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「これが人間の顔なんだろうか」事故で亡くなったバリスタの男性(当時29)母親が語る二次被害「交通遺族は賠償金が入るからいいですよね」【前編】
(部分引用)
■遺族を襲う二次被害の現実
しかし...事故の報道が始まると、深迫さん一家には様々な「二次被害」が降りかかりました。
深迫祥子さん
「近所の人からは、『わざわざ東京に行って死にに行ったようなもんですね』と言われました。区長は『息子さんは東京の人ですよね。なんでわざわざ熊本の周りの人に知らせなければいけないんですか』と葬儀の告知を拒みました」
忍さんが住んでいた部屋を管理する不動産会社からは、「後追い自殺をされたら借り手がなくなる」という理由で、1か月以内の退去を要求されました。
「もし、あなたがいなくて、彼女さんが家に上がってきて、ここで自殺されたら困るでしょ?」という言葉に、深迫さんは「私は犯罪者でも何でもないんですよ。なんで私が出ていかなければいけないんですか?」と抗議しました。
民事裁判では、相手方の弁護士から忍さんの価値について問われました。
「この忍という息子さんに、ここまでの高い金額は見合っているのか、高すぎるんじゃないか」
「忍さんに価値があるのか」
「コーヒーをいれるだけの仕事に価値があるのか」
同じ遺族からも心ない言葉を浴びせられました。
「あなたは交通遺族ね、交通遺族はいいですよね。賠償金が入るから。保険会社があるでしょう」
「私たちは損害賠償金をもらってないんだよ。あんたたちはいいよ、損害賠償金があるから」
■娘が加害者に投げかけた問い
加害者が謝罪のため熊本を訪れたとき、深迫さんは忍さんの骨壷を持参しました。「身長が182もあった息子が、こんなちっちゃい中に入っているんだ。なんでこんなことになったんだ」と訴えました。
隣で黙って聞いていた娘が、小さな声で「すみません、すみません」と言い始めました。深迫さんが何か言いたいのかと尋ねると、娘は加害者に向かって語りかけました。
「お願いがあります。私は人を殺したことがないんです。あなたは人を殺しましたよね。人を殺してどうやって生きていってるんですか? お願いです。聞かせてください」
娘は、何度も何度も同じ問いを繰り返しました。
「私は兄に会えないんです。あなたは大切な家族がいるんですよ。私は大切な兄がいなくなったんです。兄にどうしても会いたい。でも、あなたが殺したんですよね。どうして殺したんですか?」
この問いかけは、加害者にとっても深迫さん一家にとっても、重い意味を持つ時間となりました。
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「よく人前で死んだ子の話ができますね」事故で亡くなった男性の母親に向けられる心ない言葉 それでも前向き「無関心から共感へ」【後編】
(部分引用)
■償いの本当の意味
深迫さんは現在、刑務所や少年院での講演活動も行っています。ある元受刑者から聞いた話が、活動の原動力となっています。
殺人で服役した男性がいました。東日本大震災の際、家族からの手紙が来なくなり、後に家族全員が津波で亡くなったことを知りました。その受刑者は精神的に追い詰められ、別室に移されました。
後に、その受刑者が語ったといいます。
「事件の時には本当に相手が悪いと思って俺は殺したんだけど、実際自分の身内が全部死んだら、こんな辛いことはない。自分は何てことをしたんだ」
一方、別の受刑者は遺族に償いたいと願いながらも、賠償金は受け取ってもらえず、墓参りも断られ続けていました。
「刑務所の中にいると、どうやったら自分は謝罪ができるのか、ずっと悩み続けている」と話していたといいます。
ある日、その受刑者は、新聞で遺族の記事をみつけました。
そこには「一度も謝罪をしていない、お金も送ってこない」と書かれていて、愕然としました。
「でも、自分がやったことはこういうことなんだ」と反省していました。「早く出て、遺族に謝りたい」と。
■キャンペーンで見えた社会の現実
深迫さんは、年に数回、新宿駅前などで行われる犯罪被害者支援キャンペーンにも参加していますが、現実は厳しいといいます。
深迫祥子さん
「(警視庁のマスコット)ピーポくんが来ると人が集まりますが、いなくなると皆散らばっていきます。配布したチラシの多くはゴミ箱に捨てられ、中に入っているボールペンなどの景品だけが抜き取られています。配ったものはほとんど踏まれています」
深迫さんは配布物が捨てられる光景を何度も目にしてきました。
しかし「コーヒーエイドデイ」では、コーヒーを飲みながら、犯罪被害者支援や受刑者の更生などについて語り合う姿があちこちにみられ、手ごたえを感じているといいます。
■被害者支援の早期介入が鍵
深迫さんは、被害者支援センターの存在が自分を救ったと感じています。
深迫祥子さん
「支援に早く入ると、被害者の家族のケアをすぐにできます。このケアが早ければ早いほど社会復帰、立ち直りは本当に早いんです。
二次被害のことも、支援センターで事前に聞いていたので、実際にそういう場面になったとき、ああこれかと。心の準備ができていたことが大きいです」
深迫さんの店には多くの遺族が訪れますが、ケアに早く入った方ほど前向きになっていると感じているといいます。
