最初にちょっとだけ、個人的な考えを。
ギリシャ文字にΧ(カイ)というのがあります。
これ、英語のX(エックス)と形が似てますよね。
昔、大学の授業で初めて出てきたときは混乱したものです。
ところでマツダ3のコンセプトデザインは、「魁 (カイ)CONCEPT」。
そして搭載されるエンジンはスカイアクティブX(エックス)。
実はこのX(エックス)はΧ(カイ)であり、魁(カイ)だったのでは?
つまり「スカイアクティブ魁(かい)」
次世代ガソリンエンジンの魁(さきがけ)という意味が込められているのかな と思います。
いつかマツダの関係者に聞いてみたいものです。
さて納車されて総走行距離が1.000kmを越えてきました。
みんカラの中では、納車後1ヶ月で1,000kmは普通(以下?!)でしょうか。
まだまだ慣らし運転して時期と思っているためそんなに元気良く回転数を上げたわけではありませんが、それでも
「買ってよかった!!」
そう思います。
運転を終えるたびに「まだ乗りたい」「もう目的地?!」と思うのですから、悪いはずがありません。
自分は基本サンデードライバーなのですが、これが通勤になんか使っていたら会社に着くたびに残念な思いをしなくてはなりません。
仕事にも身が入らないか、会社を通り過ぎてそのままドライブでズル休み…なんてことをしてしまいそうです。
ま、サンデードライバーは週末しか乗れないので、それはそれで欲求不満なのですが…。
以降、何回かに分けてスカイアクティブXで感じたこと書いていこうと思います。しかしスカイアクティブX特有なのかmazda3全体に言えることなのか中々難しいです。高い機体であるにも関らず大きく主張させていないので。
ただ
このサイトにある「スカイアクティブXの特長がよくわかるシーン」よりは、1オーナーとしての思いを述べることでこのエンジンの理解と販促の一助になればと思います。
実際に走らせてみて一番に関心したのは、
「坂道が登りやすい」
ことです。
全域で10%以上トルクアップを果たしていると言われているこのエンジン。今までのアクセラで走らせていた坂道をこのクルマで登ってみるとそれを実感できます。
登りやすさを感じる例として。
一部の方は自分がさるびのワインディングに通い詰めていたことはご存じでしょう。
そこに行くのに、N○K朝の連ドラ「スカーレット」の舞台である信楽を抜けていくのですが、その途中にS字カーブの連続する坂道があります。
坂はさるびのワインディングから信楽へ向かうとき(つまり自分にとっては帰り道)で登るわけですが、アクセラのときこの坂を法定速度以内もしくは旋回Gを0.3G以内で登ろうとすれば、5速でもしんどくて4速に落とす必要がありました。
しかし、スカイアクティブXでは6速1250rpmで登れます。
また無理やり6速のままでいる感じは無く、旋回しても失速することなく法定速度のまま、0.3G以内で登れます。
アクセラでも6速で登れないことは無いのですがスピードを上げて0.3Gを越えないと登りきることはできませんでした。
このようにギアを落とすことなく登れる坂道が増えました。自分の住んでいる場所も坂が多いのですが運転してて非常に楽チンです。
ただ従来型と同様トルクの細さが解消されたとは言えず、全ての坂が楽になったわけではないのですが。
力強さがあるというよりは、余裕があるといったところです。
最大トルクはそれほど大きくはなっていませんし、ディーゼルモデルを買っても同じ感想を述べていたかも…というのは否めません。
しかし坂を登るのによく使う3000rpmまで上り調子のトルクカーブであるということが、1500rpmで最大トルクを迎えてその後一定となるディーゼルとは違って、扱いやすく走らせてて楽しいと感じます。
最初にあのトルクカーブを見たときに抱いた期待の通りかそれ以上のエンジンであると思います。
とはいえ、まだ1000㎞を越えたあたりなので慣らし運転の域を出ていません。
ただ坂道を登りやすいというこの印象は、今後色んな道を走るうえで非常に楽しみです。
今度の週末、どこ行こう♫
Posted at 2020/03/08 23:38:50 | |
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