5月2日(水)
旅の5日目を鹿児島市にて迎える。
鹿児島市から指宿へ向かうには指宿スカイラインが定番だが、当日の天候は山側は雲が多く眺望は望めなさそう。海沿いを行く国道226号をまっすぐ南下し、指宿を目指す。
国道226号から鹿児島県道238号下里港宮ケ浜線に入り、魚見岳へ。
指宿市街を見下ろす。当日もまたクリアな眺望で気持ちいい。対岸の大隅半島、佐多岬までクッキリ見えている。
そして知林ヶ島を見下ろす。
ん?よく見てみると砂州が出来ている?島へ歩いている人々も確認できる。
干潮時には砂州の出現により歩いて渡れる対岸の知林ヶ島。当然、ここを確かめに行くしかないでしょう^^。
砂州の入り口である田良岬へ到着すると、案内板がありました。
時刻は朝の10時を過ぎたところ。砂州が消えるまでまだまだ時間的な余裕はある。早速、知林ヶ島へ向けて歩く。
知林ヶ島へ到着し、地元の方から簡単なレクチャーを受けいざ無人島の知林ヶ島を散策することとする。
遊歩道をしばらく登り、最初の展望台に到着。先ほど歩いてきた田良岬と砂州、指宿を望む。電波塔が見える山頂が、魚見岳だ。
地図によると近くに灯台があるらしい。迷わず灯台へ。
これが知林ヶ島灯台。
周りが木々に覆われ、灯台から海を望めなかったのが残念。しかし灯台へ辿り着くことがある種の目的なので、ここを訪れることに意味がある。一つの達成感を味わいたかったのね。
灯台を後にし、島の北部にある展望台にも訪れてみた。
錦江湾と小島を望む。ここへきてようやく、久しぶりに綺麗な青空を見た気がする^^;桜島は雲の中か、望むことが出来なかった。
展望台から田良岬、砂州、指宿、佐多岬を再び望む素晴らしいロケーションの中にあります。う~~ん、気持ちいいなぁ~♪風景がいかにも南国って感じやねん^^
島内には沢山のアサギマダラが飛んでいました。羽を広げてくれるととても鮮やかで美しい蝶なのですがキュッと羽を閉じてマス^^;
関西ではあまりお目にかかれないアマギマダラ。ついつい夢中になって追いかけているといつしか時刻は12時過ぎ。
砂州が消えるのは12時30分と書かれていたのを思い出し、大急ぎで引き返す。
最初の展望台から再び砂州の状況を確認する。
この時点で時刻は12時30分を過ぎようかというところ。確かに砂州の一部がなくなり始めているのが解る。みなさん一斉に引き上げている模様。やっばい^^;
砂州の入り口である田良岬へ大急ぎで引き返す。
先ほど展望台から見たとおり、砂州の一部は既に冠水していました。海水で盛大に靴が濡れてしまったがGORE-TEXのトレッキングシューズに助けられ、中まで濡れずに不快にならないのは流石だと感心・・・
冠水した部分を渡りきりホッと一息ついたところで知林ヶ島を見届ける。
ちょっと最後はハラハラでお粗末だったなぁ^^;色んなことを一度に経験して、非常に中身の濃~い初めての無人島散策となりました(笑)多分、この日の出来事は一生忘れられないものとなるでしょう。
しばしの休息を取り、再び池田湖へ訪れてみた。
正面にある開聞岳は分厚い雲に覆われている。どうもこのあたりは天候に恵まれない。
湖畔にはハナビシソウが一面に咲き誇っていました。本来ならば正面に開聞岳の勇姿を望めるのだが・・・
大野岳や西大山駅にも再訪したかったが、開門岳は残念ながら望めない状況。
ここまで訪れて美しい山容の開門岳を望めないなんてショック・・・
当日の宿泊地は対岸の根占。早々に今日は見切りをつけ(完全に気落ちしてしまった^^;)、16時出港のフェリーなんきゅう最終便に乗船し移動距離の大幅な短縮を図る。
指宿・山川港から対岸の根占を結ぶフェリーなんきゅう。1日に4本しか便数が無く、繁忙期には乗船できないこともあるらしいので注意が必要だ。
ボクは出港1時間前に山川港へ着いたのだが、既に先行車が10台以上並んでおりギリギリでした^^;これに乗船したら、対岸の根占港に着いてすぐそこが本日の宿泊地。乗船できるか否かで天国と地獄である(大袈裟ですね^^;)
デッキから薩摩半島・知林ヶ島を見届ける。つい先ほどまで、あの無人島に上陸し、散策を楽しんでいたのだ。洋上から見ると案外、島が離れて見えるね。
17時に根占港に到着するも、天候も曇り空。どこにも寄る気は起こらずまっすぐ、宿泊地に向かいました。
さて、明日は大隅半島と日南海岸を巡る旅となります。(次回へ続きます。)
