1月7日(土)
九州上陸6日目を長崎県、佐世保市にて迎える。
南九十九島の美しい風景を一刻も早く見たかったので夜も明けぬ時間にホテルを出ようとするも、愛車の異変に気付く^^;
あっちゃー完全に凍ってマス。。夜の冷え込みが非常に厳しく、佐世保市は朝方氷点下3℃まで冷え込んだとのこと。
ウインドウオッシャーも当然まったく役に立たず、エンジン暖めてエアコンの温風をガラスにあてなんとか融かしやっとこさ出発。早朝からとんだハプニング。
まず昨日の夕方に訪れた、南九十九島を展望する石岳展望台へ訪れる。
朝の南九十九島。凛とした冷たい空気のなか、湾内に沢山の島々が浮かぶ・・・
余計な説明は不要。美しすぎるものこの風景
そして展海峰へ。
九十九島クルージング船、パールクィーンが遊覧する。洋上のパールクィーンから見る九十九島の風景ってどんなだろう。一度は乗船してみたいものだ。
いつまで眺めていても飽きない美しい風景。今日もまた、この風景に巡り会うことができ、本当に良かった・・・
驚くことに時刻は午後になろうかというところ。石岳展望台と展海峰だけでなんと5時間近くも過ごしたことになる。今日は平戸、生月島まで訪れなければならないのでさすがにちょっとマズイよ。
しかしお腹がもの凄く空いていたので、展海峰駐車場近くにあった南九十九島名産の焼き牡蠣を食べることに^^。牡蠣、とりわけ焼き牡蠣は大好物。
火の周りに牡蠣を置き(殻が焦げないために)、殻が開いたタイミングで食べます。も~美味しかったの一言!磯の香りが口の中で広がるのは焼き牡蠣ならでは。思わずビール注文したくなったよ^^
さて、お腹も満たされたところで出発。
北九十九島へ向かう途中、長崎県道18号佐々鹿町江迎線を走り本土最西端の地、神崎鼻へ。
長崎県佐世保市小佐々町、神崎鼻。
ここ、神崎鼻を訪れたことでめでたく本土四端完全制覇となりました。愛車との旅を愛する者としてひとまず大きな目標達成といいますか、一区切りがついた感じです。ちょっとだけ貫禄がついたような。やっぱり嬉しいものだね。
でもここ神崎鼻って全然最果て感がないね。真正面にこれから訪れる平戸島が見えるから、ここ本当に本土最西端?って疑いたくなる。本土最西端を示すモニュメントも今ひとつ理解出来ないし・・・ただ海は素晴らしく綺麗。
神崎鼻を後にし、北九十九島を巡る。まずは冷水岳展望台へ。
ちょっと南九十九島の風景とは様変わりする感じ。山肌が急激に海に落ち込みリアス式海岸のそれを強調させてるよう。
北九十九島の絶景を眺めながらのドライブ。旅のメモリーに深く刻まれる瞬間だ。
そして北九十九島を望むもう一つの展望地、長串山展望台へ。
ボクの好み的には、北九十九島の険しい景観よりも、南九十九島のどこか優しい優美な雰囲気の方が好き。どちらも素晴らしい風景であることには変わりないけどね。
さて、時間も押してきているのでここからいっきに平戸を目指して走る。向かうは長崎県の西の果て、生月島だ。この地に存在するという、ドライビングヘブンを味わうために。
平戸大橋を渡り、長崎県道19号平戸田平線を走り生月大橋へ。途中、川内峠や根獅子の浜、平戸風力発電所にも立ち寄りたかったがとてもそんな時間は無かったためまっすぐ生月大橋を渡り目的の場所へ・・・
前評判通り、日本とは思えない光景が広がり、ただただ驚くばかり。。
荒涼とした景観、断崖絶壁の海岸上をうねるように貫くロード。ここが生月島サンセットウェイ(生月農免農道)。threetroyさんが選出するDriving Heaven第三位です。
サンセットウェイを思う存分堪能した頃には夕陽が東シナ海、五島列島に沈もうという頃だった。
日本離れした景観と相まって、ボクはこの時の光景を未だ鮮明に覚えている。忘れられない夕焼けの風景がまた一つ、ボクの中に加わった瞬間だった。
もう辺りが暗くなり始めていたが、最後に生月島の北の果てにある大バエ灯台に訪れてみた。
夕暮れを迎えた大バエ灯台。既に灯がともっていた。。
夕暮れ染まる東シナ海を暗くなるまで眺めていました。生月島サンセットウェイを駆け抜けた余韻に浸りながら・・・
生月島サンセットウェイは噂に違わぬ、素晴らしいロードでした。日本にもこんなロードがあったのかと改めて驚かされたもの。九州っていいですねぇほんと。。
佐世保、九十九島で出会うことができた美しい多島美風景、本土四端を制覇した歓び、生月島サンセットウェイを駆けた興奮を思い出しつつ、最終宿泊地である佐賀県、伊万里へと向かった。
さて、ここで問題です。伊万里と言えば?
そう、伊万里牛!!旅の最終宿泊日に贅沢するのはボクの慣例♪伊万里牛が美味しいと評判のいい、”ステーキハウスつじ川さん”にて特選伊万里牛ステーキセットをオーダー。
マスターに目の前で焼いて頂けるオープンキッチン。テキパキとこなされます。
本日の主役!伊万里牛の登場です。
なんと綺麗な・・・
最後にお決まりのフランべ
そして実食。。
お味は素晴らしいの一言!
口の中でとろける感触。脂は多いハズなのにあっさりしているのは流石です。
マスターも気さくな方で、旅の話などで盛り上がりました。そう、お店の雰囲気も非常にアットホームで温もりがありいいんです♪
美しい九十九島の景観美に酔いしれ、本土四端を制覇し、生月島にてDriving Heavenを堪能し、美味しい伊万里牛を味わった幸せすぎる一日でした。うまくまとまりすぎて、出来すぎな一日で怖いね(笑)
さて、明日が旅の最終日。明日は佐賀県を巡り帰路に着くこととなります。(次回に続きます)
Posted at 2012/04/15 16:06:09 | |
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九州旅行記 | 日記