
4月28日(日)・2日目
今日は旅行のメインの1つである絶景と神話の里「高千穂」へ向かいます♪
延岡を出発して無料開放されている九州中央道を利用して1時間掛からずに高千穂に着きました。一番晴れて欲しい日に最高の天気に恵まれました!

まずは道の駅高千穂へ、高千穂といえば夜神楽が有名ですね。

ここの駐車場には夜神楽にも登場する天岩戸に隠れた天照大神を誘い出すために舞を舞った「雨細女命(あめのうずめのみこと)」の大きなオブジェがあって愛車撮影ポイントと考えていましたが、早朝にもかかわらず車中泊組もいたりで混んでいて愛車撮影はできませんでした。

ちなみに裏は「天手力男命」(あめのたぢからおのみこと)のオブジェになっているのは、AYAに教えてもらうまで知りませんでした。(笑)
今回はこの神話縁の天岩戸神社は寄らず、いつか夜神楽見物と一緒にもう一度と思っています。

「高千穂神社」を参拝、約1900年前の垂仁天皇時代に創建された高千穂郷八十八社の総社だそうです!

参道の鉄造狛犬は神社本殿とともに国の重要文化財に指定。

本殿で旅行中の安全を祈願しました。

境内には2本の杉の巨木が聳えていました。

これは2本の幹がつながっており事から「夫婦杉」と呼ばれ、恋人や夫婦などが手を繋いでこの周りを3回周ると縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いがかなうと言われているそうです。うちは既に家内安全なのでパスしました。^^;

続いて「高千穂駅」へ

しかし駅といってもこの区間は高千穂鉄道は、2005年(平成17年)の台風による甚大な被害によって廃線になってしまいました。

今はその廃線を利用して観光トロッコ電車「グランド・スーパーカート」が運行されています!

8時半になって営業当時のそのままの駅舎内でチケットを購入。

GWでたくさんのお客さんがいましたが、9時の始発便のチケットをゲットできました。

構内は鉄道公園になっているので出発まで見学、車庫には営業当時の車両が動体保存されていて、実際に運転体験もできるそうです。

こちらはSL型の初代と2代目のスーパーカートです。

駅員さん気分で記念撮影♪

現行のグランド・スーパーカーが入線、2500㏄のディーゼルエンジンを搭載した動力車が前後2台で牽引しています。

9時なって出発、往復10キロを約30分掛け景色を楽しみなながらのんびり走ります♪

木立の新緑がキレイ。
沿線には2つの長いトンネルがあり、トンネルの中ではイルミネーションが点灯します!!!

営業当時そのままに保存されている天岩戸駅を通過するといよいよ日本一の高さを誇る高千穂橋梁が見えてきます。

高千穂橋梁の前で一旦停止してここで必ず風速がチェックされます。天気が良くても風速10mを超える場合は引き返すことになります。

その風速は3.8mで青信号が灯りました!

高千穂橋梁を渡り始め何と中央で停止してくれるサービス!

高さ日本一の鉄道鉄橋から絶景を堪能です!!!

写真だとわかりませんけど真下を見ると凄い高さなので高所が苦手な人は気をつけて下さい。

運転手さんによる名物のシャボン玉サービス。
シャボン玉が風に乗って飛んで行きます♪

絶景をバックに記念撮影♪
時間になって出発、高千穂橋梁を渡りきったところでUターン(Iターンかな?)、再び高千穂橋梁を渡って戻ります。

日本の原風景ともいわれる素敵な棚田もあったりします。

帰りのトンネルでもイルミネーションを点灯。

そして高千穂駅に戻ってきました。

これでグランド・スーパーカートでの観光は終了です。

この後は高千穂峡観光ですが、周辺は道が狭いうえ大混雑しているのでシャトルバスを利用します。

臨時駐車場から乗用車でも無理じゃない?というような超狭い道を、巧みな技でバスを走らせる運転手さんに感心です。

そして愛車で来なくて良かったと思いつつ高千穂峡に到着。

観光前に昼食、お店は「千穂の家」さんにしました♪

「刈干定食」、山女塩焼き、刺身コンニャク、黒米うどん、そして宮崎名物のチキン南蛮がセット。

昨日の夕飯でチキン南蛮を食べなかったので、ここで食べられて良かったです!!

高千穂峡はその昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷、国の名勝、天然記念物に指定されていて、その中でも人気のポイントが「真名井の滝」なんですね。

橋の上から見た真名井の滝。

遊歩道側から見た真名井の滝、橋よりも一段低くなっているので滝の美しさが引き立ちます。そして柱状節理の懸崖も見られるポインです。

さらに真名井の滝の迫力や美しさを感じるため皆さん貸しボートに乗られています。しかし人気過ぎて速い時間に満員となっていましたけど。

宮崎名物の日向夏のソフトクリームで休憩、爽やかな柑橘の味で美味しかったです!!