5月1日(火)
旅の4日目を長崎県佐世保市にて迎える。
当日の天候は曇り後雨の予報。午前中はなんとか天候がもちそう。
まずは南九十九島を展望する地、石岳展望台へ向かう。
駐車場から山道を登り、展望台へ。昨日から降り続いた雨のおかげか、気持ちいいほど実にクリアな眺望。
ここ石岳展望台は日本の美しい風景の代表的なものとして、映画「ラスト サムライ」の冒頭シーンにも用いられた地。
南九十九島を展望する展海峰と並びボクの大好きな風景だ。
当日の朝食はここ、石岳展望台にてサンドウィッチをいただくことにする。
この風景を眺めながらサンドウィッチを食べる贅沢。。旅ならではの楽しみ方だ。
そして昨日も訪れた展海峰へ。
残念ながら当日も朝から天候は回復することはなかったが、雨上がりの、まるで手に取るかのようなクリアな眺望を得られたのだから文句は無い。
新緑の青々とした島々もイイ感じ。
いつまで眺めていても飽きない美しい風景。思わず息を呑む風景っておそらくこの事を言うのだろう。
さて、時刻は午前10時過ぎとなったのでそろそろ次なる目的地へ向かうこととする。
今回は新年訪れることのなかった島原半島・雲仙普賢岳へ訪れることとする。仁田峠、島原まゆやまロードを訪れたかったのだ。
佐世保中央ICから西九州自動車道へ入り、長崎自動車道へ。諫早ICを降り、R57、R251、R57と走り仁田峠循環道路に入る。
道中、いくつかの展望台へ寄ったのだが、いまひとつパッとしない展望地だったので本当に寄っただけ、という感じである。
仁田峠循環道路の途中にある有名な展望台。
このように駐車場のすぐ側から、普賢岳(写真正面左の低い山頂)と平成新山(右の高い山頂)の雄姿を望むことができます。
なんだか凄いことになっている平成新山の山頂。
この荒れた山容を間近で見るのはなかなか迫力があるもの。
ふと島原湾に目を向けると、天草松島が綺麗に見えているではありませんか!
なるほど、地理をおさらいすると島原半島と天草ってとても近かったのね。どこか見覚えのある天草松島の風景を望むのはなかなか楽しかったです。
仁田峠循環道路を走り終わり、R389を南下、再びR57へ戻り島原まゆやまロードを目指す。
途中、過去の大火砕流による熱風により被災した校舎をそのまま保存した旧大野木場小学校へ訪れてみた。
島原半島・雲仙普賢岳と言えば今や観光地として栄えているものの、かつては火山災害で甚大な被害をもたらした地でもある。その痕跡をどうしても見てきたかったのだ。
この建物が旧大野木場小学校だ。グラウンド側の窓ガラスは全て割れてなくなっている。
こちらはその反対側。
窓ガラスの割れ方が、当時の災害のすさまじさを物語っているような気がした。火砕流の直撃は免れたものの、その熱風で廃墟と化してしまったわけである。
隣に見える建物は大野木場砂防みらい館であり、写真・パネル等による災害の状況・復興の様子などが見学できる。こちらの見学も是非ともおすすめしたいところだ。
旧大野木場小学校を後にする頃には雨が降り始めてきた。少し気落ちしつつも島原まゆやまロードへ入る。
正面に平成新山、右手に眉山を望む素晴らしいロケーションで出迎えてくれる。
眼下に、さきほどまで滞在していた旧大野木場小学校が見える。復興工事の様が見てとれます。
そして平成新山展望園地へ。
木々がほとんど生えていない場所は火砕流が流れた痕跡であろうか・・・この地を訪れ過去の大規模な火山災害が信じられないほど、復興を遂げていると思いました。次に訪れる際は是非とも、雲仙温泉に浸かりたいものだ。
当日の宿泊地は鹿児島市。雨も強くなってきたためここで退散することとする。
念のため有明フェリーにTelし、空席状況を確認。GW期間中から空きがあるか少々不安だったが、比較的余裕があるようだ。多比良港から有明フェリーに乗船、熊本に渡り鹿児島を目指す。
ユリカモメが追いかけてくる・・・のは、船上からパンをあげている人がいるから^^;動体撮影の練習にもなりました。
熊本に渡り、菊水ICから九州自動車道を南下。およそ200km離れた鹿児島市へ向けて、雨の中夜の高速をひた走りました。
さて、明日からは鹿児島を舞台とした旅が始まります。(次回へ続きます)
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