こんにちは。
今日、二つ目のブログです。
オーリス購入が決まってからというものの「あーでもない、こうでもない。」…といろいろと調べることに今どっぷり浸かっています。
幸せな時間ですね~♪
さて、ブログタイトル『調査報告と考察』シリーズの最後を飾るのは、
『車両型式』
…です!
以前、WISH の時にも車両型式についてブログを書きました。( WISH の車両型式については
こちら)
なので、詳しい話はそちらを読んでいただくとして、オーリスの場合はこうだよ!…というのだけ、記載してみようと思います。 (WISH のブログで詳しく書いたので、こちらではかなり内容を軽くしています。)
早速ですが、私の契約したオーリスの型式は、
DBA-NRE185H-BHXNZ-T
です。資料によっては最後の -T が (T) になっている事もあります。
ちなみに、オーリスは今年2016年4月からハイブリッドグレード2種 / 120T “RS パッケージ”が追加され、ブレイドから乗り換えられる顧客を見据えてか、ネッツ店だけではなくトヨペット店でも扱う車種となりました。
おかげさまで (?)、ネッツ店のエンブレムではなくなり、通常のトヨタ CI エンブレムになりました。エンブレムの変更をしなくていいので大変助かります。
ちなみに、エンブレムについて調べていますので、興味のある方はこのブログの終わりの方をご覧ください。
閑話休題。話を戻して、
トヨペット店で扱えるようになりましたが、トヨペット店用の車両型式記号があるようです。
トヨペット店用の120T “RS パッケージ”の型式記号は
DBA-NRE185H-BHXNZ-R
です。この内容で話を進めてゆきます。
ちなみに、この型式記号を含めて、現時点でわかっているすべての車両型式記号を終わりの方で記載しておきます。
オーリスの場合、
DBA-NRE185H-BHXNZ -T と色で分けて分解してみました。
※ケータイで見ていらっしゃる方は文字の色はたぶんありません。
すみません。
まず最初の、
DBA…は、
排出ガス規制適合表示記号で、DBA : 平成 17 年基準排出ガス 75% 低減レベル適合車を表します。これは、トヨタ以外でも日本の車であればこれです。ハイブリッド車はDAA-から始まっている場合がほとんどです。
HYBRID の場合は、DAA : 平成 17 年基準排出ガス 75% 低減レベル適合車。
NRE185H…が車種シリーズ表示記号です。
よく見かけるのは、社外品を取り付ける際に適応しているかどうか、この型式で適応表に記載されていたりします。
オーリスの場合、E18系とか、180系とか書かれていることもあります。
NZE181H : 1NZ-FE エンジン搭載車 (2WD 1.5L)
NZE184H : 1NZ-FE エンジン搭載車 (4WD 1.5L)
ZRE185H : 8NR-FTS エンジン搭載車 (2WD 1.2L)
ZRE186H : 2ZR-FAE エンジン搭載車 (2WD 1.8L)
ZWE186H : 2ZR-FXE エンジン搭載車 (2WD 1.8L)
感覚的には、末尾が H が日本で R がオセアニア、 L が北米のようです。欧州はL、あるし R もある…もしかすると、これは右ハンドル、左ハンドルを表しているのかも。
次の
B…は、車種表示記号です。
B : オーリス

ちなみに、北米版のSCION iM は型式記号が
ZRE186L-AHXNPA でした。
A はカローラ※ か SCION iM を表示する記号なのでしょう。
※オーリスは一部の国や地域…オーストラリア、ニュージーランド (豪州) では、COROLLA Hatch、U.S.A、カナダ (北米) では、 COROLLA iM (北米の若者向けブランド 『サイオン』 があった時は SCION iM) の車名になっています。
H…は、ボディー形状表示記号で5ドアです。
X…は、変速機 (トランスミッション) 表示記号です。
X…無断自動フロアシフト。いわゆる CVT。
F…6速手動フロアシフト。いわゆる MT。
N…はグレード表示記号
N : 150X (1NZ-FEエンジン) / HYBRID (2ZR-FXE)、180S (2ZR-FAEエンジン、無段自動フロアシフト)、RS (2ZR-FAEエンジン、6速手動フロアシフト)、120T (2NR-FTSエンジン)
ここはよくわからないのですが、ほぼ全部ですね。ハイブリッドも同じようです。
Z…は、原動機 (エンジン) 仕様表示記号
K : DOHC、EFI (1NZ-FE)
Z : DOHC、EFI、D-4、ターボチャージャー付き (8NR-FTS)
