さて北海道2日目は乗り鉄からスタートです。
朝5時半の千歳駅。
時折 貨物列車が高速で通過。函館ー札幌間は貨物列車が昼夜問わずかなりの本数走っているようです。
始発列車でまずは札幌駅へ向かいます。
1時間ほどで札幌に到着。
まずは駅撮りということで、様々な行き先の列車が次々に発着する札幌駅で列車たちの写真を105mmで撮っていきました。
635発 ライラック1号 旭川行
648発 おおぞら1号 釧路行
652発 北斗4号 函館行
656発 オホーツク1号 網走行
730発 すずらん2号 東室蘭行
730発 宗谷 稚内行
札幌から北海道の各都市に向かって様々な特急列車が一気に発車していきました。
こんな風に様々な行き先の列車が集う駅って今どき珍しいので感激です。
普通列車の車両も北海道は独自の車両なので物珍しく感じます。
721系(緑帯の車両)はデザイン時にも構造的にもけっこう好きな車両です。
編成以外にもいろいろ撮りました。
札幌駅に入線するオホーツク。
新旧北斗車両の並び。
今も残るサボと幕式表示。
苗穂方から同時に入線してくる普通列車。
札幌ー白石間が複々線になっているのですが、上のすずらん&宗谷のように同時刻に同方向に発車する列車がいくつかあるようです。
屋根がかかっている札幌駅のホーム。よく見たら明り取りの窓が開いていました。
手前からキハ261、789系、キハ261ラベンダー編成、、、
(JR北海道の形式はうろ覚えなので調べました...)
さて、1時間ほど札幌駅で撮ったのでそろそろ移動します。
特急ライラック3号に乗って旭川に向かいます。
札幌から旭川までは136kmありますが、ライラックは1時間25分で駆け抜けます。直線のつづく超高速区間なのでどんなスピードかな?と思っていたのですが、、、
???
途中の駅のないところで停まってしまいました。
どうやら前を走る列車が
シカと衝突したとのことでした。
こんな市街地でもシカと衝突することがあるのか、、、
私も運転気を付けないとなと思わされました。
その後は快調にぶっ飛ばし、
数分遅れで旭川に到着。
旭川では石北線の普通列車に乗り換えましたが、遅れの影響で写真を撮る時間もなかったので、次のカットは終点の上川に到着してから。
乗ってきた車両は新しいハイブリットカーの車両ですね。
しかしこの車両、、、なにか親近感が、、、
前面のカラーリングがどうもニコンのロゴに似ているからですかね(笑)
上川から先の乗り継ぎは50分後。
しばらく駅周辺を歩いたりして時間つぶし。
北海道でも私の一番好きな花 ガウラが元気に咲いていました。
そして次の列車は遠軽行の普通列車。
跨線橋を渡って向こうのホームへ。
しっかりとした木造の跨線橋、雰囲気あります。
次の列車はキハ40の2両編成でした。
キハ40は最近でも西日本や四国で乗ったことがありますが、非冷房、二重窓、
さらにデッキ付きというのは北海道だけの仕様かな?
デッキは他のキハ40でもあったっけ?
発車時刻直前に対向の特急列車が到着。
よく見ると後ろの2両は復刻塗装ですね。
あれも撮ってみたいですね。
そして発車。
紅葉の始まった景色の中をゆっくりと進んで行きます。
ところで上川ー白滝間はたった一駅なのに49分もかかります。
どうも途中にあった駅は廃止になってしまい、駅間が38kmもあるからみたいです。
駅間が38kmって、、、
て本当に49分かかって白滝に停車。
その後も紅葉綺麗な森の中を進んで行きます。
途中でカメラを持ってこの列車の写真を撮ている人もかなり多くて、それを参考にしつつ遠軽駅に到着。
遠軽から次は網走行の普通に乗り換えます。
乗ってきたキハ40がそのまま網走行に変わったのですが、「臨時で後ろに一両つなげます」という放送とともに現れたのは色の違うキハ40。
イベントにも使われるというラッピング車両ですね。
内装も変わっているみたいで、木の椅子になっていましたが、、、
長距離乗るのに木の椅子はちょっときついかも。。。
まあその車両は回送扱いで乗ることはできなかったのですが、ここから網走までは3両で進んで行きます。
こういうボックスシートの車両もいつまで見れるのか、、、
さて遠軽を発車。
発車してすぐ右側に大きな岩が見えました。
そして鉄橋を渡り、網走までちょうど3時間の長乗車です。
途中の常紋峠では坂がきついのか、止まってしまいそうなくらいに減速してゆっくりと走っていく場面も。
しかし峠を越えて北見の平野に入るとキハ40とは思えないような速度で軽快に走っていき、
終点の網走に到着。
いや~
札幌から約8時間かけてやってきました。長かった、、、
一旦改札を出て駅前へ。
駅前には東横インとルートインがあるけど特に飯屋などはすぐ近くに見当たらなかったので、
駅の方に戻ると「かにめし」ののぼりがありました。
せっかくなのでこのかにめしの駅弁を買って横の喫茶店でいただきました。
かにめしって言ったら駅弁の定番なだけあっておいしかったです。
そして帰りは特急で帰ります。
ちょうどホームに列車が入ってきました。
オホーツク4号、これで札幌まで一気に帰ります。
と言っても5時間もかかりますが、、、
発車までかなり時間があるので雨の中 キハ183を撮りまくりました。
来年にはこの車両も廃止になってしまうと思うので、おそらく私がこの車両を見れるのもこれが最後の機会になると思います。
1号車は復刻塗装でした。するとさっき上川で見た車両が網走に戻ってきたのですね。
ちなみに私は指定席を撮っておいたのでこの1号車に乗りました。
椅子も普通車にしては豪華な感じです。
グリーン車も復刻塗装。
グリーン車がハイデッキになっているというのが特別な感じがしていいですよね。
手前の窓のところは元物販スペースだった感じです。
椅子もふかふかそう、、、
3号車は普通のカラーです。
しかし車内は、、、
国鉄型に似つかわしい感じの椅子でした!
