こんばんは。
きょうのブログは、個人的には
ビッグニュース!!
そのため、いつもの本題と関係の薄い導入の話をすっ飛ばして、すぐに本題に入りますが…
昨年 (2023年) の 10/16 から、トヨタの Web サイトで…
ついに、トヨタ純正用品 (ディーラーオプション) の取付要領書・型紙・説明書が!
ついに、トヨタ純正用品 (ディーラーオプション) の取付要領書・型紙・説明書がぁ!!
ついに、トヨタ純正用品 (ディーラーオプション) の取付要領書・型紙・説明書がぁぁーー!!!
閲覧・ダウンロードができるようになってました!!!!
大事なことなので3回書いてみました。 (タイトルも含めたら4回か)
ここ、明日のテストに出ま~す (笑)
これの何がすごいことなのかは、このブログの後半でお話しするとして、まず最初にサイトへの行き方から。
(このブログではパソコンから閲覧する手順をお伝えしていますが、スマートフォンの場合でもほぼ同じです。)
トヨタの企業サイト「ではない」どちらかというといつものサイトを開きます。
→
https://toyota.jp/index.html

右上のサイトメニュー『≡』 (赤矢印) をクリック (タップ) します。

サイトメニューが表示されたら『アクセサリー』をクリック (タップ) 。

表示されたサイトをスクロールすると、この『アクセサリー取扱説明書』が表示されるので、赤で囲んだところをクリック (タップ)。

すると『
TOYOTA/LEXUS 用品資料WEB』サイトが表示されました。
直アドレスでここまで来ることもできます。
(じゃあ最初からそれを教えろって?)
https://manual-accessories.toyota/CAWeb/index.html
とりあえず今回は赤線で囲んだ『一般用品 取付要領書・取扱書』をクリック (タップします。)

するとこの画面が表示されますので、『TOYOTA』タブでトヨタブランド車か『LEXUS』タブでレクサスブランド車を最初に選び、閲覧対象の車名を選びます。今回は例として①『TOYOTA』タブでトヨタブランド車 → ②『ア行』を選び、その中の③『オーリス』を選んでいます。 (このとき画面内の『販売中、販売終了』のチェック (青枠で示したところ) を変更することで表示される車種を絞り込むことができます。)
スマートフォンの場合は、

この画面が表示されますので、今回はこちらもパソコンと同じく①『TOYOTA』タブでトヨタブランド車 → ②『ア行』を選び…

③オーリスが出るまでスクロールして選びます。
すると画面が下方に自動スクロールして、

用品一覧表が表示されます。 (スマートフォンの場合は画面内に一覧表が入りきれないため、見えない部分は左右にスクロールしてみてください。)
オーリスの場合、車両の販売が終わってかなり時間が経過しているため、自動的に販売終了にチェックが入っています。また選んだ車種によっては、トヨタブランドの純正用品 (トヨタの GR パーツを含む)、トヨタカスタマイジング&デベロップメントの モデリスタ / TRD / GR パーツなどが一緒に掲載されている場合があるため、それらを絞り込んで見やすくすることができますが、オーリスの場合はブログアップ時点で純正用品のみが掲載されているため『TOYOTA』だけが表示されチェックが入っている状態です。
あと車名で分けてあるため、初代オーリスと、2代目オーリスの全てが表示されています。
(24/06/25 8:40 追記)
もう一つ。大事なことを書き忘れていました。
それは…
この一覧 (画面) から純正用品の品番がわかること!
納車後にあとで買い足したいとき、補修で買い直したいとき、私みたいな DIY 派、純正用品・部品流用派が買いたいときの重要な情報です。(補修について詳しくは後ほど。)
---
ということで…
ついに表示されました!! (^_^)
お試しで、
ウェルカムライト 15/3~ 品番:08533-12010 の『
取付要領書』を開いてみましょう。クリック (タップ) すると
PDF ファイルが開きます。

