●
「ふんわりアクセル」はエコじゃなく自分勝手の「エゴ」運転です。空いてる場所以外、止めて頂きたい!
ガソリン高騰を受け、大手メディアで悪夢のような「ふんわりアクセル」を推奨するケースが増えてきた。ふんわりアクセルとは車速30km/hまで10秒。45km/hまで20秒という恐ろしくトロい加速である。この加速だと10秒間の平均速度は15km/h。8秒で30mしか進まない。交差点の右折矢印の点灯時間が8秒/車間距離5mだとすれば3台がやっと。ノンエコドライブなら8台以上通過できます。
確かに極めて交通量の少ない状況や、エコラン勝負するならふんわりアクセルは有効である。私らも条件揃えば緩加速を使う。自分のクルマだけの燃費を良くしようと考えているのなら間違いなく有効だ。ただ交通量の多い環境だと「完全なる害悪」である。前出の矢印信号、交通量多ければ1回の信号で3台しか通過出来ないと渋滞になってしまう。全体で考えたら二酸化炭素の排出量を増やす。
そもそも『環境再生保全機構』などのデータを見るとデタラメです。ふんわりアクセルするとディーゼル車はNOx(窒素酸化物)やPM(黒煙)を大幅に減らせるとある。今時のディーゼルでNOxやPMをアクセル全開でも出したら規制をクリア出来ない。こんなところでディーゼルをディスってどうする。ガソリン車だってアクセル全開にでもしなければ排気ガスはクリーンだ。
東京都内のような交通環境でみんながふんわりアクセルという自分勝手な運転方法をされたら、右折で渋滞するだけでなく、信号1回あたりの通過可能台数だって半減してしまう。只でさえ乗客の安全を担保するためふんわりアクセルで加速するバスの後ろって渋滞傾向になる。ふんわりアクセル、バスのような加速のクルマが道路に溢れるというイメージでよかろう。
はたまた極端なノロノロ加速はあおられ運転になることも。普通の人に「ゆっくり加速しましょう」と言っても「普通」と「ゆっくり」の区別なんか付かない。バスの加速よりノロノロ加速されれば誰だって「こいつ遅いな!」。私みたいに寛大な人柄なら(笑)みじんもイラつかず許容するものの、普通の人だってイライラします。他の人は怒らせない方がいい。
はたまたハイブリッド車など普通に加速したってモーターでアシストしてくれるため燃費ダウンの割合は少ない。エンジン車も一昔前の燃調と違うため、通常の加速くらいならそれほど燃費落ちなくなっている。ということで自分勝手なふんわりアクセルは道路がガラガラで後続車のいないときだけやって欲しい。繰り返すが「環境に悪い運転を推奨するな!」でございます。
ーーーーーーー✽ーーーーーーー✽ーーーーーーー✽ーーーーーーー
目的のつうかある程度の速度まではサッと持っていきその後は、でなきゃ後続に迷惑、と教習所時代習った様な気が……。
ノロノロ速度を上げていけば燃費良さそうな気がするけどその分時間掛かるし。
と思いますけどねぇ。私はですよ?
純ガソリン車でそれやらかすのはまあ分からなくもないけど、HV車やPHEV車でやらかすのはちょっとねぇ。
特にPHEV車ならそう直ぐに電池切れ起こさんでしょ。だから発進時普通に踏んだって良いはず。
まあ、ミサイルと揶揄される某ではユルユルより飛ばす方が目に付きますけどね(苦笑)。(比率普通3ミサイル7くらい?)
まあ、なんだ、燃費運転は片側2車線道路でやってくんな。片側1車線道路では諦めてちょ。なんたって『公道』ですから。
え?分からん?、私道ではなくみんなで使う道って事。だから流れに乗るのも仕方ないって事。
Posted at 2023/08/20 11:05:25 | |
クルマ | 日記