このようなタイプの椅子は初めて見ました。
せっかくならこの椅子に座ってみたい気もしますが、、、
札幌まで5時間なのでそれを考えるとしんどいかも、、、
そして4号車、椅子は撮り忘れました、、、
反対のホームに渡って、105mmでしっかり撮りました。
いや~かっこいい車両ですね。
札幌で撮るよりもいい雰囲気で撮れました。
留置線にいたキハ54。
この日は乗りませんが、旅の後半で結構乗ることになります。
上からも一枚撮って。
そして発車。
のはずがなぜか定時になっても発車せず、、、
どうも対向の列車が
シカと衝突してしまい、安全確認を行っているとのこと、、、
やっぱり
シカの事故多いんですね、、、、
その後20分ほど遅れてようやく発車。
遠軽駅では、儀式ともいえる進行方向逆転の為の座席転換がありました。
途中駅で座席の向きが変わる列車は特急ソニックや特急しらさぎなど今でもいくつかありますが、この遠軽での転換もいろいろと話があって面白いですよね。
しかし個人的には座席転換するときに周りの人とやり取りしないといけないからすごく嫌いなんですが。。。
その後も順調に走っていくかに思われましたが、
いきなり急ブレーキ!
なんと乗っている列車が
シカとぶつかってしまいました。
10分ほど停車したのち、安全確認が済んだので発車。
しかしまた急ブレーキで停車、、、
2度つづけて
シカに当たったそうです。
今度は数分で再発車しましたが、異音(たぶん
シカが原因)を感知したとのことでまた停車。。。
なかなか進まないですね、、、
その後、30分ほど遅れになって再発車。
旭川に停車しました。
本来なら旭川でオホーツクと宗谷が近い時間に到着して、先にオホーツクが発車するのですが、遅れの影響で宗谷が先に発車していきました。
でも、よく見ると向かい側のホームにサロベツの稚内行が停車していました。
時刻は22時くらいでしたが、こんな時間にサロベツなんてあったっけ?
と思って調べてみたのですが、サロベツ3号は2時間以上遅れてまだ始発駅を発車していないというとんでもない状況だったみたいです。。。
このあと発車したとしても、稚内に着くのって深夜の2時とか3時になっちゃうんじゃない??
もはや夜行列車の域です。
大雨と人身事故の影響で札幌周辺と道東方面で列車が遅れていたようですが、ここの遅れの原因は何だったのだろう?
そして私の乗るオホーツクは30分遅れで札幌に到着しました。
ここからトゥインゴを置いてきた千歳まで戻りますが、次の列車まで時間があるので乗ってきたオホーツクを撮影。
復刻塗装が2両だけというのが逆にリアリティあっていいですね。
隣りのホームには721系。
これもちゃんと撮って、この車両が千歳行だったのでそれに乗車。
この日の千歳方面の最終列車でした。
そして千歳まで戻ってきました。
もう0時50分になっていました。
ということで、札幌から網走までを往復してきました。
やっぱり私は乗り鉄なので、列車は乗っているのが一番楽しいですね。
おそらく最後となるキハ183の乗車も堪能できました。
車窓から撮影が出来そうな場所も何か所かありそうだったので旅の後半はあの列車の撮影も挑戦してみるとこに決めました。
この日はトゥインゴの車内で車中泊。
つづく。