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2020年11月08日 イイね!

【試乗記】MX-30

【試乗記】MX-30










 愛車にちょっとした不具合が発生していて原因究明と対処のためにDラーに預けてきました。
そのついでに今話題の?!MX-30に試乗してきました。マツダ3 SKYACTIV-Xオーナーとしては確認したい点が2つありました。

 ①M-hybrid
 ②改善された中間加速

ですね。

① M-hybrid
 日本仕様ではXに次いで2車種目となるマイルドハイブリッド。自分もかつては慣れ親しんでいたSKYACTIV-G2.0にこれが搭載されたモデルということでどんな感じか非常に興味がありました。
 以前のブログでも書いた機能がSKYACTIV-G2.0でも同じように発動するのかの確認をしました。

1)エンジン始動および変速時の振動抑制
 運転していてM-Hybridが搭載されていることを最も感じやすい機能です。これがSKYACTIV-G2.0に搭載されてどう感じるかですが、しっかり振動を抑えられています。Xと同様と言っても良いレベルでした。ブレーキの離し方によっては振動や駆動への繋がりを感じますが、M-Hybridが無いときと比べればその差は歴然です。以前のブログでも
「気づかないうちにエンジンは起動していて回転数の上がっていく音がいきなり始まる、そんな感じです。」
と書きましたが、SKYACTIV-G2.0に組み込まれてもそれをしっかり感じました。

2)システム作動状態の画面
 以前のブログで書いた、「システム作動状態」の5種類の”電力の流れ”も確認することができました。またバッテリーを表す6枚のプレートも同じ、そのプレートが充電されると白色に表示されること、白色が4枚以上になるとモーターによる動力への補助を表す”電力の流れ”が表示されるようになるところも同じでした。

3)停止前からのアイドリングストップ
 M-Hybridでは、シフトがDレンジで”ダイレクトモード”のときに、「G一定の」ブレーキングを行うと20㎞/h以下から i-stop:アイドリングストップが発動しますが、その作動条件もXと同じでした。シフトが”マニュアルモード”のときは発動しないところも同じでした。


 
 ちなみにMX-30のシフトはこのようになっており、従来のようにシフトノブを倒してマニュアルモードへ切り替えることができません。ではどうやってマニュアルモードに切り替えるかというと、マツコネの”車両装備”で切り替えることができます(これはマツダ3でも同じみたいですが…初めて知りました)。

②改善された中間加速

 改善と言うよりは、「元に戻った」というべきでしょうか。
 第7世代の 2.0X および 1.8XD では「中間加速が思うように加速しない」という声を多く聞きます。20~40km/h からの加速や直角コーナーからの立ち上がりがトロい/もっさりしているわけです。特に、3速1,750rpmを下回ってからアクセルを踏むとそれが顕著に現れます。
 このトロい/もっさり感が MX-30 では改善されているというのでこの試乗で確かめてきました。
 
 シフトをマニュアルモードにして3速で1,750rpmまで下げて再加速してみたり直角コーナーを曲がったりしていましたが、確かに力強く加速してくれます。そしてよく行くワインディングで走らせてみましたが、3速 1,750rpmを下回ってしまうカーブでも失速感や加速のもっさり感を感じることなく気持ち良く走行できました。
 これは羨ましい…ちゃんと第6世代のそれに戻ったわけですね。

 ところでワインディング走行中に回転計を見ていると、旋回に入る前にブレーキを離してアクセルをじわりと踏みこむと回転計の針が”ピョコン”と1,500~1,750rpmに上がるのが見えました。
 この”ピョコン”という針の動き、実は見覚えがあります。
 
 さきほども書いたM-Hybridの機能である「停止前からのアイドリングストップ」。20km/h以下からアイドリングストップする機能ですが、街中などの走行シーンでは、いちど20km/h以下に下がってから完全停止までいかずにちょっとだけ再加速なんてことがあると思います。そのとき回転計の針はいちどはゼロになりますがすぐさま”ピョコン”と上がります。
(M-Hybridの優秀なところはそんな急激な回転数の上昇であってもギクシャクしたり余計な振動も無しに力強い加速ができるところです。)

 ワインディング走行でも見られた”ピョコン”とした回転計の針の動きは、じわりと踏み込んだアクセルの動きに呼応したものではなく、明らかに上記のようなシーンでの動きと同様でした。
 今回、ワインディングでの走行が非常にやりやすかったのは、第6世代のシフト制御に戻しただけでなく、タッチ_さんがこのブログで書いている

「ISGのスペックはたかだか7馬力弱ですが、トルクが49Nmあって、これを有効に使ってやると、アクセルをジワリ踏み加えた際の反応(レスポンスと云うか、アクセルのツキ)を向上させられます。コレは起動した瞬間から最大トルクが出せるモーターの優れた点ですが、ドライバーの意図通りに加速Gを立ち上げるには極めて有効です。」

という文章の通りに M-Hybrid が関っている可能性が高いと感じました。


 以上のように、まぁ当然と言えば当然ですが、2.0Xと同様の機能の M-hybrid であることが確認できました。お値段も(装備やオプションの選び方にもよりますが)CX-30の20Sグレードと大きく変わらない設定がなされていますし、シフト制御の見直しやM-Hybridによって一段と運転しやすいクルマに仕上がっていました。



…願わくば、2.0Xや1.8XDの既存のオーナーに何らかの改善をお願いしたいものです。2.0Xは、確定はしてませんがSPILIT1.1のアップデートがあるとして1.8XDは…難しいですかねぇ。燃費がイイっていう魅力はありますが。

あ、このグループの1.8XD乗りの皆さんは、そんなシフト制御にも負けずに上手に運転しています。トロい/もっさり感でお悩みの方は是非グループに登録してオフミに参加してみましょう!! (^^♪
Posted at 2020/11/08 20:35:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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