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2025年09月22日 イイね!

オルタネーターのDIY修理

オルタネーターのDIY修理

さて、そんな訳でオルタネーターが逝ってしまったのだがどうしたもんか。





スペアエンジンのオルタを移植すればいいだろうと思ってたけど、よく考えてみたらSW20エンジンはオルタが裏側にいたので、そのまま使えるのか怪しい。(左の画像)





まずはこのオルタを外して比較してみることにした。(SWエンジンはマウントも癖が強かったけど、オルタのブラケットも中々癖つよだな…)







で、オルタ2つを並べてみたところ、導風板の有無は置いておくとして、それ以外はそっくりだけどコネクタの位置(角度)が違う。やっぱりこのままポン付けとはいかないようだが、向きを組み替えたりできるのだろうか??







てなところで、改めて状況分析と情報収集。





まず、エンジン作動中に電圧が12Vしかないのはやっぱり異常。本来は13.5V~14.7Vぐらいとのこと(実際、普段はそれぐらいの電圧が表示されてたと思う)。





なので、オルタの発電電圧が不足してバッテリーに充電されない&プラグに点火する電力も足りず、バッテリーに蓄えてた電気が切れたら即エンスト、ってことだったのだろう。





じゃあ電圧不足の原因は、というと、レギュレーターが一番怪しいかな。





一方、KITさんからの情報とかpartsfanで軽く検索してみた感触からすると、ST202赤ヘッドとSW20赤ヘッドの中身(レギュレーターやレクチファイア)はたぶん共通で、それらを固定する土台の形状が違うだけなんだろう。






https://twitter.com/sw20_kit/status/1969695172066963869




と言うわけで、まずはSW20オルタをバラしてみた。





カバーを外して、ブラシ、レギュレーター、レクチファイア(整流器)の順に外すと土台があらわになる。やはり土台=リヤ側ケースなので、ST202用の向きにするにはリヤ側ケースはST202用を使う必要があるってことか。















しかし、ケースが外周部のナットを外してみたがケースはびくともしなかった。ベアリングが圧入されてるのか、もしくはプーリー側から外せたりするのか?





こっちのオルタの方が全体的にきれいなので極力こっちの部品を使いたかったが、ベアリングを破壊してまで分解するのは気が引けるので、やはりSW用のブラシ・レギュレーター・レクチファイアをST202用に移植するのが無難だろうな。





次はST202用。ラジエーターファンからの風を受けるための導風板が付いているが、ウチのカレンはオルタ側のファンは撤去しちゃってるので意味なさそう。







その導風板を外すと、SW20用とソックリのカバーが見える。じっくり比べてみると、SW20用の方が板厚が厚いってのと、SW20用のは穴(通気口)が開いてなかった。









そのカバーを外すと、ソックリの中身がお目見えするんだけど、ST202用はブラシのとこにゴムのキャップ(通気口付き?)が付いてた。







そのキャップを外してブラシを外したところで何か違和感。ブラシがメチャ短い。一応軸には接触してそうだけど、バネが縮んでる気配がない。真犯人はお前か!?









仮にブラシが摩耗して軸に接触しなくなってたとすると、発電はゼロ→バッテリー電圧12Vがそのまま表示される→バッテリーが尽きたところでエンスト、って感じで症状とも合致しそうだ。





ブラシだけ変えてやればOKな気もするけど、もし違った時にまたバラすのも面倒なので、予定通りレギュレーター・レクチファイアもSW20用から摘出した奴を移植する。







ヒートシンクの形状や所々材質や色が違うとこがあるけど、基本的には同じ形。もしかしたら性能が違うかもしれんけど、純正よりは電気の要求量は少ないはずなのでまあ問題ないだろう。







土台の違いはこんな感じ。







そうそう、プーリーは径は同じだけど幅(リブの数)が違った。







で、掃除しながらST202のベースにSW20の臓物を移植。







しかし、エンジンに組み付けるところで地味に手間取った。





まず、ブラケットの幅が狭まっててオルタがハマらない。ボルトを締めるとカラー(?)がオルタ側にスライドして固定する仕組みっぽいので、カラーを広げてやろうと思ったんだけど、ブレーキキャリパーのピストンを広げるやつではうまくいかなかった。







適当なソケットを当てがって、クニペックスのプライヤーレンチでつまんでやったらちょっと動いたので、無事にオルタの組付け完了!





と思ったら、コネクタが刺さらない。





もしかしてレギュレーターのコネクタが互換性ないやつだったのか!?と一瞬焦ったけど、どうやらカバーの取付けの微妙なズレでコネクタとカバーのクリアランスが足りなかったようだ。





しょうがないのでもう一度オルタを外して、カバーの位置を微調整して、再度組み付けてようやく完了。





途中、ソケットをエンジンルームに落としてしまい、マグネットキャッチで回収するというタイムロスも発生し、何だかんだで23時過ぎまで掛かってしまったが、改めてエンジンを掛けると電圧は14.3V、メーターの警告灯も無事に消えてめでたしメデタシ。









SW用のオルタとそのブラケットやベルトは、将来的に油圧パワステとサヨナラできたときの低重心のネタとして温存しておこうかな。配線もどうにかしないといけないけど。





※オルタについて調べてた時に見つけたページ:https://ydk.car-denso.net/rebuild/olta/1.html


Posted at 2025/09/24 19:42:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車いじり | クルマ

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「@morly3 意外と何とかなりますよ(笑) ウチの玄関にも12tプレスありますし、某変態セリカ乗りはボルボで20tプレス持ち運んで来ますし(爆)」
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カレン(ST206/3S-GE VVT-i)で夫婦でサーキット走行してます. 本家はこちら https://www.tapoblog.0t0.jp/ ...
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