ということで、さかのぼること日曜日。
SUGO西コースにてM4マスターズカートシリーズ3時間耐久レースの日でした。
けれども予報はど~考えても
雪。
と~ぜん、やらないだろうから行って顔出して、そうそうにROUND1でアラサーチャレンジ&カラオケコースだろうと(勝手に)思ってました。
ゲートオープンの7時30分ちょうどくらいに到着するとコース上はと~ぜん雪。
だけど、スタッフさんが雪かき始めてる。
タワーに西コース管理人のSさんがいたので、状況を聞いてみると、雪は乗ってるけど今のところ凍結はしてない。主催のKRPが着てないのでなんともいえないけど、あんまり危険なようなら早めに切り上げるかも~
ってことで、なんかとりあえず
やる気っぽい(汗)
まあ状況次第ではやるかも?くらいな感じで、とりあえず受付。ブリーフィング。
一通りルール説明の後、「こ~いう状況なので、タイムトライアルは無しでカートのナンバー順でスタート。練習時間をその分増やして、早めに終わらせる作戦で行きたいと思います。」
「でもこの状況で無理じゃないっすか~?って人がいたら手を挙げてください。」
って言われたので、よっぽど
挙げようかと思ったんだけど、100人以上いる参加者が皆、手を上げる気がなさそうなので、ん~しゃ~ないやるか~ってなった次第。
んでチームの作戦会議。
このレースで重要になるのは、義務付けされているピット回数と3時間を2ヒートに分けてあること。
約80分で一旦チェッカーとなり、給油休憩の後もう80分仕切りなおしでレースを行うのと、ピットに10回入らないといけないルールになっているので、このタイミングがひじょうに重要なんです。
1年目は1ヒート目に8回入って、残りの80分を3人で一人一回づつ走る、ダルマさんがころんだ作戦。
この作戦だと、最後までレース上位に居ないので、速いチームにバレにくいのと、1ヒート目終わった後、同一周回に居ればギャップが無かったことになるので、その分稼げる利点があります。
2年目となる前回は、途中で危険な状況になるとペースカーが入るレギュレーションだったので、ペースカーがもし入ったらそのタイミングでピットに入れたかったので、地道に稼ごう均等割り作戦。
で、3回目の今回の作戦は、冬休みの宿題は3学期始まる直前に泣きながらやろう作戦。
前半の1ヒートでは2回ピット。後半で8回行うこととしました。
何故か?ってそれは後からw
というわけで、練習走行開始。
うちのチームは俺、T氏、S氏の順。
路面は雪のコーティングを剥がしたてのキーンと冷え切ったウェット。気温は多分マイナスいってる感じ。
タイヤは当然レンタル用のスリックタイヤ。
こーいう状況はアトムで
かなり慣れているwので、一発目から無いグリップを感じるだけの感覚はある。
SUGOのウエットのコース攻略は自分的にはほぼ完成していたとこもあり、練習走行の全体ベストを刻みさいさきは良い模様。
スターティンググリッドはクジで引いた9番グリット(11番カートだったんですけど、9,10番はいなかったので)から。
「んで、スタートドライバー誰やんの?」って聞いてみたもののど~も暗黙の了解があるようで?いつも通り俺らしい。
「毎回スタートうまくいかんよ~?そろそろS氏でも良いと思うんだけどぉ?」
って言ってみたものの
受け入れられませんでしたw
んで、スタート進行。
記念写真を撮ったのち、ルマン式のスタート。
ルマン式といっても、スタートの合図と同時に走る人とドライバーがタッチしたらスタートという方式。
スタートの合図にあわせ、ランニング担当のS氏が完璧なタイミングでスタートダッシュ!
それに答えるかのようにタッチと同時にアクセルを踏み込む俺。
完璧なチームワークで見事スタートダッシュを決め、2コーナーまでに4位まで上がる。
2、3コーナーで前2台を抜いて、2周目で前をパスし、
2周目にトップに浮上!(ぇ
そっからは後続より約1秒速いペースでたんたんと走る。
途中、ゲームのように次から次へと目の前で起こるスピンを避けつつw開始から25分走りきる。
んで、ドライバー交代。
って降りて手触った瞬間。痛い以外の感覚が無いことに気づく(汗)
やべぇ。これ凍傷なんじゃ~?ってことで、ちょっとあったまってくるわ~とタワーにあるストーブで一生懸命温めたら、なんとか復活(ほっ)
いやーこりゃきついわと、レーシンググローブからスノーボード用のふかふかのグローブに変更wちなみに、上下はレーシングスーツは着ずに下はスノーボード用のウェア。上はカッパの組み合わせですw
結構、体的にキツイ(簡単に言うと、スキー場に濡れた服でつったって70km/hの風と水しぶきを受けてる状況)状況なので、無理だと思ったら、ドライバーから無理の合図を送ることとしてましたが、T氏からチェンジの合図が来ましたw
1ヒート目の80分を3回に分ける予定だったんですけど、結局俺25分、T氏20分、S氏20分、残り15分くらい俺の3回ピット4スティントになりました。
というワケで、2回目の俺の番!