開いたファイルはこんな感じで配線取り回しの概要や、作業手順、必要な道具、そして…

電装品の場合だと、巻末には配線図も掲載されています。 どこから電源、信号をとっているのか、割り込み、分岐をするにはどうしたらいいのか? などはこの図から判明します。
ただし、どの部分がどの電圧で駆動しているか…たとえば、ウェルカムライトの灯体は 12V ではなくて 5V (だと思いますが) で点灯しているため、灯体 (光る部分) を 12V に直接つなぐと破損しますが、そういった情報は配線図中に直接の記載がありませんので、これまでの内容や図中の端子名称、テスターなどで実測するなどして調べる必要があります。
また、最初のページには、

補修部品単体または補修キットの品番が設定されている場合もあります。
↑この用品には補修部品単体の品番はありませんが…

用品が変わるとこんな感じで設定がある場合もあります。
これで、使用しているディーラーオプションの故障している部分を注文することもできますし、もちろん流用することも可能です。
あ。この時点で一つだけ注意点を。
注文した部品は一般的な部品と同じでいかなる場合でも返品ができませんので、流用する場合はご使用内容にあっているか調べ尽くしてからのご購入をおすすめします。
---
安心したところで一旦 PDF ファイルを閉じて…。
どうでした?
この取付要領書は、これまでだと純正用品と一緒に箱などの中に印刷物として入っていて、ディーラーが納車前に取り付ける際に使用しているものです。
こちらはほとんどの場合、お客様に渡さず廃棄されている説明書です。ちなみに事前にディーラーに伝えておけばもらえる場合がほとんどだと思います。どうせ捨てられるモノなので。(本来であれば、用品に含まれている = この取付要領書に対してもお金を払っているためもらえて当然のはず。)
それで、先ほどの PDF ファイルを一通り見ていただくと解られたと思いますが、これ…

作業に関連する
内外装のばらし方、復元のしかたが書いてあるのです。
お得と思いません?
クルマいじりに興味がある方、これからクルマいじりを楽しみたい方の資料としてはうってつけ。
これを捨てていたなんて、もったいない!
私はこういうのがあることは知っていたのでオーリスの時はもらってましたけどね。 てへ♪ (*^_^*)
それが、ついに
Web でだれでも見ることができるなんて、トヨタすごいです! もう、ふとっぱら。モリゾウさん、章男会長ありがとう!
この取り組みは、クルマ好きを増やそうとしているのがよくわかる取り組みだと個人的には思っています。
よく動画で言われていた
できない理由を考えるんじゃない、どうしたらできるのかを考える。
まさにそれを具現化したような取り組みです。
こんなことされたらトヨタから離れられないだろ~。トヨタファンになっちまうだろ~。 (元からファンだけど。)
それに、少しうがった考え方ですが、クルマに詳しい方だと用品を自分で取り付けようとする方もいるかも。
そうなると、ディーラーは物販だけになり作業費のうまみはなくなるかも知れませんが、ディーラーの残業時間も減ってスタッフやメカニックの方の負担も減る「急がないといけない」的な圧力による不正も無くなるってモノです。(通常だと工賃は取られるとはいえ、装着完了までに時間がかかるとどんどん利益は薄くなり、最悪マイナスになりますからね。 作業時間を極力短縮して早期納車、高回転でたくさんさばかないと利益は上がらない。 納車が速いとお客さんも喜ぶ。)
それでもクルマに詳しくない方の方が大半。利益への影響の量は限定的でしょう。作業量がちょうどいいバランスになるかもしれないし、残業代が減ってむしろ利益が上がるかもしれない。
スタッフさんたちの家族と過ごす時間が増えるかもしれない。
それに、クルマに詳しい方は修理を自分でやろうという人も今後増えるかも知れない。
壊れた時の部品の注文も、取付要領書を見れば補給品番が書いてあるモノもあるので注文しやすいかも。 (ディーラーが調べなくてよくなるので受付時間が短くなる。)
取付要領書がオンライン化されたことで紙の消費も減るかもしれない。
なんか、悪いことよりもいいことの方が多い気がする。
ただ1つだけ注意点。
用品の保証は、ディーラーやディーラーが取引している業者が取付をしたときに限って3年6万km保証 (グループ会社等の用品は1年2万km) が発生するため、自分で取り付けたとき、特に取付時のミスは何ら保証がない自己責任であることは、肝に銘じたほうがいいかと思います。
https://faq.toyota.jp/faq/show?id=4850
>例え、製造上の不具合であっても、保証修理をお受けすることはできません。
これは、購入してすぐ作業に取りかかる前に壊れていたモノなどはさすがに交換してもらえると思いますが、作業を始めるとそれが元々の不具合なのか、作業者 (ユーザー) のミスによるものなのか判別が難しい場合もありますし、取付後もそれが作業者 (ユーザー) のミスや誤った作業で発生した故障、誤動作、不具合なのかがわからない。
そもそもユーザーは当たり前ですがディーラーの人ではないためそんな技術水準がどのくらいあるかわからない他人様が行った作業まで保証できないってことです。 (例えばディーラーが取り付けた電装品の接続不良で火花が散ったり、電源が切れたり入ったりなどがあれば、それは壊れた部品を直すまで、ちゃんと動くまで保証してくれますが、どんな作業をしたかもわからないユーザーの保証はできない。作業内容まで含めた保証です。)
とはいえ、内容次第では対応してくれる場合もあるかもしれません。あくまでそういった保証が無いことを承知の上で相談するのはありだと個人的には思っています。
それがいやなら、面倒なら作業を依頼して作業費をお支払いすることです。
なので用品ごとに選ぶのもありかもですね。これはお願いして、これは自分でとりつける…とか。

