
皆様、お久しぶりでございます。
投稿期間が二週間ぐらい空きました。
早速、書きます。
今回はセロー225WEのメンテ記録。
実は、
うちのセロー、最初にうちに来た時から
エンジン下部分からじわじわとオイルが滲む状態でしたが、
走行距離を重ねるごとにオイルの滲みが酷くなってきました。

5月末のソロツーリング後、

オイル漏れの状況はどうかな?と、
気になったのでエンジンガードを外してみると

約200kmの走行で
結構な量、オイル漏れしてました。
ネットで同現象を調べてみると
セローあるあるらしいのですが、
チェンジペダルのシフトシャフト部分の
Oリングが弱いらしく、そこからオイル漏れする事が多いみたいですね。
シフトシャフト部分を確認してみると

見事に漏れてました。
と、いうわけで
ネットで部品の品番を調べてモノタロウでポチポチッと購入。
数日後、

届きました。
補足説明:
Oリング側の品番が裏を向いているので判りづらいですが
シフトロッド側:93101-12004
ドライブスプロケ側:93102-20004
です。
これはセロー225WE(2000年)の品番なので
年式によって品番は異なる可能性があります。
ラベルは部品交換中の間違い防止&ブログ説明用で貼っています。(笑)
早速、交換作業開始。
まず、

チェンジペダルのエンジン接続部分を外します。

続いて、スプロケットカバーも外します。
(既にスプロケ固定用のボルトは外れていますが、
外した後で画像撮影していないことに気付いて慌てて撮りました。)
そして、

ドライブスプロケット(エンジン側スプロケ)も外します。
かなり汚れているので

掃除して他に亀裂等が無いか確認します。
問題なさそう。
スプロケ側のOリングは交換しなくても
また使えそうに見えますが、
片方からオイル漏れしているとなると
もう片方も寿命は近いハズ。
なので交換します。
との考えで部品も発注しています。
外したスプロケは

結構汚れていて、チェーンの型も付いていて
それなりに消耗していそうな感じですが
まだ使えそうです。
近い内にチェーンとスプロケット両方を交換する予定なので
セローさん、もう少しの間、頑張ってください。

Oリングを外す専用工具を準備しました。
ただ、この工具、
細いOリング専用品みたいで、
大型で厚みのあるOリングは外せないことが判明。(笑)

なので、結局、
細いマイナスドライバーでコジッて外しました。(笑)

装着方法は工具の柄などで押し込んで圧入すれば交換完了。
ドライブスプロケ側のOリングも

無事に外しました。(マイナスドライバーで。(笑))
外したOリングをまじまじと確認していると

ん??
内側にあるスプリングが変形してますね。(赤丸部分)
もしかして原因はこっちだったのかな?
まぁ、交換するつもりで部品は用意していましたので問題なしです。
同じ絵になるので省略しますが、
工具の柄等でOリングを圧入して
ドライブスプロケを装着すれば

こんな感じに。
(スプロケも掃除しました。)
スプロケカバーの内側も汚れていたので

綺麗にお掃除しました。
スプロケカバー、チェンジペダルを装着すれば

オイル漏れ対応作業、完了です。
まぁ、
実際にはここかな?という感じで交換していますので、
ジェネレーターカバー側のガスケットが劣化していてオイル漏れしていたら
更に作業が必要になりますが。(笑)
あと、ここから「ブリーダープラグ交換作業」。
以前の
ちょうど一年前のブログで
うちに居るバイク達のブレーキフルードを交換したブログを書きました。

その時にセローもブレーキフルードを交換していたのですが、
その時、
エア抜き用の「ブリーダープラグ」が固着気味な事に気付きました。

今回、交換する為に純正部品を準備しました。(画像右側上下)

まず、リアキャリパーから。

交換するブリーダープラグと品番
早速、外します。
グイッ
・・・
・・・・
ちょっと重いぐらいで普通に回せる感じで、

無事に外せました。

ブリーダープラグを外したら
素早く

新品のブリーダープラグに交換します。
新品に交換した後はブレーキ周り周辺を
パーツクリーナー等で掃除する事をお忘れなく。
(付着した状態で放置すると塗装が剥がれます。)
続いてフロント側。
作業を実施しようと思ったのがフロント側のブリーダーバルブが
かなり固着気味でフルード交換を
ギリギリ出来るぐらいしか回せませんでした。

交換対象のフロントブリーダーバルブと交換品番

フロントのブリーダープラグ、
サビていていかにも固着してそうな見た目をしています。
工具を掛けて
「ブリーダープラグが折れませんように」
と、祈りながら力を入れてゆっくりと回していきます。
グイッ
・・・
・・・・
・・・・・

なんとか無事に外すことが出来ました。(安心)
凄くサビてますし固着するのも納得です。
何事もなく、無事に外せて良かったです。
新品のブリーダーバルブをキャリパーに装着した後は

ブレーキキャリパー内にエアを噛んでいる可能性があるので

前後ブレーキ共にエア抜き作業をしておきます。
ブレーキブリーダー部分だけなので
そんなにエアは噛んでいないと予想していましたが

思った通り、ほぼ噛んでいませんでした。
エア抜き後はブレーキ周りを全てパーツクリーナーで洗浄して
作業完了です。
これでオイル漏れの心配も解消されたハズですし、
ブレーキエア抜き時の心配もなくなりました。
うちのセロー、
ますます快調になりました。
セローさん、
これからもよろしくお願いします。m(_ _)m ペコペコ
Posted at 2024/07/06 11:47:03 | |
トラックバック(0) |
セロー225WE | 日記