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子ども2人を東大に合格させた母が「絶対に食卓に出さなかったメニュー」
こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、「一生モノの能力を養う食育」についてさまざまな実践法を提案しています。
受験シーズンがはじまっています。体調やメンタルのコントロールをしながら、志望校合格に向けて最後の追い込みをする時期。受験に立ち向かう本人はもちろんのこと、応援する側も大変なご苦労だと思います。
私は兄との二人兄弟。どちらも念願の東京大学に合格できましたが、振り返ってみると、母は厳しい教育ママというイメージはゼロ。
私たちが明るく受験勉強を乗り越えられた要因として、“母の食事”が大きく影響していることに気がつきました。そこで今回は、受験前の食事について、我が家のエピソードをご紹介してみたいと思います。
❚「ゲン担ぎメニュー」は食卓に絶対に出なかった
どうにかして合格したいと祈る気持ちは誰もが持っている願いでしょう。
そんな思いを応援しようと、最近では縁起の良さそうな“語呂合わせの食べ物”や“デコごはん”が広く提案されるようになっています。
しかしながら我が家では、このような料理が食卓に上ることは一切ありませんでした。
これらの商品が悪いということでは決してありません。受験が終わって冷静に振り返ってみたときに、母は私や兄の性格を良く理解してくれていたことに気がついたのです。
私は「合格」と書かれたオムライスを出されると、プレッシャーを感じて緊張してしまう性格だったのです。つまり、ゲン担ぎメニューが逆効果になってしまう子どもがいるということ。
「頑張ってね!」という期待は悪いものではありませんが、周囲の期待が強すぎて本来の力を発揮できなくなってしまったら……。
ここでお伝えしたいのは、子どもの性格や状況をじっくり観察し、ゲン担ぎメニューや語呂合わせ食品を良いパワーに変えられるかどうか、慎重に判断しましょうということです。
それでは代わりに、我が母がどのようなことを大切に食事を準備してくれたのか、ご紹介していくことにしましょう。
❚ 楽しいイベントは“おあずけ”にはしなかった
受験の1年間をどう過ごすかは、家庭によりさまざまであるとは思いますが、我が家では「受験だからクリスマスはおあずけ」というようなことは、少なくとも食卓においてはなかったように思います。
大変な時期だからこそ、食べる喜びを大切に、いつもと変わらない平常心を作るベースとして食卓がありました。ですから、お正月料理を食べて終盤のエンジンがかかった気がしましたし、逆にそれを味わったことのデメリットはまったくありませんでした。
とにかく何かを制限されたという記憶はまったくなく、食事の楽しみが良いリフレッシュにもなっていました。
❚ ポイント①好きな食べ物を用意すること
ここからは母が子ども達の食事を作る上で大切にしていたことを3つのポイントで整理していきたいと思います。
一貫していたのは、料理を作ったり準備する立場として無理なくできること。冷凍食品やコンビニフードも活用して、手軽さも大切にしていました。
もっとも大切にしてくれたのは、子ども達の大好物を食卓に出すということでした。
例えば、たこ焼き。関西人の父は自宅でたこ焼きを作ってくれることが珍しくなく、多めに焼いて冷凍保存をしていました。これなら食べたい時にレンチンすればすぐに食べられます。
好きな食べ物を食べることで、勉強だけでなく日常をポジティブに過ごすことができることを実感しています。
その他、私はモンブランが大好きで、息抜きの時に母と一緒にコンビニにカップ型モンブランを買いに行くのが喜びの時間でした。
❚ ポイント②消化に良い食べ物を作ること
二つ目は、消化によい食べ物を作ることです。
夜遅くまで勉強をする日には必ず夜食を作ってくれていました。登場するのはしっかり煮込んだラーメンや鍋焼きうどん。身体に優しい食べ心地で、夜食を楽しみに勉強をしていたと言っても過言ではありません。
消化に負担がかかると集中力にも悪影響がでますから、雑煮やおじやなどの柔らかい食べ物も定番でした。
❚ ポイント③その子ならではの“ラッキーフード”を作ること
三つ目は、母の味の中でも、それを食べると良いことが起こるような気がする“ラッキーフード”を作るということ。
中でも母が作るシュウマイは市販やレストランの味とは少し違って独特の甘みがあり、私や兄は大好物。食べた翌日に良いことが起こることが続いたため、いつの間にか“ラッキーシュウマイ”と呼ばれるようになりました。
他にも、釣り好きだった父が釣ってきたカワハギの刺身を肝醤油で食べたり、石鯛のお造りはごほうび料理に。おでんとグラタンという組み合わせも心を満たしてくれる我が家ならではのメニューだったように思います。
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少しでも参考になることがあればうれしく思いますし、母にしてもらった食育は、親になった私が自分らしさを加えて我が子に実践しています。受験生とご家族の皆さん、あと少しですから、どうか元気に◯◯ばってくださいね!
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要するに母も子も気負わせず普段通りにって事なんでしょ?
『其れが出来たら世の母親受験生苦労せんてっ』。
なんだかんだ言ってもアンタ等の素質が良かったからでしょ。
まあ此れを実践して受かる子も居るかもしれん、でもその率は
果たしてどれ程なのやら・・・。ならする価値はあるだろって?、
いやでも何回も浪人する覚悟があるならいいよ?、何が言いたい?、
その手でやってみてもその子に合わなかったら(実は我武者羅式が
合っていたとか)また来年ねとなりはしないかと。
相変わらず捻くれてんなぁって?、そうかぁ?、だって藁にもな
受験家庭にこんな事教えて真似てもし受からなかったら。
自分の子の受験スタイルを分かってやれねえ母親が悪いとでも?
えぇ?、色んなスタイルを試そうにも期間1年よ?(まあ高2から
始めれば試すチャンスは増えるけど)
まあ要するに母親(そこんち)がこれでもかと気負いしなきゃええ
だけで。そんな雰囲気を醸し出せずそっと見守ってやれば。だって
◯◯ばるのは本人なんだし。
つかさ、此処に良い例(笑)が。うちはそんな感じだったけど見事に
都落ちしたし(浪人はしなかったけど)。だから引用のここんちは
子供達に元々素質があったから(上手くいったと)。だって2人共
東大よ?、こんな優しい待遇で2人共なんて素質が有った以外に何が
あると(悔し涙涙涙)。
どうです、御覧の皆々様方。非常にイタいでしょう?
なので早々にブラバを。ってもう遅いか(笑)。