同じく日向夏を使ったここ高千穂限定のお酒をお土産に購入しました、

記念撮影をして高千穂峡観光は終了です♪

高千穂から国道218号で熊本県に入り、熊本県庁へ向かいました。

熊本県庁にはこのルフィ像を見に来ました!
「ONE PIECE」は漫画もアニメも連載当初から欠かさず見ているので、今回是非寄りたいなと思っていました。着いた時観光客の皆さんがルフィと同じポーズで写真を撮っていたので僕も撮っちゃいました♪(笑)

作者の尾田栄一郎先生は熊本県出身で、震災の義援金として多額の寄付などをした事で県民栄誉賞を受賞し、その事をきっかけにこのルフィ像が建てられたそうです。

ルフィの足元には尾田栄一郎先生の手形。

他のクルーの像も建つという噂?

その時はまた是非見に来たいと思います。

2016年4月の熊本地震で被害を受けた熊本城へ

復興見学ルートの案内を見てその被害箇所の多さに驚き、そしてこれだけの大きな被害をもたらした地震の大きさにも驚きでした。

見学していると一見この未申櫓は被害が無そうに見えます。

しかし裏側の石垣は完全に崩れてしまっていました。

こちらは戌亥櫓。

石垣が大きく崩落したにもかかわらず、奇跡的に角石だけ支え続けた事でニュースになりましたね。

城内の空きスペースにはたくさんの崩れた石垣の石が修復の順番を待っていました。

熊本城シンボルである大小天守閣は大きなクレーンに囲まれていました。1日も早い復活を願っています!

熊本城の奥にある熊本城を建てた加藤清正公を祀る「加藤神社」を参拝、これが熊本県での初開運になります!

本殿で熊本の復興を祈願しました。

微力ながら復興募金に協力させて頂きました。

ゆるキャラ「清正」と記念撮影、いつか復興した熊本城また見に来ます♪

これで熊本城復興応援見学は終了です。

戻る途中休憩所で「ONE PIECE」の熊本城復興応援ポスターを発見しました。

ONE PIECEだけでなく「ケロロ軍曹」も加藤清正バージョンで応援していました!

途中で熊本城のゆるキャラ「ひごまるくん」と「くまモン(加藤清正バージョン)」が描かれた無料シャトルバスを見つけて、楽チンで戻ってこれました♪

「R&Bホテル」にチェックイン。

今日の夕飯は「桜庵」さんです♪

熊本といえば大好きな馬肉料理!それに今回はある熊本名物に初挑戦するため「郷土料理コース」を予約しました。

「前菜」、タケノコ、フキ、桜餅など春を感じる料理、カゴに入っているのは日本の3大珍味といわれるカラスミ(ボラの卵巣の塩漬け)、初めて食べてそのままだと濃厚な旨みあるけど塩気が強く、かつら剥き大根が一緒だと程好い塩気になって美味しかったです!

「お造り」、身の締まったカンパチ、脂ののったサーモン、海老は初めて聞く「美濃海老」でした!

「茶碗蒸し」と「蓮根まんじゅう」、茶碗蒸しには梅干とチーズという珍しい具材がトッピングされていました♪

「辛子蓮根」、今回初挑戦したかった熊本名物は辛子蓮根、蓮根に辛子味噌を詰めて揚げた物ですが名前と見た目のイメージから敬遠してました。でも一度は食べてみようとした結果は、程よい辛さと辛子の良い香りと蓮根がマッチして美味しい!まぁ多くの熊本県民が愛する郷土料理ですからそれほど極端な辛さはなですよね。(笑)
「一文字グルグル(ひともじぐるぐる)」、一文字は小ネギの一種でグルグル巻くことこの名前になったそうです。こちらも熊本名物で初めて食べました。

「馬刺し」、刺し入りは脂の甘み、赤身は肉の旨みがあってどちらも旨い!やっぱり馬肉は最高です!!!

「黒毛和牛ステーキ」、しっとりした食感で脂の甘みと肉の旨みがバランスが絶妙でめっちゃ美味しい!!!バルサミコのソースもお肉とマッチしていて美味しかったです!

「季節の天ぷら」♪

「馬しゃぶ」、透明スープなので普通に昆布ダシなのかと思ったらハラペーニョ(青唐辛子)を使ったオリジナルスープでそのまま食べられるのでタレはいらないとの事、何だか馬肉の味が台無しになってしまうのではと思ったら、このピリ辛スープが絶品で最高に美味しい!!!
馬肉との相性はもちろん、他の食材を何でもこのスープで食べて見たいと思うくらい美味しかったです!

シメは「馬にぎり」、熊本の絶品馬肉料理の他、辛子蓮根などの郷土料理も堪能できて今回も大満足でした♪

AYAは帰りにコンビニで明日の朝食用に熊本限定「ミルクコッペ」を購入しました。
4月28日(日)・2日目
道の駅高千穂→高千穂神社→高千穂駅→グランド・スーパーカート→シャトルバス→昼食・千穂の家(刈干定食)→高千穂峡→熊本県→熊本県庁→ルフィ像→熊本城復興見学→加藤神社→R&Bホテル→夕飯・桜庵(馬刺し、馬しゃぶ、辛子蓮根、一文字ぐるぐる、黒毛和牛ステーキ、他)