
先日、(株)Rechargeさんの「サイクロンアース」というアース線を取り付けてもらいました。
パーツレビューでも述べてますが、その目的は「煤」問題の発生をちょっと懸念しているからです。
サイクロンアースはいわゆる"アーシング"なのですがアーシングと言えば、
エンジンへの電気供給が安定してアクセルをあまり踏み込まなくてもよくなるので燃費が上がるメリットがある
とか言われています。
ただ、燃費に1番影響を与える要素は「空気抵抗」と言われ、
①クルマの形状(とくに全投影面積)
②速度
の影響が大きいです。①が変わらないとすれば、燃費の数値に影響を与えるのは②の速度になります。
自分はよくさるびのワインディングというところに走りに行っています。
そこでスタートとゴールを決め、G-bowlアプリとi-DMを併用してある一定のGと制限速度+αの範囲で記録を取ってきました。この区間の上りの燃費はいつも車載の燃費計で
5.7km/L
でした。7月3日から9月11日まで6回通い、1回につき8往復はしますので計48回同じ区間を上ったのですがいつもこの燃費でした。G-bowlやi-DMの記録を取ることを目的としていたので燃費のことは気にしていませんでしたが「いつも全く同じ値だなぁ」とは思っていました。
まぁGや速度、i-DMをいつもほぼ同じにしているので当然といえば当然ですし、それだけ
"燃費的に"いつも同様の走りが出来ているとも言えます。
そんなわけで、もしアーシングに言われているような燃費改善効果があるのなら、さるびのワインディングの上りでも効果が見られたりしないかと考えました。いちばん影響を与えるのは速度なので
あまり期待はしていませんでしたが。
で、今朝(10/16)いつものように計8回上ったところ
5.8km/L ‼️
でした。もちろん
8回ともこの数値でした。
0.1km/Lの改善ww。 "変わった"と言えばそうなのですが、誤差の範囲内とも言えます。しかしGや速度、i-DMスコアを意識しているので、例えば「通勤路をいつものように走っての比較」というのとは少し(だいぶ?)違います。
Gや速度を気にするということは、アクセル/ブレーキ/ハンドルを操作する位置やタイミングがほぼ同じであり、i-DMスコアを意識するということはそれらの踏み方や切り方もほぼ同じということです。つまり、
アーシングの前後で燃費に1番影響を与える速度や運転操作に関してはほぼ同じであり、この結果は少しは信頼出来ると思います(ちなみに、これまでも今朝もエアコンや送風は一切使っていません)。
今回の走行で0.1km/L(1.7%)改善したわけですが、48回走って変わらなかったものが改善したのはちょっと驚きました。でも、基本的に「アーシングそのものに改善効果はないはず」なので、この程度の改善効果では、
49回目にして数値が変わり、それがたまたまアーシングの後だっただけ
と考えるのが妥当かな。走り方や状況が少しでも変われば0.1km/Lなんてすぐ消し飛びますのでww、「燃費が改善した〜♫」と感じてもそれはきっと別の要因デスネ(≧∀≦)。
…それに、新車で買って3年目にアーシングで燃費が"大きく"改善したら、どこかおかしい場所があるのを疑うべきですもんね。
Posted at 2022/10/16 18:23:09 | |
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