![運転席まわりのこだわり [1/2] 運転席まわりのこだわり [1/2]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/948/883/44948883/p1m.jpg?ct=06b22c7d9a20)
運転席まわりのこだわりを挙げてみます。
ペダルの感触
初心者時代から、運転時は専用の薄底靴に履き替えています。ペダルの感覚を常に同じにし、デリケートな操作ができるように、というのが理由です。夏は薄底のビーチサンダルを使っています。ふつうは「危ないからやめろ!」と言われるはずですが、これまでとっさの操作でずれたり脱げたりすることもなく、長時間運転にも対応できています。
リニアなアクセルペダルが好みです。早開きタイプはデリケートな操作が難しく、荒っぽい運転を強いられていると感じます。初めのうちはクルマが活発だと錯覚しますが、微妙なコントロールが難しいので疲れてきます。これがどうしても納得できず、乗り換えたクルマもありました。アクセルペダルの感度は、オーナーの好みに応じてディーラー等で調整できるとありがたいです。いまどきは電子制御スロットルが多いので、スロットルコントローラーを試すのもいいかもしれませんが、(早開きのため)リニアでないスロットルカーブを補正しうるのか疑問です。
アクセルペダルがつり下げ式かオルガン式かには、あまりこだわりがありません。つり下げ式であっても過敏でなく反応がリニアであれば、十分使いやすいです。初めて所有したファミリアプレストを始め、昔はオルガン式が多かったように思いますが、つり下げ式になって操作がしづらくなったと思うことはありませんでした。
ブレーキペダルの感触は、車種によって異なりますが、それなりに適応できてきたようであり、さほど違和感はありませんでした。
MT車では、クラッチペダルの感触や操作性はとても重要です。所有したクルマのクラッチにはいずれも適応できましたが、若いころは、奥の方でつながるクラッチが楽だと思いました。デミオDEのクラッチは軽く、問題なく慣れました。近年試乗したマツダ車SKYACTIV世代のMTでは、どれもマイルドなクラッチで好感触でした。昔のスポーツモデルのような重いクラッチには、適応できないかもしれません。
ペダル位置
FF車はペダルが左にオフセットしていると言われます。SKYACTIV世代のマツダでは、前輪を前に出してこれを適正化したと主張しています(図は、これを解説するマツダのサイトにあったもの)。確かに、その昔FRからFFファミリアに乗り換えたときは少し感じましたが、その後乗ってきたFF車でズレを意識したことは特にありません。ブレーキペダルを踏むときに「ちょっと左寄りだろうか?」と思ったこともありますが、SKYACTIV世代でもそう感じることがあるので、たぶんそんなものなのでしょう。
いま乗っているアテンザGGでは、高速走行時にアクセルを踏み込んでいると、フットレストとほぼ同じ奥行きになり、ちょうど図のように左右の足が対称になります。アクセルペダルのすぐ右にあるタイヤハウスの壁に、右足の小指側をもたれさせ、しっかりしたセンターコンソールで左の腿を支えると、長距離運転で姿勢が安定します。デミオDEでは足元の幅が少し狭くなりますが、同じような姿勢をとることができます。最近の車種では、フットレストの方が手前のことが多く、左右対称の姿勢ではなくなります。
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2021/03/21 00:55:43