
いつもココに書いていることは事実です。
今回のは信じてもらえないかも知れませんが事実なのです。
私は親不孝モノなので、コロナを言い訳に数年間実家に帰ってませんでした。
遠いわけではなく、クルマで1時間半ほどの埼玉県の北部に母親が兄と住んでいます。父親は他界しています。
たまたま仕事で実家の近くに行くことがあり、短い時間だけど実家に立ち寄ることにしたのです。
その前に気になっているたい焼き屋さんに行くことにしました。
たまたまツィッター(現X)で見つけたユニークがお店が、偶然実家から近かったのです。
行ってみると暴走族の落書き風の看板で、店作り的にはいかがなものかと思うのですが、数年越しの念願が叶いました。
何やら面倒くさい張り紙がやたらしてあって、好奇心のある人は面白がるでしょうが、多くの人にはネガディブ要素で足を遠退ける効果を発揮していると思われます。
店主さんはツィッターで忖度なく本音を発信するので、気に入らないお客さんのことも遠慮なく切り刻みます。お店側の本音もわかるのですが、それを言ってしまえる商売人はカナリの変人です。
この雰囲気の店主に会話をすることは良い展開にならないことも多いのですが、私は数年前からツィッターを見ていて一度来たかったと事実を伝えました。
私はあんこのたい焼きをひとつ(200円)オーダーしました。オーダーを受けてから黙々と作りはじめる店主。
5〜6分で焼き上がり、袋に入ったたい焼きを手渡されました。
このお店はタダモノではないです。
袋には手書きで私の名前とメッセージが書かれています。私の名前がわかっている仕組みはオーダーのときに紙に名前を書いているからです。
わかりにくいと思いますが、この袋にはパンチでたくさん穴が開けられていて、焼き立てたい焼きの熱が逃げやすくなっています。穴はどう見ても手作業で開けてます。たい焼きの袋には熱逃げの開口が必要だと常々思っていた私は、同じことを考え具現化している人と出会えて嬉しかったです。
その外側にはビニール袋がありますが、こちらも熱が逃げるようにハサミで切り込みが入れてあります。
200円のたい焼きにここまでやるって感心します。私もモノづくりをしているので、出来る限りのことをやりたくなる気持ちはわかりますが、現実的にはやらないという判断をせざるを得ないこともあります。
手書きメッセージの「こころをこめました」の重みがリアルに伝わります。
袋の中にポチ袋のようなものが貼られてました。なんだろう?
たい焼きはこんな感じで、周りのパリパリの皮も添えられてます。
普通においしいです。特別うまいかと聞かれれば普通にうまいとしかいえません。たい焼きの価格感からすれば普通を超えないとと思うも、たい焼きは差別化することがとても難しい商材です。(日本で一番たい焼きを売っている会社の社長が友人で、たい焼きの難しさはいろいろと聞かされてます)
食べ終わってから、そういえばポチ袋はなんだろう?と思い出しました。
今からポチ袋の中身をお見せしますが、全て事実です。
500円玉!
私は200円のたい焼きを買って、たい焼きを食べたのですが手元に500円。
子門真人さん、もう一度「およげ!たいやきくん」を流行らせてくれ!と思うのです。
Posted at 2024/01/18 02:17:13 | |
トラックバック(0)