決勝レースはすごかったですねぇ。
見所たくさん。
最初から追っていくと
まずスタート前に雨が降り始め、路面はウェットに。
各メーカーがタイヤ選択に苦しみつつも、GT500はザナヴィZが深溝レインタイヤ。ほかはすべて浅溝のインターミディエイト。GT300は、上位チームではエンドレスZがスリック、ほか下位チーム2台がスリックでかけにでる。
レースはSC先導でスタート。フォーメーションラップ中にスピンする車や、途中で深溝に変えるチームもありつつ、6周のフォーメーションラップをする。しかし、路面は乾かずそれどころかまた降ってきたところで、SCが入りそのままレースへ。
500では最初は、深溝のザナヴィが勢いがよく順位を上げたが、路面の水が少なくなるとほかとペースがかわらなくなる。
この雨で一番恩恵を受けたのが、GT300のインプレッサ。荒れたレースに強い4駆がここで真価を発揮する。予選はスーパーラップにすら残れない状態だったのに、どんどん前を抜いていき、ピットイン前にはとうとうトップの紫電を抜いて300のトップに立つ。四駆がトップを快走するというGTの歴史の1ページが刻まれた瞬間でした。
その後、路面は少しずつではあるが乾いていき、タイヤの苦しいザナヴィが最初にピットイン。スリックタイヤを選択し、コースに復帰。各チームは、ザナヴィのタイムをチェックし、ピットインのタイミングを計る。
だんだんスリックのタイムが伸びてきてピットインする時期が迫ったとき、なんとGT300のフォードGT、インプレッサ、GT500の暫定1位、2位の宝山SC、TAKATA童夢NSXの4台が同時にピットイン!
ピットアウト時は宝山SC、TAKATA、インプレッサの順にでるも、スリックタイヤに換えたアウトラップはもの凄く滑るらしく、GT500の2台にインプレッサが後ろから追いつくほど!
更にスリックに換えたアウトラップのグリップの無さに何台かがコースオフ。ガライヤも馬の背でコントロール不能で壁に激突しジエンド。
ここでインプレッサのリアタイヤ付近?にトラブル発生で、せっかく優勝できそうだったのに残念ながらリタイヤになってしまいました(涙)
今回なんといっても、最大の見せ場が次!
GT500でトヨタのエース宝山SCにのる脇坂寿一選手、ホンダのエースTAKATA童夢NSXに乗る道上龍選手、ホンダの新エースのARTANSXに乗る伊藤大輔選手の3台がトップ争いを繰り広げていたんですが、最終コーナーでトップを走る宝山SCとTAKATA童夢NSXがサイドバイサイドで接近する。
その後ろからARTA NSXがダンロップゲートを抜けたあたりから追いついてきて、芝の上を走りながらおいつく!
そして3台がSUGOの狭いホームストレートで横一線!!
もちろんアクセル全開で!
そのままブレーキングし1コーナーに飛び込む!!
3台でいったためあまりに狭かったのか?脇坂選手のブレーキングが完璧だったのか?一番アウトの宝山SCが最初にコーナーを抜けて行く!
ちょ~鳥肌ものでした!てか~あんまりすごすぎてゲラゲラ笑ってました。だって普通の神経じゃ無理でしょ!あんなの!って思ったんですもん(爆)
ちなみに真ん中にいたTAKATAは完全にはさまれてサンドイッチ状態で身動きとれなくなってました(笑)
その後は、SCが先ほどのピットインのときに白線踏んじゃって残念ながらドライブスルーペナルティで後退してしまい、最終的にはARTAとTAKATAのワンツーフィニッシュとなりました。この2台は同じチームなんですが、オーダーでてないの?ってくらい接近戦してましたよ!
しかし、今回も最高のレースでしたねぇ。見所ありすぎです。やっぱSUGOはレースを面白くするレイアウトで最高ですね。コースが狭いのでGT500のマシンがGT300を抜くときに、いろいろと駆け引きが起きてレースを面白くしてるんでしょうね~
来年の決勝は現地かな?(笑)
でも家で見た方がレースの状況がわかりやすいんだよね~(爆)
Posted at 2007/07/30 21:21:50 | |
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レース観戦 | 日記