P : DOHC、EFI (2ZR-FAE)
B : DOHC, EFI, アトキンソンサイクル(2ZR-FXE)
最後の
-T または (T) …は、トヨタ社内設定形式表示記号です。
P : パッケージなし (トヨペット店)
Q : “Sパッケージ” (トヨペット店)
S : “Sパッケージ” (ネッツ店)
F : “Cパッケージ” (トヨペット店)
C : “Cパッケージ” (ネッツ店)
R : “RSパッケージ” (トヨペット店)
T : “RSパッケージ” (ネッツ店)
V : “G パッケージ” (ネッツ店)
G : “G パッケージ” (トヨペット店)
となっています。
型番って、ちゃんと意味があるんですね。同じオーリスに乗られている方のお役に立てば幸いです。
【関連ブログ】
素人 SQUARE が語る、車両型式の話。 - 2012年01月19日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/25197673/
--- 付録
2代目オーリスの車両形式記号(国内)一覧
※2016/11月現在でわかる範囲
(後期)
・
HYBRID “G Package” DBA-ZWE186H-BHXNB-V
・
HYBRID DBA-ZWE186H-BHXNB
・
120T “RS パッケージ” DBA-NRE185H-BHXNZ-T
・
120T DBA-NRE185H-BHXNZ
・
RS DBA-ZRE186H-BHFNP
・
180S DBA-ZRE186H-BHXNP
・
150X “S Package” DBA-NZE181H-BHXNK-S
・
150X DBA-NZE181H-BHXNK
・
150X “C Package” DBA-NZE181H-BHXNK-C
・
150X “S Package” 4WD DBA-NZE184H-BHXNK-S
・
150X 4WD DBA-NZE184H-BHXNK
・
150X “C Package” 4WD DBA-NZE184H-BHXNK-C
・TRD 特装車 Brick Lane (ブリックレーン)
・
HYBRID “G Package” DBA-ZWE186H-VPNYNV
・
HYBRID DBA-ZWE186H-VPNYN
・
120T DBA-NRE185H-VPNYN
・
180S DBA-ZRE186H-VPNYN
・
150X “S Package” DBA-NZE181H-VPNYNS
・
150X “S Package” 4WD DBA-NZE184H-VPNYNS
※トヨペット型式 (後期の 2016/04~ のみ)
・
HYBRID “G Package” DBA-ZWE186H-BHXNB-G
・
HYBRID DBA-ZWE186H-BHXNB-P
・
120T “RS パッケージ” DBA-NRE185H-BHXNZ-R
・
120T DBA-NRE185H-BHXNZ-P
・
RS DBA-ZRE186H-BHFNP-P
・
180S DBA-ZRE186H-BHXNP
・
150X DBA-NZE181H-BHXNK-Q
・
150X DBA-NZE181H-BHXNK-P
・
150X “C Package” DBA-NZE181H-BHXNK-F
・
150X “S Package” DBA-NZE184H-BHXNK-Q
・
150X 4WD DBA-NZE184H-BHXNK-P
・
150X “C Package” 4WD DBA-NZE184H-BHXNK-F
※トヨペット型式での TRD 特装車 Brick Lane (ブリックレーン) の型式記号は不明。(未調査)
(前期)
・
RS “S Package” DBA-ZRE186H-BHFNP-S
・
RS DBA-ZRE186H-BHFNP
・
180G “S Package” DBA-ZRE186H-BHXNP-S
・
180G DBA-ZRE186H-BHXNP
・
150X “S Package” DBA-NZE181H-BHXNK-S
・
150X “S Package” 4WD DBA-NZE184H-BHXNK-S
・
150X DBA-NZE181H-BHXNK
・
150X 4WD DBA-NZE184H-BHXNK
・
150X “C Package” DBA-NZE181H-BHXNK-C
・
150X “C Package” 4WD DBA-NZE184H-BHXNK-C
・
特別仕様車 150X “ブラキッシュラウンジ” DBA-NZE181H-BHXNK-L (時期:2014/05-2015/03)
