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2019年12月29日

セルモーターリレー交換【DUCATI916】

セルモーターリレー交換【DUCATI916】 前回のブログでうちのDUCATI916が
セルモーターリレーの故障でエンジンが掛からなくなり、
リレー発注後、届いた事を書きましたので、
今回は、交換作業内容です。



アンダーカウルは片側だけ外せば交換作業出来ますので
外しているのは片側だけです。

バッテリー付近にセルモーターリレーが装着されています。


サムネ画像にもしていますが、

こちらがセルモーターリレーです。

リレーとセルモーターにはバッテリーのプラス電源が
直接、繋がっていますので、
念の為に

バッテリーは外しておきます。

バッテリーを外すと、

こんな感じ。

交換前のセルモーターの裏側には

カプラーが接続されています。

ん?

んん?


購入した新型セルモーターリレーとカプラー形状が違う。(汗)

うーん。
車両側配線を加工するのは嫌なので、
新リレーの配線を加工して繋ぐことにします。

セルモーターリレーの配線は、
1.バッテリーのプラスからセルモーターリレーの配線
2.セルモーターリレーからセルモーターのプラス側配線
3.セルスタータースイッチからセルモーターリレーへの配線(カプラー)
4.セルモーターリレーからマイナスへの配線(カプラー)
上記の4本で構成されています。

セルスタータースイッチからの信号を元に
セルモーターへバッテリーから直接、プラス電源を接続する構造です。

余談:
 前回のブログを書いた後、
 新リレーのカプラー配線が
 セルスターター信号用配線だと気づきました。(笑)
 旧リレーにカプラーが一体式でしたので、
 配線が伸びている事に違和感があって、勘違いしました。(笑)


作業に戻ります。

リレー周りの配線を全て外すと、

リレーが外れました。

シールが破れて見えにくいですが、
DUCATI916純正リレーは
「日立」なので日本製です。

裏側は

こんな感じ。
日本製と判る様に「JAPAN」と書かれています。

うーん。
日本の日立製リレーでも熱による故障が多かったので、
よほどの発熱量なのでしょうね。

まぁ、エキパイとエンジンの真横に設置するレイアウトもどうかとは思いますけど。

でも、新リレーは装着した車両では故障した事がないと聞いていますので
熱対策も大丈夫なのでしょうね。

新旧カプラの違いは

こんな感じで、
新型は防水になっていたりします。

ですが、車両側配線は加工したくないので
非防水カプラに合わせます。

ですが、
このカプラは所有していないので、
代替品を探す為、倉庫内をゴソゴソ。

通常のギボシ端子では径が太すぎて入らないので、
色々と試してみて、見つけたのが

こちらの端子。

ラジコンや、電動ガンに使用されている「ミニバッテリー」用カプラーのオス端子です。
差し込んでみると、ピッタリと合いました。


新リレーを加工して


電工ペンチで探し出した端子に交換完了。




リレーを外した車両側はこんな感じで、ここに新リレーを装着します。

手で持っている配線が「バッテリープラス→リレー」
オイルクーラー左側のゴムカバー部分が見える配線が「リレー→セルモーター」
です。


装着の前に、
電子部品の接点を良くするために、

こちらを使用します。

中身は

こんな感じで、
筆で、カプラーの端子部分、セルモーター用配線取付ボルト部分に塗布すると
接触が良くなり、電気の流れる効率がアップするとの事です。

キタコ製「カーボングリス」と似たような商品なのかな?
と、思っていますが、どうなのでしょうね。


準備は整いましたので取付作業です。

まず、

カプラー以外の配線、2本を接続して、本体をステーに装着します。

残るはカプラー部分のみ。

新リレーの加工配線を、

車両側カプラーに差し込み。

これだけでも、抜けにくい状態なのですが、
万が一を考えて、隣の端子と当たらない様に

まず、

絶縁テープで、片方の端子を絶縁しながら、
カプラーにも貼って端子抜け防止対策も実施します。

もう片方も同様に

絶縁&端子抜け防止で絶縁テープ巻き。

最後に、

カプラーが暴れない様に、
他の車両側配線にテープで固定すれば交換作業完了です。

この後、バッテリーを繋ぎ直して、動作確認します。


さぁ、エンジン掛かるかな?

いつものセルモーターリレーの故障だと思って交換したけど、
他が原因ではないよね?
(全てのヒューズは切れていない事は確認済みです。)


ドキドキしながらメインスイッチON

セルスターターボタンをポチッと、押します。



キュルルルルル(セルモーターが回る音)


セルモーター、回ったぁぁぁ(喜)

しかも、以前より力強くセルモーターが回るような気がします。
新品リレーと接点グリスが効いて、
セルモーターへの電力供給がアップしたのでしょうか?

良い方向に動く様になりましたので、良しとします。



と、いう訳で、修理完了です。(笑)


ちなみに、
冬の気温(約10度)でしたが
この後、数回のエンジン始動試みの後、
無事にエンジンが掛かりました。



DUCATI916繋がりで、
以前、購入した
「ドレンボルト用ガスケット」、「ストレーナー用ガスケット」
を収納するケースを100円ショップで購入して

こんな感じで収納してみました。(^-^)
ブログ一覧 | DUCATI916 | 日記
Posted at 2019/12/29 16:58:06

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この記事へのコメント

2019年12月29日 22:21
整備お疲れ様でした(^-^)

916のSPSなどは圧縮が高くて冬場は特にセルが回りにくいと聞いた事がありますが、元気に回ると言うことはグリスの効果も有るんでしょうね(^-^)
コメントへの返答
2019年12月30日 1:32
コメントありがとうございます。

うちの916は冬場はいつも重々しくセルが回るのですが、リレーを交換していた日は、若干ですが通常より気温が高かったのも影響してエンジンを始動させることが出来た事も大きいと思っています。
気温差を考えても、そこまで回らないと思えるぐらいにセルが元気よく回りましたのでグリスの効果もあるのでしょうね。

今回、整備していて気付いたのですが、バッテリーとリレー間の太い配線が、かなり硬化して電気抵抗が増えているのでは?と、感じましたので、こちらを交換しても効果は期待できそうです。

プロフィール

「以前、福山駅にあった、キン肉マンのロビンマスクが、鋼の錬金術師のアルフォンス・エルリックに変わってた。」
何シテル?   01/06 13:22
だっく916です。よろしくお願いします。 以前から、整備や情報収集で色々と参考に させていただいていましたが、 「S2000」、「DUCATI916」...

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