●
「死刑」どうなる、廃止論者・千葉法相就任で
--引用--
鳩山政権の発足以降、従来の政府方針の転換が次々に表明される中、死刑制度の行方にも注目が集まっている。
新内閣では、死刑廃止論者の千葉景子法相が就任。確定死刑囚が100人を超える今、死刑囚の処遇や刑の執行をあずかる法務省では、トップの判断を、息を詰めて見守っている。
◆執行停止なら、数か月の差が生死分ける◆
千葉法相は弁護士出身。「死刑廃止を推進する議員連盟」(廃止議連)に所属し、国会質問などで、死刑に否定的な立場であると発言している。就任時点で法相が廃止論者であることが明らかなケースは異例だ。
千葉法相は16日に就任した直後の記者会見で、「死刑の問題は人の命ということになるので、法相という職責をふまえながら、慎重に考えていきたい」と述べた。18日の記者会見でも、「(執行が)制度的には義務づけられていると承知はしている」と語ったが、執行命令書にサインするかどうかについては明言を避け、「執行停止も含めて考えるのか」との質問にも、「そういう考え方もあるだろうと思う」という言い方をしている。
制度を運用する法務官僚の思いは複雑で、ある幹部は「求刑する検察官も判決を出す裁判官も慎重に検討して、死刑は確定している。制度があるのに大臣の一存でサインしてもらえないのは困る」と当惑する。
鳩山邦夫元法相(2007~08年在任)以降、執行ペースは速まる傾向にあるが、確定死刑囚は今月上旬現在で102人を数える。別の幹部は「7月末に執行があったばかりで、このまま執行が止まると、数か月の差で生死が分かれる不公平さも気になる」と懸念し、「停止するなら、停止法案を成立させないと」と話す。また、法相が「国民的な議論をふまえ、私たちが行く道を見いだしたい」と発言していることについて、幹部の一人は「議論は大事だが、何人殺害しても死刑にならないという状況だと、治安に悪影響を及ぼさないだろうか」と語った。
◆廃止団体期待、遺族は「執行を」◆
これに対し、死刑廃止団体は新法相に期待をかける。アムネスティ・インターナショナル日本の寺中誠事務局長は、「日本は国連の委員会の廃止勧告を無視してきた。議論を行う間も執行は停止するという判断を望みたい」と話す。
一方、死刑事件の被害者遺族も、新法相の姿勢を見つめている。1999年の東京・池袋通り魔事件で娘を殺害された宮園誠也さん(75)は、「加害者(死刑囚)より先には死ねないと思ってきたが、執行が止まれば、自分では刑の執行を確かめられないかもしれない。せめて確定死刑囚については法に従って執行する決断をしてほしい」と訴えている。
◆制度論議へ、国民に情報を◆
「死刑の執行は、法務大臣の命令による」。刑事訴訟法475条はそう定めている。もし法相が執行命令書へのサインを拒み続ければ、法律改正をしなくても、執行停止状態を作り出せてしまうことになる。
実際、こうした事態は過去に起きている。サインを拒否した左藤恵法相時代を含む1993年3月までの3年4か月間は、執行はゼロで戦後最長の空白期となった。直後に撤回したものの、就任会見の際に「サインしない」と発言した杉浦正健元法相の在任中(11か月)も、執行はなかった。
しかし、死刑判決という司法判断を行政が無視するというのは、極めていびつな姿だ。しかも、今年から裁判員制度が始まり、いずれ裁判員裁判で死刑判決が言い渡される日が来るだろう。裁判員となる国民に精神的重圧のかかる重い判断を課しておきながら、法相が「死刑制度そのものに反対する」という理由で、執行から目を背けるとすれば、無責任であり、許されることではない。
読売新聞が今年4月に実施した世論調査では、死刑制度の存続を望む人が81%にのぼる。一方、世界的には、死刑を廃止か停止した国の数が、存続させている国を大きく上回る。制度に関する議論の場を設けることに前向きな姿勢を示す千葉法相には、まず、徹底した情報公開を求めたい。