・
特別仕様車 150X “ブラキッシュラウンジ” 4WD DBA-NZE184H-BHXNK-L (時期:2014/05-2015/03)
フロントエンブレムについて
後期は2015年4月から始まって、途中で、トヨペット扱いができるようになった関係から、後期の方はネッツ店エンブレムからトヨタ CI エンブレムの流用が可能かと思われます。逆もしかりで、現行車種からネッツ店用のエンブレムにしたい方も (もしかしたら) いらっしゃるかもしれませんので、エンブレムの品番を記載しておきます。ついでなので、今年で終わった北米の若者向けトヨタブランド『サイオン』のエンブレムも国内で買えるようなので、そちらも記載しておきます。
【フロント】
○(後期)
・(TOYOTA) 75301-12500 ラジエーターグリル (フロントパネル) エンブレム 税別 2,800円
・(Netz) 75301-12510 ラジエーターグリル (フロントパネル) エンブレム 税別 2,570円
・(SCION) 75301-12520 ラジエーターグリル (フロントパネル) エンブレム 税別 2,960円
○(ハイブリッド車)
・(TOYOTA) 75301-12530 ラジエーターグリル (フロントパネル) エンブレム 税別 2,800円 ※後期
※ただし、欧州では前期にもハイブリッドがありましたので、前期用のハイブリッドエンブレムはあると思います。
○(前期)
・(TOYOTA) 75301-12460? ラジエーターグリル (フロントパネル) エンブレム
・(Netz) 75301-12480 ラジエーターグリル (フロントパネル) エンブレム 税別 2,960円
※後期用の前期流用可否は現時点で調査していません。
おそらくこれだろうと言う品番は調べましたが国内では購入ができず、最悪の場合、欧州、オセアニア用のエンブレムをヤフオクや輸入や輸入販売をやっている業者さんを探すことになります。ただ、仕向地がオセアニア分はおそらく日本で作っていたと思われますので、品番がわかれば日本で買える可能性があります。 (購入できるかは未調査)
【リア】※ リアは前期と後期では異なり、前期が大きいエンブレムになっています。
○(後期)
・(TOYOTA) 90975-02069 シンボルエンブレム 税別 2,190円 (時期:2015/03-) ※後期
・(SCION) 75441-12A90 シンボルエンブレム 税別 1,930円 ※後期とサイズが同じ
○ハイブリッド車
・(TOYOTA) 75403-12060 シンボルエンブレム 税別 1,960円 (時期:2015/03-) ※後期
※ただし、欧州では前期にもハイブリッドがありましたので、前期用のハイブリッドエンブレムはあると思います。
○前期
・(TOYOTA) 90975-02072 シンボルエンブレム 税別 1,830円 (時期:2012/08-2013/02)
・(TOYOTA) 90975-02064 シンボルエンブレム 税別 1,830円 (時期:2013/03-2015/03)
(2018/02/11 20:31 追記)
エンブレムと言えば、後期のネッツ→トヨタマーク換装とか、今は無き、北米の若者向けブランド SCION のエンブレムに変える、iM のエンブレムを付け足すというのは割とよくみかけますが、オセアニアのカローラのエンブレムに変える人っていないな~なんて思いまして。
でも、もしかしたら品番と価格がわかれば、オーストラリア / ニュージーランド仕様にする!…という方もおられるかもと思って調べてみました。

話が前後しますが、オセアニアではオーリスはカローラの車名で販売されています。(詳しくは
過去のブログにわかる範囲で情報をまとめています。)
写真のバックドアの左側、「TOYOTA」 ロゴタイプ:品番 75441-12880 (税別)1,880円 設定は前期のみかな?
写真のバックドアの右側、「COROLLA」 ロゴタイプ:品番 75442-12A01 (税別)1,880円
・75442-12B50 iM エンブレム
過去に調査したのですが、
調査時点での熊本共販の回答は、在庫はあるが、国内向けの価格設定がない。購入には車検証が必要です、とのこと。=日本で iM を逆輸入して乗っている人なんておそらくほとんどいないだろうから、購入は絶望的です。ネットオークションでは価格が高額 (5千~1万円台) ですが見かけます。
(見出し写真の出展について)
Toyota New Zealand Web サイトの写真を掲載しています。