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2010年09月26日

マツダ党でなくとも必見!SKYシリーズ広報資料

清水和夫さんが、ブログ上にマツダSKYシリーズ、すわなち新型ガソリンエンジンSKY-G、同ディーゼルエンジンSKY-D、新型AT SKY-DRIVEおよび新型MTの広報資料をアップされています。

UPされてからかなり日数経ってから今さらながら拝見したのですが、これはマツダ党ならずとも車好き必見の資料ですね!
時間を忘れて読んでしまいました。いや正確に書けば、文系になりにウンウン頭をひねりながら内容を少しでも理解しようと読むのに時間を要しました(苦笑)

なぜDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション:VWのDSG、アウディのSトロニック、ポルシェのPDK、ボルボ・フォードのパワーシフト、アルファロメオのTCTなど)を採用せず、従来型のトルコンATとしたのか?

なぜ、VWが推進している排気量ダウンサイジング+過給を採用せず、2.0Lという「大」排気量で新型エンジンを開発したのか?

世界の潮流を見ながら、マツダが自社の方針を明確に定めて開発を進めているアツさがPCの画面越しにビシビシ伝わってきます!

対ノッキング、圧縮比、電気信号制御、ボア径、ピストン形状・・・モーターファンイラストレーテッドの記事を読んでいるときのようにうんうん頭がうなりますが、「どんな代物が世に登場するのか?!」と期待でわくわくしてしまいます。

先日、2009年に発行された三樹書房の、マツダの歴史をまとめた本を図書館で借りて読みました。
東洋工業時代からマツダは3輪トラックにATを自社開発して載せたり、またジヤトコの設立に携わるなどの歴史を持っていると知りました。

そのジヤトコは、いまやCVTへの投資をばんばんやり日産・スズキへの副変速機付きCVTなるものに傾いているように見えます。

しかしマツダは今は、CVTでもなく、欧州メーカーが展開しているDCTでもなく、また超高級車のAMG-スピードシフトのようなHCC(多板クラッチによる動力伝達のAT)でもなく、「従来型」のATによってブレークスルーを計ろうと進んでいることが伝わる資料です。

CVTはトヨタは日産やダイハツ、あるいはスズキは「燃費がいい」と謳っていますが、(機種にもよるでしょうが)欧州メーカーが推進するDCTよりも動力伝達ロスが大きいとよく聞きます。

一方そのDCTは、クリープ力が弱く、従来型ATしか知らない人には坂道での発進や車庫入れ等のバックでは違和感を覚える、あるいは(北米中心の問題でしょうが)キャンピングカー等をトーイングするには従来型ATよりも弱い部分があるようです。※VWが湿式7速DSGでトルク容量600Nmという代物を開発しこの先どうなるか注目ですが。


そんな中で、一見CVTとDCTが「今後のトランスミッションの主役」と思えるような昨今ですが、このマツダのSKY-DRIVEはCVT、DCT、そして従来型ATのそれぞれのよさを併せ持ち弱点を打ち消すというアプローチをしていて非常に興味深いです。
エンジンのSKY-GとDも然り。

SKY-DRIVEはトルク容量が大中小用意されるようで、大トルクのディーゼル・SKY-Dにも対応可能との事。
マツダ車でいえばMPVなどの多人数乗車ミニバンや、CX-7等の重量SUVにマッチし、そして2ペダルなので販売促進が期待されます。


ぜひ売れて欲しい!早く出て欲しい!
そして、市場に、車に興味が無い一般消費者がしっかりと興味を持ち価値を理解するようなPRをマツダのPR担当の方々には頑張って貰いたいですね。

プレマシーのCMコピーが「エコデザイン」。こんながっかりはプレマシーで終わりにして貰いたいです。
世界中のショーで披露して発展させ続けたNAGAREデザインも謳わず、「エコ」の安易なPRはもう勘弁。

あともう1つ懸念が。
非常に細かな点ですが、メーターパネル内の表示方法。D(ドライブ)レンジでも、メーター内に「何速に入っているか」をぜひ表示して貰いたいです。

というのも、自分が乗っている初代BKアクセラや初代アテンザ等ではDレンジでも1~5速それぞれのギアの数字がメーター内に表示されていました。
しかし2代目GGアテンザ以降から、M(マニュアル)レンジに入れないと、メーター内にそのギアの数字が表示されません。

「車との一体感」、マツダが謳う「運転の楽しさ」やZoom-Zoomにはこれはマイナスだと個人的に思っています。

Dレンジでも、右足の回転数と呼吸を合わせてアクセルペダルを少し戻すとシフトアップしたり長い坂道でブレーキ踏むとATは賢く対応してシフトアップ/ダウンをしてくれます。
初代BKアクセラ等ではDレンジでも常にギアの数字が表示されるので、「今クルマがどんな状態にあるか」をドライバーは知る事ができ、一体感を味わえます。

現行BLアクセラやGGアテンザいずれも試乗しましたが、Dレンジでメーター内に「D」としか表示されないと、クルマとの一体感が削がれます。
シフトショック、タコメーターの針の位置でシフトアップ/ダウンをした事は伝わりますが、もともとトランスミッションはMTから始まったように、ドライバー自身が「クルマの状態を知る事」が大事だと思うんですよね。

時間を見つけて、マツダ公式HPに意見を投稿したいと思っていますがなかなかその時間を作れないこの頃・・・。こんな長文ブログ書いておきながらですが。


と、話がそれましたが、マツダ党の方々は必見!!そしてそうでなくてもクルマ好きの方々ぜひ!なし水和夫さんのブログです。
清水さん、素晴しく刺激的な資料のUPをして下さり有難うございます。
ブログ一覧 | マツダ車 | クルマ
Posted at 2010/09/26 21:42:10

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この記事へのコメント

2010年9月27日 9:29
お早うございます~

SKYエンジンは圧縮比が凄いのですが、これはレギュラーガソリンなのですかね?
どちらにしても、それを実用エンジンとして市販車に搭載するためには、大変な努力があったと思いますし、マツダのエンジニアの執念を感じます・・・

新型ミッションもどのような物か気になりますが、エンジンの性能を高めるのが将来的にHVにした時も大きな性能アップに繋がると思いますので、期待したいですね。
コメントへの返答
2010年9月27日 23:56
こんばんは、返信遅くなり失礼しました。
Twitterにて清水和夫さんにこの件質問してみました。
今月号の各雑誌に出ているGGアテンザ改に搭載のSKY-Gは想定オクタン価が95という数字だとか。
そのTwitter上のやり取りで知ったのですが日本ではレギュラー:オクタン価91でハイオクが98~100ちょっととか。

現状では、ハイオク対応のスポーツグレードとして市場投入されそうに思えます。

でもマツダの技術陣の方々は市販しながらも改良を加え、2011年のSKY-G市販から数年でレギュラー対応を期待したいですね!
ますますマツダの方々を応援したくなります。

プロフィール

はじめまして。 車歴3台。 1.日産ラシーン(初期型)中古。AT。 2.マツダ・アクセラスポーツ15C(BK・2006年式)新車。4AT。 3.マツダ・...
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