米国で死刑制度を維持する州では、遺族やメディアが執行に立ち会えるのに対し、わが国では拘置所内にある刑場の場所さえ明らかにしていない。
また、議論の際に、被害者遺族への支援を十分検討してほしい。廃止国のフランスは官民それぞれで支援体制が整えられている。凶行で肉親の命を奪われた遺族が最も深い傷を負っていることを忘れてはならない。
命によって罪を償う死刑は、国家による究極の権力行使である。冤罪(えんざい)を防止する適正な捜査と裁判を行うことは言うまでもないが、新政権は主権者である国民に死刑に関する判断材料を提供し、その声に耳を傾ける必要がある。(社会部次長 大沢陽一郎)
◇死刑廃止を推進する議員連盟◇死刑制度廃止に向けて活動を進めることを目的に1994年に発足した超党派の議員連盟。現在の会長は亀井静香金融相で、鳩山内閣の一部の閣僚も名を連ねている。7月の衆院解散時の所属議員は約70人で、死刑執行の際には法相に抗議などを行ってきた。また、終身刑を創設することを目指す議員連盟が昨年発足し、廃止議連のメンバーの一部が参加している。
--引用終わり--
(毎度のことながら)
いやなら法相引き受けんなよっ。
こういうアホが出るたんびに毎回毎回言ってるけどさあ、もう言い飽きたのよ、うん。
もう言わせないでくれる?
法相でなきゃ好き勝手言ってなっての。
だけど法相の身で御政道にアヤつけようなんざおかしかないかい?
傲慢以外の何ものでもない。(・・・傲慢でいいよな?(^^ )
それと、
何の為に裁判やってると思ってんだっ。
裁判バカにしてんのか?
死刑イクナイって、死刑だけ残酷なのかよ。20年30年と牢獄にぶち込んどくのはいいのかよ、って話。
廃止だとして、その後のことに関わってくる話だが、
イクナイイクナイと壊れたレコードの如く繰り返してる輩(やから)は、死刑じゃないとしたらどうしたいんだよ。
長期に渡って投獄させとくのか?、それって残酷じゃなくないの?
適当な時期に野に放つ?、国民がまた犠牲になるのって残酷じゃなくないの?
費用は?、税金からしかないでしょ?生かしとくのヤだって人からの税金も入ってるよね?、それって?
死刑は残酷、ふんふんなるほど、
じゃあ殺された人は残酷じゃないのか?かわいそうじゃないのか?
この点についてはっきり説明してるとこあっか?
ただ、残酷だ、外国では、の繰り返し(しか言えない)。
自分の言いたいことだけ言って。オナニーと変わりない。
生かして償わせる、なんてのもあるわな。
だからー、どうやってよ、ての。
償うってなに?、常日頃自分が殺した人の事を思い浮かべ懺悔の毎日?、仏の道に精進?、
償ったからどうだってのよ。
これも所詮あんた等のオナニーでしかない。
いかにも償いましたって満足感?
よしんば、あんたが人の道に戻れたとして、何が待ってるの?
何も。
自分だけ満足し自分だけ(目標を)達成した。
殺された人は浮かばれない。遺族は心晴れない。
自論を繰り返させていただきますが、「ほんとに自分というものが分かったなら自害したくなる筈」。
それほど自分は残酷な事をしたのだと認識できたからこそ自分の存在に畏怖(かな)する筈。というか心が保てない筈。
でもー?、死刑を免れた人殺しン中で後悔の念に耐え切れずまた己の仕出かした事を理解でき自分自身が耐え切れず自害または自傷しようとした「殊勝な心掛けな」鬼畜はおりますかな?
結論(なんちて)
・法相になったからには判子押せ。鳩兄の事は関係無くイヤなら辞退しろ。
・反対派。廃止だとしてどう処遇するのか明確なビジョンが見えてこない。いや言えない。
Posted at 2009/09/22 02:19:18 | |
腐れ公僕:上 | 日記