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サムネイル画像は、茨城県の鹿島臨海鉄道2000形ディーゼルカーです。本文とは直接関係ありません。

昨夜から今朝にかけてのNHKニュースより。

JR北海道のディーゼル特急から発煙し、乗客が避難したとのこと。

煙に気づいたのは乗客で、当初は配電盤付近からの発煙ということで、電気系統の不具合が予想される報道でしたが、朝になってエンジンを止めると煙が収まったことが伝えられ、排気系統から排気ガスが漏れて客室に侵入したことが示唆されました。

いずれにせよ、最新鋭のキハ283系ディーゼルカーですし、減速ダイヤで整備の時間を確保しているはずなのに、またしても営業運転中の事故です。

当事者ではありませんが、現場の苦労を想像力するに残念でなりません。人身事故にならなかったのは不幸中の幸いです。煙を発見した乗客が非常スイッチを起動したため、自動的に非常ブレーキで停止したようですが、停止したのがトンネルでなくてよかったです。

鉄道のディーゼルカーは、エンジンを床下に吊るし、排気ガスは車体の隅から屋根上に立ち上げた配管で外部に排出します。排気ガスはこの系統のどこかで漏れて、車内に入ったと考えられます。

ネジなのかジョイントなのか分かりませんが、漏れを防ぐためにさらなる努力と工夫が必要ですね。

最後になりましたが、実際に乗り合わせた乗客の皆さんには、お見舞い申し上げます。