎない?と思いましたがオススメなので入れてみると…美味しい!苦味と甘みが調和した濃厚なコーヒーが味わえました♪
帰りに明日の朝食用「丁銀パン」と「銀山あんぱん」を購入しました。
そしてバスで世界遺産センターに戻り、ここでご当地ソフト&アイス「さつまいもソフト」を頂きました~
石見銀山を出発して中国自動車道で一気に山口県を横断して下関へ、そしてホテルヴィアイン下関にチェックインしました。下関といえばあの高級魚で有名な町、夕食はもちろんその高級魚を頂くんですが…何と僕は人生初なんです!!!
そんな人生初を頂くお店を「料亭しのだ」さんに決めました。するとAYAがホテルの宿泊とのコラボプランを見つけてくれて
タクシーの送迎付きというVIP待遇の素晴らしいプランです!
タクシーに乗って「料亭しのだ」さんに到着。今日頂くのは…そう「ふぐ」!下関では「ふく」って言うらしいですね~
畳の縁も可愛いふく柄の部屋でふくを頂きます!
前菜はタケノコの和え物とふくの酒盗…人生初ふくが酒盗というのも微妙なのでここはスルー…(笑)
そして出ました伝家の宝刀「とらふく刺し」!これが本当の人生初ふく…ぽん酢につけて口に入れると…今まで食べた魚には無い噛み応えというかもちもちとした食感…噛んでいると旨みがジワっと…実はふく刺しというとお皿が透けるほど薄くするのが一般的ですが、こちらではその2倍以上の厚みにする事でふくの旨みが体験できるという事らしいです。
初めてなので比べようはありませんがとにかく美味しかった!!皮もコリコリとして美味しかったな~次は何処かで薄切りのふく刺しも食してみます♪
人生初ふくの緊張感からも解かれて、あとはゆっくり堪能出来ます♪(笑)
「ふくの茶碗蒸し」、ふく感はそれほどありませんでしたが、茶碗蒸しとしてはめっちゃ美味しかった!
「から揚げ」、超美味しい!!!淡白といわれるふくの味を邪魔しない絶妙な塩加減で、衣はカリっとした絶妙な揚げ方、そして生とはまた違うふくのふっくらとした食感が一体となって…これまで色々なから揚げを食べましたが…1、2を争うのは間違いないです!(><)
あまりにから揚げが美味しかったので、もっと色々食べてみたくなってコースには無かった「ふくの塩焼き」も追加注文しちゃいました!これも美味しかった!!
そして真打登場!ふくといえば「とらふくちり」ですよね~たっぷりとふくの身が入った鍋に火をつけて、程好く火が通ったところで、ふくを頂くと…身はぷりっぷりで、味は上品なんだけど旨みが濃い…ん…とにかくめっちゃ旨い!!!
ふくちりの感動を雑炊で最後まで味わい、人生初ふくを食す会は終了です!
ふくはめっちゃ美味しかったな…僕の一番は「ふくちり」かな…ちなみにAYAは「から揚げ」が一番だったと…から揚げも同じくらい美味しかったか…いや全て美味しかったな…今後ふくにハマりそうな予感!?(笑)
今回下関にて人生初の「ふぐ料理」を頂きました♪
何故人生初なのか?今でこそ全国色々食べ歩きをして自他共に冗談と認めるグルメ王してますが、元々僕は好き嫌いも多いので、同じ店で同じ物を食べるタイプでした。だからそれほど食に拘りも無く無理して高いものも食べませんでした。
その代表な物が「ふぐ」と「ウニ」で…特に「ふぐ」は高いうえに毒もあるのに何で無理して食べるのかな?と思ってましたが…自他共に冗談と認めるグルメ王としてはそんな事もそろそろ解禁にしようと…そして初めてはやはり本場の下関でという事で行って来ました!
ちなみに「ウニ」は去年の北海道で解禁にする予定だったんですが…機会がありませんでした…(笑)
4月29日(日)・2日目
島根県→朝食・駅弁(島根牛みそ玉丼他)→世界遺産石見銀山→昼食・朝日屋(三種割子、きつねうどん、天領米おにぎり)→カフェカリアーリ(コーヒー、エスプレッソ)→さつまいもソフト→山口県→ホテルヴィアイン下関→夕食・料亭しのだ(ふく刺し、ふくから揚げ、ふく塩焼き、ふくちり、雑炊他)