3月18日(日)から21日(水)まで、香川県~しまなみ海道、瀬戸内を旅していました。
勘のいい方ならお気づきでしょうが、瀬戸内海と言えば
”多島美風景”
今回の旅はボクの大好きな多島美風景を瀬戸内海で巡るのが最大のテーマであります。
旅の初日は高松市内にて宿泊。残念ながら日曜日は大荒れの天候で、朝から大雨でした。事前に天気予報でこうなるのは容易に想像できたため、この日は香川野池にて一日バス釣りを楽しむことに。
例年この時期のバス釣りは、産卵前のプリスポーンで非常に楽しい釣りが出来るはずですが、今年の冬は特に寒く気温が上がらなかったためかかなりの苦戦を強いられました^^;釣れたバスのコンディションもあまり良くなさそう。
クランクでストラクチャーにひっかけヒラ打ちのリアクションで無理やり口を使わせるか、ボクの十八番、テキサスリグでブレイクにわざとひっかけ外れた瞬間のリアクションで口を使わせる、これ以外に釣れる方法がなかったのだ。(ボクの腕では^^;)
とにかくバスに口を使わせるのが非常に難しく、タフコンディション。はっきり言って2月下旬の頃の釣りの感覚。釣れたからまだしも、もうちょっと楽な釣りを楽しみたかったものだ。かといってライトリグをちまちまする性格ではないもので(笑)
さて、3月19日(月)高松市内にて朝を迎える。
天候は雲が多いものの、朝方までの雨と風が強いことも手伝い稀に見るクリアな眺望。早速、屋島ドライブウェイを走り屋島を訪れてみる。
屋島寺から程近い展望台にて高松港、高松市内を望む。
ここ屋島には学生時代を含めて何度も訪れているが、ここまでクリアな眺望は初めて。。ここから瀬戸大橋が眺望できるなんて初めてだ。瀬戸内は霞みが出てしまうことが多かったので、これには驚き・・・
四国八十八箇所霊場の第八十四番札所である屋島寺。ここで旅の安全を祈願。なんとも言えない雰囲気です。
よし、せっかくのクリアな眺望なので、北嶺の先端部にある遊鶴亭まで訪れてみよう。駐車場から片道およそ2.5kmの距離にあり遠いが・・・今度いつクリアな瀬戸内を望めるか解らんしね。
整備された登山道をトコトコ歩き、目的地に到着。期待通り素晴らしい眺望だ!
左手前の島が女木島。右手前が男木島。そして対岸の岡山県まで実にスッキリした眺望。これには感動である。女木島の奥に隠れるご存知!アポロチョコレート島(本名は大槌島)がなんか新鮮^^。
ここ、遊鶴亭から望む備讃瀬戸の多島美は素晴らしい。
もしもクリアな視界の瀬戸内、屋島に巡り会えたならば是非ともここまで足を運ぶべきだ(駐車場から結構な距離はあるが)。先端に位置するため余計な障害物に邪魔をされない視界320度の大パノラマを一望できる。瀬戸内海国立公園で随一の眺望が望めると書かれていたが、異論は無い。
なんだか凄いことになってる五剣山。山麓では日本三大花崗岩として有名な庵治石が採石されているからだ。
毎度のことだがボクの旅はほんとスローペース。時刻も午後になろうかというところ。なぜここで4時間近くも浪費したのか甚だ不思議ではあるが、まぁクリアな眺望の瀬戸内に巡りあえたのだから仕方ない。
とりあえず当日の着地点は荘内半島、紫雲出山(しうんでやま)として今治のホテルを予約した。
次に訪れたのは五色台。ここも何度も訪れているがなぜか好きな場所だ。
ちょっと雲が多くなってきたものの、五色台から望む瀬戸大橋。地味だけどなぜかこの風景が好き。
そしてご存知!アポロチョコレート島(本名は大槌島)が近くに望める展望台へ。
なるほど、ここからだと手前にある小槌島と仲良くセットで望めるのね。これは有り難い。本当に面白いカタチをした島である。
最後に当日の最終目的地である荘内半島目指して走る。
本来ならば途中、大好きな讃岐うどんを堪能したいところだが、スローペースな旅のおかげであえなく断念。コンビニのサンドウィッチで泣く泣く我慢することとする。実に不本意ではあるが仕方ない。
丸亀市内の渋滞を潜り抜け香川県道234号大浜仁尾線、232号紫雲出山線を走り香川県の北西の端、荘内半島、紫雲出山に到着。
駐車場から程近い展望台が一番の眺望スポットであるのはthreetroyさんのドライブレポートから情報を仕入れていたものの、まずは山頂展望台へ訪れてみることに。
山頂展望台から広島県福山市、因島方向を望む。眼下に広がる島々が笠岡諸島だ。
備後灘に沈みゆく太陽。
残念ながら雲が多く、綺麗な夕陽は望めそうにない。。駐車場近くの展望台へ戻る。
threetroyさんのドライブレポート通り、紫雲出山の展望が素晴らしいのは駐車場から一番近い位置にある展望台であろう。栗島、志々島を望む素晴らしい展望である。多島美風景ここにありといったところであろうか。
夕暮れまでこの美しい風景を眺めていました。うん、四国もまだまだ知らない所があるものだ・・・
暗くなるまでここに居続け、宿泊先の愛媛県、今治へと向かいました。さて、明日は広島県と愛媛県の玄関口、今治としまなみ海道をくまなく巡る旅となります(次回に続きます)