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車底部にたたいた跡 富田林引きずり 殺人で立件へ
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大阪府富田林市で新聞配達員の東川達也さん(18)が車にはねられ、約6キロ引きずられた事件で、自動車運転過失致死などの容疑で逮捕された大工、市川保容疑者(41)の軽ワゴン車の底部に東川さんが手でたたいたり、足でけったりした跡があることが3日、わかった。
富田林署は、市川容疑者が車の下に人を巻き込んでいたことを認識していたと断定し、4日にも殺人容疑で大阪地検堺支部に最終送致する方針を固めた。
調べでは、市川容疑者は11月16日午前3時ごろ、富田林市錦織東の国道170号で軽ワゴン車を運転中、新聞配達中だった東川さんのミニバイクに追突。東川さんを車底部に巻き込み、約6キロ離れた河内長野市小塩町の自宅近くの駐車場まで引きずり死亡させた疑い。
市川容疑者は「必死で逃げたのでよく覚えていない」と供述したが、その後の捜査で、車底部で東川さんが暴れた痕跡があることが判明。同署が再現実験した結果、その音と振動が車内に激しく響き、車の下に人がいることがはっきりと分かる状況だったという。
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【衝撃事件の核心】「おれは夢を見ていたんだ」 現実逃避の引きずり犯人
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大阪府富田林市の国道で16歳の新聞配達員をはね、約6・6キロも車の下で引きずって死亡させた大工の市川保被告(41)は当初、そう供述していた。飲酒運転の発覚を免れるための身勝手な逃走についても「記憶にない」と強弁をした。犯した罪の大きさから目を背け続けたが、車や路面の傷、再現実験から次々と浮かび上がる証拠を前に、とうとう「相手を引きずっていると思った」と殺意につながる供述を始めた。最後は「悔やんでも悔やみきれない」と反省の態度も示したという。「午前2時を過ぎると検問はない」という“都市伝説”を信じたのか。市川被告の罪は重い。
「被害者は生きたまま車の下で引きずられていた。それを『覚えていない』などということはありえない」。捜査員の1人は憤りをにじませながらそう話す。
被害者の東川達也さんの死因は長距離の引きずりで後頭部を激しく損傷したことによる脳挫滅。バイクで新聞配達中に追突されたため、大きく前方にはねとばされたとみられるが、それ自体は致命傷にはなっていなかった。父親の雅信さん(42)は「救急車を呼んで逃げてくれていれば…」と言葉を詰まらせるが、市川被告は「飲酒運転がばれるのが怖かった」と、アクセルを踏み続けていた。
市川被告が東川さんをはねたときには体内に0・15ミリグラム以上のアルコール分があったと推定されている。事件当日、市川被告は直前まで、河内長野市内の中華料理店と松原市内のスナックでビールやウイスキーを飲んだ。ただ、2軒目のスナック近くの国道309号は飲酒検問が多い幹線道路。日時によっては市川容疑者も検問にかかる可能性があったが、周辺では「午前2時を過ぎると検問はない」という「都市伝説」が流布していた。
根も葉もないうわさを耳にしていたのか、市川被告がスナックを出たのも午前2時半ごろ。309号と同様に検問が多いといわれる国道170号を避けるように旧国道を使って帰宅した。雨の中、未明からまじめに新聞を配っていた東川さんをはねたのは、その迂回(うかい)路を使った帰宅途中のことだった。
市川被告は逮捕後も、「はねたあとのことは覚えていない」「知らない」と供述。調べに対し、しばらくはしらを切り通した。
しかし、その後の捜査で車底部に東川さんの手袋や衣服の繊維片が付着していたことが判明。東川さんが助けを求めて暴れたり、車底に何度も激しく体を打ちつけたりしたような跡が見つかった。
再現実験の結果でも、大きな音や振動が車内に響き、車の下に何かを巻き込んだとわかる状態だったことが確認された。
こうした状況が明らかになるにつれ、市川被告は「何かを引きずる音がしてハンドルが重くなり、はねた相手を下に巻き込んだと思った」と供述。「このまま引きずれば死ぬだろうと思った」と殺意も認めたという。
また、自宅そばの駐車場で犯行車両から約10メートルの場所に東川さんの遺体を放置した不可解な行動についても「あえて見ないようにして帰った」と供述。最後まで現実から逃げ続けた行動が明らかになった。
富田林署は4日、逮捕容疑の自動車運転過失致死を殺人と自動車運転過失傷害に切り替えたほか、事件時に酒を飲んでいたことが確認されたとして、道交法違反(酒気帯び)容疑も加えて大阪地検堺支部に送検し、5日起訴された。
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・・・死刑だ。いや、一気には頃さん、同じ目に会ってもらおう。
以上っっギリッギリッ。
Posted at 2008/12/08 21:49:54 | |
獄門台送り | 日記