深迫祥子さん
「何十年も前の事件・事故でケアを受けていない遺族は『あなたたちはいいですよ。ケアがあるから。私たちはケアがないから』と言われることもあります」
■生きることの意味を問い続けて
現在も深迫さんには心ない言葉が向けられるといいます。
「よく人前で息子さんの話ができますね」「死んだ子の話なんか、絶対人前なんかでできない」「私は子どもが先に死んだら生きていけないわ」
そうした声に対し、深迫さんは答えます。
「私は生きているから、生きていけますよ。でも辛くて死にたいと思われるんだったら仕方ないですよね。私は前向きで生きていってるから。これを息子は喜ぶんですよ」
忍さんの死から6年。深迫さんは今も全国各地で講演を続け、命の大切さと被害者支援の重要性を訴えています。
筆者の心に残ったのは、講演後、「どんな支援が役に立ちましたか?」という質問に答えた深迫さんの言葉でした。
深迫祥子さん
「事故直後の渋谷警察署の対応がとてもありがたかった。それは、ただそばにいて寄り添う、ということだった」
深迫さんは、「何か声をかけなくてはと思って出たその言葉が、被害者の家族を苦しめることがある。どんな声をかけたらよいか分からないからと、人が遠ざかってしまうこともある。そうではなく、ただ静かにそばにいてくれるだけでいい。いつも通り接してくれるだけでいい」といいます。
──無関心から共感へ。
深迫さんの願いは、少しずつ、着実に広がっているように感じました。
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>わざわざ東京に行って死にに行ったようなもんですね
>息子さんは東京の人ですよね。なんでわざわざ熊本の周りの人に知らせなければいけないんですか
よっぽど恨まれていたのか、或いはそう言う地方なのか、やや後者ですかね、東京なんぞに出ていって挙げ句死んで帰ってきて(ケッ)、みたいな。だとしたらすんげえド田舎根性。腐ってるねぇ。
>この忍という息子さんに、ここまでの高い金額は見合っているのか、高すぎるんじゃないか
>忍さんに価値があるのか
>コーヒーをいれるだけの仕事に価値があるのか
まあ一つ目は少しでも払いたくねえ相手弁として当たり前かもしれんけど、でも二つ目は相手弁としてもいやさ人として言っちゃなんねえ言葉だと思うが。そして三つ目、ふーん、んじゃアンタはその馬鹿にした人が淹れた珈琲を飲んでいると。あれ?そう言うのいいの?
いや、人が淹れたものではなく毎回機会が淹れたものを飲んでいるのでしょう、だから、ほら機械でも出来る事を、と人が淹れた珈琲を馬鹿にしていると。
だとしたら……某原発漫画家風に、貴方は本当の珈琲と言うものを飲んだ事がないのですね、では明日の以下略、と逆に馬鹿にしてやりてえわな。
>あなたは交通遺族ね、交通遺族はいいですよね。賠償金が入るから。保険会社があるでしょう
>私たちは損害賠償金をもらってないんだよ。あんたたちはいいよ、損害賠償金があるから
恨む相手が違うだろっ、この人がアンタのでえじなでえじな御家族様を殺したんか?あぁん?、んじゃなにか?死に方に違いが有ると?、私達の場合は殺されたのよーっでもアンタんとこは事故死よね〜、とでも言いてえんか、随分と捻くれてんなあ。交通事故だって突然勝手に奪われたは同じだ。そんなんじゃ殺されたアンタのでえじなでえじな御家族も浮かばれめえ。
>何十年も前の事件・事故でケアを受けていない遺族は『あなたたちはいいですよ。ケアがあるから。私たちはケアがないから』と言われることもあります
だからー、なら何で当時自分達で立ち上げなかったの?と(ケヘヘヘ)。此れも上と同じで、他車を恨んでたって何もならんだろと、そんなに悔しいなら今からでもいいから設立しろよと。
自分達には無いのに何であの人達にはーっ、醜いよねぇほんと醜い。
>「よく人前で息子さんの話ができますね」「死んだ子の話なんか、絶対人前なんかでできない」「私は子どもが先に死んだら生きていけないわ」
だから何(鼻ホジホジ、ピッ)。そう言う事を話す人はかまってちゃんで私達は奥ゆかしいから人前で(人には)話さないわよ、とでも?、ねえねえ何で話しちゃいけないの?ねえねえ。話すと思い出して辛いから?、誰にも言わず心奥底でグッと我慢している方がおかしいと思うけど。悲しい・辛い事は誰かに話してその時思い出し涙をしてもいい、開放する事も一つの手だと思うけどねえ。が、まあアンタ等は生涯押し黙ったまま生きていってくんなせえ。ぜってえ誰にも打ち明けるなよ、いいな?
ならそうなよ、止めはせんよ、さあさあ、ほら。ケッ、カッコつけ洞穴風情が。私ならそうするってのは自分の意見の様に見えて実は他者の意見を封してる様なもんでは?、そう思っているのなら・したいのなら態々口にせんと実行したええがね。
なんかさあ、ほんとにこんな事言う奴等居るのかしらね。まあさもしい奴等はごまんと居るだろうけど、此処まで根が腐り切ってるのなんて…。
ま、自分より下は居ないとか思ってんのかな、例えば上の私達は保障も、犯人すらいや何処で亡くなっているかすらな遺族だってたんまり居るのを思えばそんなはしたないいやさ下卑た発言は出来ないと思うんだけどなぁ。
つうかさ……殺された悲しみより其の結果発生するオゼゼの方が遥かに心配?、あれ?違った?フフフ。