の前に、トラブル発生。
ピットに入ってきたS氏がアクセル戻らない!って話が。
急遽、修理場へ。
原因は寒さでアクセルワイヤーが凍って動かなくなったみたい。
てコトで、パーツクリーナーで吹き飛ばしてレース再開。
ここで、2分くらいロスしたのがでかかった~
1分半くらい離していたのに、トップを別チームに奪われたうえ、2位にハイランド勢。
ハイランドにゃ~負けたくないわな~ってことで、走っていたらハイランドはピットイン。
とりあえず、暫定2位に浮上。
そして、残り1分くらいでまたトラブル発生。
7コーナー手前ですんげぇ勢いで後ろから抜かれてなんでっ?って思ったら、エンジン吹けてなかった(無)
今度は、キャブが凍った模様(汗)
こりゃヤバイと思ったけど、ラッキーなことにここでチェッカー!
吹けなくなったためのロスは7秒くらいで済みました。
んで、第一ヒートの結果。
トップと2位のうちのチームが同一周回。ピット回数4回(給油中断分含む)義務消化。
3位のハイランドと4位のチームが一周遅れだけど、ピット回数5回義務消化と、一回ピットで30秒くらいのロスと考えると、だいたい2位だろうという状況。
第2ヒートはエンジン直れば、この状況ならいけるだろうと思っていたけど、トラブルはうちのチームだけでなく、かなりのチームで同一の症状(ワイヤーやキャブが凍る状況ね)が起きていたようで、人間より機械が無理ってことで、ここでレース終了となりました。
レースリザルトにあたり、ここで問題となるのはピット回数の差。
当然いっぱい消化してるところは、回数多い分ロスしてるので。
というわけでチーム代表者会議が始まる。
ブリーフィングルームで行ったのですが、うちのチーム員は皆もともとブリーフィングルームにいた(温かかったからw)ので、代表者じゃなくて全員出席してましたw
なんで全員で手あげちゃ~ダメダメっw
代表者ブリーフィングの結果、2つの案にしぼられました。
1つ目 ピット回数は気にしないでそのままの順位。
2つ目 ピット回数少ないところは回数にあわせて1周減算。
結局これを、ピット回数少ないチームと多いチームが、じ・・・大人な解決方法で決定することに。
その結果、そのままの順位ということで確定し、とりあえず表彰台ゲットです。
後から結果確認したら、2つ目の案だとハイランドに負けて3位ってことになったみたい。
そ~なったら悔しかっただろ~な~
つ~かトラブルなけりゃ余裕で勝てたが、この状況じゃ~しょ~がないっすね。
で、なんでピット回数最初減らしたかおわかりいただけましたでしょうか。
こ~なること(途中でレース終了すること)が予想できたからw
そいうわけで表彰式。
全部のチームに賞品があるとのことで、全チームが順番によばれていきました。
2位の賞品はゴマのギフトセット。
やっとグリコから開放されました(ぇ
ちなみに1位だったらグリコだったw
カート部初心者じゃないよねクラスのチームも、マシントラブルがひどかったよう。こっちは最後ピットにすら戻れず残念ながらブービーだった。普通に走ったら真ん中以上はいってただろうからちょっと残念でした。
そして個人賞。
決勝ファステストラップ賞ゲット♪
狙ってたので、結構うれしいっす。
スポンサーのカシオさんより
G-SHOCKをいただきました。
なんか懐かしいなぁって思ったのは俺だけ?
(時計しない人なんで、昔、はやったよねぇ?くらいのイメージしかないんでw)
その後、走行時間が減って、走れなかった人のためのフリー走行時間がもうけられ、ハイランドカートランドのUMAことGさんがその時間で、うちらの乗ったカートに乗り込んだ模様。
その結果、「こんなカートで走っちゃダメだよ~w」って言われたので、ハイランド勢の乗ったカートより乗りやすかったみたい。
でも、同じカート同士のファステストタイムでGさんに勝った(まあ5周しかしてないようだけどw)ので、ぶっちゃけ
決勝全体ベストよりうれしいw
最後に、ほんとはタイムトライアルで使う予定であった、禁断のツインエンジンカートがこちら。
同じリアシャフトを2機のエンジンで回すという、クルマじゃありえない発想の仕様です。
2つの遠心クラッチの調整とか難しいんでしょうねぇ。オートマのように勝手に前に進んでましたw
あべっちさんが試乗したみたいですが、もっさりスタートのビレルN035がスタートでホイールスピンしたので、パワーはそこそこありそうでした。
寒い中、頑張って走って心も体も疲れ果てたところに鞭打って、帰りは皆でROUND1でROUND2!(言いたかっただけですが何か?w)
予定通りのアラサーチャレンジ!
で6ゲームほどしたんですけど、散々な結果だったのは言うまでもないw
つ~かアラサーさんハンパネェ!
アラサーチャレンジの状況は
こちらへ(いつもの丸投げw)
つ~わけで、参加者の皆さんお疲れ様でした~