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葬儀で「パンツスーツや金髪はNG」は本当か? 葬儀のプロが明かすマナーの“線引き”
葬儀やお通夜に参列する際、気になるのは服装マナー。調べれば調べるほどさまざまな声があり、戸惑った経験はないだろうか。女性はパンツスーツでも問題ないのか、革靴はアウトなのか……等々、迷ってしまうことは少なくない。故人や家族に失礼に当たらない服装とはどんなものなのか。葬儀マナーに悩んだ経験を持つ人のリアルな声とともに、葬儀のプロの見解を紹介しよう。
❚デパート店員は「“最善”を尽くすのが礼儀」と言うが…
メーカー勤務のAさん(40代女性)は、数年前祖父の葬儀に参列するため、喪服を用意する必要があった。それまで、通夜に参列したことはあっても、葬儀の経験はなかった。喪服の「正解」がわからず、デパートに駆け込んだ。
「黒いパンツスーツなら持っていたので、それではダメなのかと店員さんに質問したら、パンツスーツは“微妙”という答えでした。ベストの服装はワンピースのアンサンブルで、『社会人経験が少ない20代ならともかく、40代ともなると、上の世代から“常識”を疑われる可能性もあるので、新しく買った方がいい』と言われ、そんなものかと思ってアンサンブルを買いました。
店員さんの話では、『靴やバッグなど革製品を身につけて参列するのは“殺生”を想起させるから避けた方がいい』ということでしたが、しょっちゅう使うわけではないものをすべて揃えるのは無駄だと思い、それらは手持ちのもので誤魔化しました。葬儀本番では革靴の人もパンツスーツの人もいて、“マナー警察”がいなかったことにホッとしました。
店員さんは『故人への気持ちがあるなら“最善”を尽くすのが礼儀』と言っていましたが、やっぱり無駄ですよね。アンサンブルだって、多分今はもうサイズがキツイので、今度葬儀に参列するようなことがあっても着られない……。次は全てレンタルでいいかなと思います」(Aさん)
アパレル企業に勤務するBさん(20代男性)は大学時代、金髪にしていた。就活もそのまま臨んだが、卒業間近になり、母方の伯父が不慮の事故で亡くなった。
「伯父は、僕の金髪を『かっこいい』とほめてくれていたので、そんな伯父なら金髪で参列しても許してくれると思ったんですけど、親からは『葬儀に金髪はダメ。(黒く)染めて来い』と。親曰く、金髪だとふざけているように見え、悲しい気持ちを表していないからだそうです。
結局、親の意向も尊重して、黒く染めました。スーツはリクルートスーツを流用し、黒いネクタイだけ買いましたが、親からは『そろそろ喪服を揃えなくちゃね』とも言われました。“マナー”に則るのは、お金がかかるんですね……」(Bさん)
❚「スカートのほうが“上”」説の由来
このように葬儀に参列する時の服装やマナーで悩む人は少なくないようだが、葬儀のプロはどのように考えているのか。葬儀社に20年以上勤務する現役社員で「考える葬儀屋さんのブログ」管理人の赤城啓昭氏はこう語る。
「実際の葬儀の場では、確かに女性の9割はアンサンブルを着ている印象です。ネット上には、パンツスーツはNGのような解説もありますが、全く問題はありません。パンツスーツを持っているなら、わざわざ新たに買う必要はないと思います。フォーマル度の序列という観点では、スカートに比べるとパンツが“低い”ことは確かですが、無作法というわけでありません。
スカートのほうが“上”とされるのは、海外由来です。パリの『公共の場では女性はスカートを着用』といった旨の条例が10年前ほど前まであったように、スカートがよりフォーマルという意識が根底にあったことが大きく影響していると思われます」(赤城氏、以下同)
謎マナーが蔓延している背景には、ネット検索で上位に掲載される広告や、葬儀業界の実態を知らないまま、聞きかじりで書いたようなブログ記事による影響もあるようだ。
「ネット上で多数ヒットする、業界の思惑や不確かな情報に真に受けてはいけません。パンツスーツは全然『あり』です。あまりにペラペラしているような安物だと、お葬式にふさわしくないものもあります。そういうものが検索上位に表示されていることも少なくないので、注意が必要です。男性でお得に喪服を買いたいなら、ユニクロのカスタムオーダーのウール製スーツなどはいいと思いますよ。ジャケットとパンツで計2万5000円ほどと、コストパフォーマンスに優れています」
赤城氏は、そもそも「許される・許されない」マナーの線引きは、“喪主が受け入れられるかどうか”だと考える。そこには「ローカルルール」の存在がある。
「例えば、世界的には葬儀の場でポケットチーフは間違いではありません。でも、日本人だと洒落っ気を出しているように見えるため、好ましく思わない人も多い。同様に日本国内でも、地域によって受け入れられるものもあるし、受け入れられないものもある。こういった温度差があることから、全国共通の“正解”を導くのはなかなか難しいというのが実情です。
もっと言えば、親族の理解にもよっても違ってきます。普段通りの金髪やネイルといった、一般的には“葬儀の場にふさわしくない”と思われそうな身なりでも、喪主や親戚が『○○ちゃんらしい』『○○ちゃんなりの弔意なんだな』などと認識し、了承していればいいのです。やはり、一番大切なのは、故人を偲ぶ想いです」
弔意の表し方は人それぞれ。細かすぎる“マナー警察”はナンセンスということなのかもしれない。
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それとは髪を染める事ね。まあ、あくまでも私個人はですよ?、そう言う場では目立っちゃかんと思うんですわ。だからたとえいい子だとしてもマッキンキンだとちょっとねぇ。
ならその前に黒に染めてこいと?それはそれでちょっと。押し付けになるし。それに人の死なんて10日も20日も前から分かっている訳ないし急が殆んど。
なら呼ばないか。それもちょっとねぇ。
結局お前の答えは何なんだって?、言ってもええんか?
(女性の)パンツがいかんなんて、一体何時頃の話。2000年になってなかったかな、親戚のオババ様の葬式に既に居たけどね。
なんで葬式の場まで外国のしきたりを真似なきゃならんのよ。黒い服装だったらええんちゃうの?
じゃあ外国でスカート以外に決められている事は無いんかよ。女性は当然パンプスだよな?ならヒール高は?トゥ形状は?、スカートはどう言う形状?勿論丈は入場する人毎に図るんだよね?、、、あれ?もしかしてスカートと言う点だけ?(笑)
革がいかんて・・・。『じゃあ何を履いてけば?』ねえねえ(笑)。黒い運動靴や黒い下駄とか?
靴と言えば警察居たな。こう言う場は紐靴なんだよ知らねえのか?、みたいな。そこまで行くとマナーやモラルでなくルールじゃん。その警察さんに聞いてみたいわ、じゃあマッキンキンはいいのかよと。
あ、そうか、外国かぶれだから頭髪は金銀パールプレゼントじゃなきゃいかんか、な?(笑)。
警察さんが五月蝿いから折角紐じゃない「革」靴あったけど態々買ったわ。親戚付き合い皆無に等しいから(そのオババ様は別よ?すんごく悲しかったから)都合たった2回か。箪笥の肥やしになっとる。
結局、黒い服装と態度だな。マッキンキンでも礼儀正しけりゃええんちゃう?、あらほんとはいい子なのねとか。
Posted at 2022/11/23 20:08:48 | |
今日のボヤキ | 日記