そうそう、ご自身で取り付ける場合、型紙もこのサイトからダウンロードできます。

たとえば、ウェルカムライトでドアミラーに穴開けするときのやつとか、
コーナーセンサー取付でバンパー (バンパーカバー) に穴を開ける時の型紙 (
上図) など。
PDF ファイルはほとんどの場合、印刷も実寸で出力されるはずなのでミスが起こりにくいはずです。 (念のため作業前に寸法があっているか確認をしてください。)
事故や接触でバンパー壊した (壊された) ときの修理で、『この型紙を使ってくれ~』とディーラーや街の板金屋さんに渡しておけば変なところに穴開けされる心配も多少は少なくなるかと思います。(説明書 (取扱書) も渡しておくとよりよいかと思います。)

そのほかとしては、使い方の説明書 (取扱書) もダウンロードできます。(これはこれまでも納車時にお客様に渡されるモノです。)

トップ画面に戻るときは、タイトル (赤矢印) をクリック (タップ) すれば、戻ることができます。
トップ画面では、例えばみんカラやネットショップ、ネットオークションなどで品番がわかっている場合、画面真ん中の『品番検索』すれば、そこから呼び出して閲覧することもできます。
…と、まあ、トヨタ純正用品 (ディーラーオプション) の取付要領書・型紙・説明書が Web でも見ることができるようになったよ!というブログでしたが、いかがだったでしょうか?
今後もこのような取り組みが増えるといいな~と個人的には思います。
次は、カーナビとその関連品や ETC などの取付要領書もみることができるようになったらいいのに…と思っています。クルマに好きを増やすために。 ぜひ、よろしくお願いしますね、トヨタさん。
だってもっとクルマのこと、楽しみたいじゃないですか!
【関連ブログ】
・気がつかなかった! こんなところにもオンライン化 (サブスクリプション) の波。- 2024年01月14日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/47472428/
※修理・整備・メンテナンスに必要な情報やカスタマイズに必要な情報が得られます。ただし 22,000円 / 月で高いよ~。