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<新潟・高1自殺>「もっと生きたかった」遺族が遺書公開
新潟県立新潟工業高校1年の男子生徒(15)が11月下旬に自殺した問題で、遺族が9日、生徒が残した遺書を公開した。「本当はもっと生きたかったけどもう生きていける気がしません」と亡くなる直前のつらい心情がつづられていた。
遺書はノートから切り取った紙1枚に書かれ、自室の机の上に置かれていた。言葉によるいじめを受けていたことが書かれ、「9月中旬から今に至るまでの平日は生き地獄のような毎日でした」と明かした。学校の教諭に複数回、相談していたことにも触れ、「11月に入ってから相談した方は何の解決にもなりませんでした」と書かれていた。
生徒の父親(44)は「人の悪口を言うのを一度も聞いたことがないような優しい子だった。学校から、一言『悩んでいるようだ』と教えてもらえていれば、結果は違ったと思う」と声を詰まらせた。
学校は今月5日、「情報共有や指導方法に不十分な点があった」とする調査結果を公表。新潟県教育委員会は、第三者委員会でいじめと自殺との因果関係などを調べている。
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死んでしまっては元も子もない、これに尽きるのだが部外者は簡単に言えるが
当事者としてはどうだったのか。頼りになる大人が一人も居なかったんだろうな。
生きていたいのなら他にも道はあるのに。逃げは決して悪い事ではない。
高卒を取りたかったら退学して通信制もある。そういう他の方法を誰も教えなかったのか。
教師も親も真剣に取り上げなかったのか。死んでからこうだったああだったと言うのは
言い訳に他ならない。生徒が真剣に悩みを打ち明けに来てるのに何故真摯に相手しない。
勉強を教え指導するだけが教師の仕事ではあるまい。親も然り。あまりに良い子過ぎる
のを過信していたのか。「学校が教えていてくれたら」それは自分が子供から信用されてない
証拠では?、言えば親の負担になる、そう思っていた、いやそう思わせるよう教育して
きたのではないのか?、悩みや相談の一つも言ってこない事に不審を抱かないのか。
誰が悪い、いじめの張本人等だろうが教師や親もゼロとは言えない。
教師はめんどくさいから、親は学校に任せてあるから、未成年を育成指導する立場の
者同士がこれでは行くも戻るも成す術がない。
生きていたい、ならば何故自殺を選ぶ。周りはそう思うだろう。
この手の事件がある度に自殺するくらいなら(当たって砕けろ)と言われるが、
それが出来れば自殺など選ばない。精神面がズタズタで選ぶ道はそれのみだから。
怒れ、その思考・余裕すら無いんだよ。
自殺を選ぶのは弱い証拠、そう言えるのは心が折れた事が無い人。それを弱いと言う?
いやそうなる前に色々試行錯誤した筈だ。或いはいくらいじめを受けている側だとしても
暴力を否定し続けるタイプとかね。そう、暴力をには暴力でを実践出来ればどれだけいいか。
でもそうしてはいけないと教えられてきたから。
身の危険が迫っているのに自分でどうしたら良いのか分からないのか。
分かってはいると思う。でもさんざ(悪い意味で)良い子で育てられてきて爆発の仕方が
分からなかったのではとも思える。
なんだかんだと書いても心の強い人からすれば何故反撃しないと一笑にふされるでしょうが、
それが出来れば苦労しませんて。
今回のような言葉の暴力には抵抗出来ない、いやどう対処して良いか分からない人もいます。
家庭で一切暴力反対の躾できた人とかね。そういうのは大抵無視しろ教えだと思います。
無視で過ごせたらどんなに楽か。体に受けるのとは違い精神面へはキツいですからね。
結局、そう教えてきた教師も親も偶々そういう面に会ったことが無いだけで。
まあ、無事通過出来た人或いは加える側からすれば弱者の言い訳なんでしょうけど。
Posted at 2016/12/10 14:42:33 | |
今日のボヤキ | 日記